タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♪ふじは日本一の山~  (世界文化遺産)

2013-06-25 | 風景

日本一の山、「富士山」と静岡市の三保松原が、世界文化遺産に登録決定され、日本

として大変誇らしく嬉しく思うのですが、正直言って「まだ登録されていなかったんだ

・・・」と思った人も多かったのではないでしょうか?

あたまを雲の上に出し    青空高くそびえたち
  四方の山を見下ろして        からだに雲のきもの着て
   かみなりさまを下にきく       かすみのすそのっを遠くひく                                                  ふじは日本一の山         ふじは日本一の山

小学生の頃から慣れ親しんできた、童謡「ふじの山」によって想像は出来ても、「どんな

しい山なんだろう?」と、夢に描いてきた山。 

その富士山を実際に見たのは二十歳過ぎてからのこと、車窓から初めて見る富士は、

像通りの優美な姿、しばし見惚れたものでした。

三保松原から見た富士山を、白砂青松の海岸線と一体のものとするのは、固有の美意

識を持つ日本人としては、ごく当然のこと、当初ユネスコから「三保ノ松原は除外すべし

!」との勧告があったようだが、各国の委員から、「除外すべきではない」との意見が

次いだため、含めたものとして登録されたとの経緯があった様。

それはそうでしょう、富士山を題材にした葛飾北斎や歌川広重の「冨嶽三十六景:赤富

」や「駿河三保之松原」など、浮世絵の世界では広く世界中から愛されている訳で、富

士山は、各国から「日本の象徴」として認知されている証でもあろうと言うもの。

古くから霊峰とされ、取分け富士山頂は神聖視(天高くそびれる)されてきました。

古来、活火山である富士山の噴火を鎮静するために、浅間神社が祭祀されており「富士

仰」が日本人の心の中に脈々と今も息づいている。

わたしは「富士山に登って見たい!」と思いつつも、いまだ一度も登拝したことがありま

せん。

世界遺産登録を機に、富士登山者も多くなるだろうが、私は年に数回機上から、

を雲の上に出し~」た、富士山を拝むことにしています。

           ~今日も良い一日であります様に~