カルテ番号 む・2(22)
「皆さん、エネルギー的な氣を注いでくれる、と思っているようです。
その部分もあるのですが、そんなものはオマケです。
考えてみて下さい。
御自分の生命力をその時だけ他から補っても、続かないでしょ。
その人の人生はまだまだ長いのです。
エネルギーを補給する方法は、一時しのぎなのです。
大切なのは、本人の生命力が活性する事です」
その通りだと思う。
ナントカドリンクを飲んで、一時的に元気になってもその場だけだ。
そして、そういうモノに頼ると身も心も弱くなる、といわれている。
院長は言った。
「一時しのぎも必要な時があるのですが、本人が元気になるわけではありません。
それよりも、自力とか底力が向上する事が、いろいろな解決にも繋がります。
生命力の活性というのは、生きる事を応援する力と同一です」
院長の話は村木の心に響く。
「生きるのは本人です。
生命力も本人です。
活性するのも、本人側に主導権があるのです」
村木は、自分の衰えからの脱却を他に頼ろうとしていた事に気づいた。
自分で回復しようとしていなかった。
回復してもらえると、勝手に思っていた。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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