カルテ番号 む・2(19)
院長の言葉は断定している。
だが、村木はそれほど期待していたわけではない。
強く思ったこともない。
「お言葉ですが、それほど望んで来たというわけではありません。
失礼ながら、気功というものにも、半信半疑なのです。
それでも、通じてしまうのですか?」
院長は穏やかに頷いた。
「多分・・・その時の村木さんが素直だったのでしょうね。
なまじ、強く思ってしまうと、力みが入ってしまう分、通じないことがあります。
何となく、ここに来たかった、という気持ちが底にあったのではないでしょうか。
村木さんが、宮司さんの話を聞いた時、行きたい、と思ったはずです。
理屈や考えではなく、身体の底の声に従ったのでしょう。
だから、今、村木さんはここにいるのです」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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