公園を散策しているとヤマモモの実がポトリと落下、愛犬の脳天に命中し真っ赤
に染まり、犬もビックリだが(チワワは神経質で大きく反応する)、当方もビックリした。
この公園の森にヤマモモの木があることを、私は知らなかった。
見上げると、赤く色着いた実が鈴生りになっている。
もう少し時間が経つと赤黒く熟して、ポタリポタリと辺り一面のアスファルトを埋め尽くす
ことだろう。
これが結構散歩中の年配の方には危ない!
踏んだりしょうものなら、ツルリと滑って転んでしまう。(御用心を)
ヤマモモの実は、雄木雌木(雌雄異株)揃っていないと実が生らず、またその味が「桃」に
似ていることから、こう名付けられたそうだ。(一枝頂戴して帰り、食べて見たが確かに甘酸っぱく、似
ていると言えばそのような・・・)
「古事記」の世界では、伊邪那岐命(イザナギノミコト)が、「桃の子(み)」を投げつけて、黄
泉(よみ)の雷神を退散させたとの記述があり、これは、「山桃の実」であるとする説が
有力。
その「黄泉(よみ)比良坂(黄泉の国の出入り口)」は、市内の東出雲郷(あだかい)にあり、
先日も立ち寄って来たところである。
話はとんだ所に反れてしまったが、この「山桃の実」、ジャムや果実酒にしたり、また食
べても非常に美味しい。
~今日も良い一日を~