カルテ番号 め・3(6)
10年同じ事をすると、多少は自分なりの自論も生まれる。
幾冊か本も読んだ。
たまにTVなどで紹介される場面も見た。
それぞれのとらえ方があるのだろう。
他人に見てもらい、アピールするのも勝手だと思う。
多くの人と、動きを揃えて太極拳をするのも有りだろう。
だが、礼子は最初に院長に言われた言葉が響いている。
生命力を上げる為にするのなら、他人の目は関係ない。
盆踊りやマスゲームをするわけではない。
自分の内部、自分の生命力に目を向ける。
外でする必要はない。
だからこそ、外で出来るようになるのは意味がある。
外で出来ないのは、外を意識しているから。
今年になって、その壁を乗り越えた、と思った。
少し前に、公園で話しかけてくれた女性がいた。
同い年くらいだろう。
礼子とは事情は違うだろうが、壁を乗り越えようとしていた。
いつの間にか、他人の状態がみえるようになっていたのだ。
以前は、自分の事ばかり考えていて、他人の心の思いやりまで気が回らなかった。
そして、あの院長を紹介したのだ。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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