カルテ番号 め・3(10)
表の治療院の看板など錆びている。
お金持ちそうには見えない。
多分、お金を請求するのが苦手な人なのだろう。
「先生は、こうメールで書いていました。
私が回復したら、連絡下さい、と。
だから、今回、やっと先生に会いに来たのです。
ぜひ、先生に、今の私を見てもらいたい、と思いました」
院長は優しく笑って言った。
「そうでしたか。
お礼をされるほどの事はしていませんが、それは、嬉しいですね。
それで、どうします?
気功も体験していきますか?」
礼子は、今までの事を聞いて欲しかった。
「いろいろ、先生とお話したいです」
院長は頷いてから言った。
「お話は気功しながらでも出来ますよ」
院長がそう言うからには、気功するのも意味があるのかもしれない。
「では、お願いします。
私、気功って初めてだから、よくわかりません」
「難しい事は何もありません。
マットに寝て、思うようにお話して下さい」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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