ある気功師・258
この頃(1996)は世界中でサイババブームだったのかもしれない。
とても多くの人達がサイババ謁見の為に並んだ。
何十列もが指示に従って区画に入り座る。
およそ15人×15人くらいだと思う。
つまり、1区画に200人くらいが入る。
その区画が全部で12個くらい。
2000人の上が一回の謁見でアシュラムに入る。
順に座り、自分で選んで座る事はできない。
座ったらそこから動いてはいけない。
つまり、一番外側しか直接サイババに触れる事はできない。
手紙などを渡すのも、せいぜい2列目くらいまでだ。
しかも、サイババは全ての区画の近くに来るわけではない。
壇上から降りない事もある。
インドは男女別だ。
区画も女性側と男性側と分かれている。
私はどういうわけか、一番外側にいた。
龍村ツアーの中でも一番外側は数名だろう。
サイババが何処を歩くのか誰もわからない。
登場の時を、結構ドキドキ待っていた。
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