~東京の玄関口、赤煉瓦造りの東京駅 ~
これまでよく上京する割には、ゆっくりと東京見物する間もなく折り返していたが、今回は家内と二人
でゆとりをもって出掛けた。
東京駅丸の内口の「はとバス:オープンバス」で、今回は都内をぐりると巡るコースも取り入れてみた。
その待ち時間を利用して、修復後の『東京駅』をじっくりと見てみた。
年表によれば、1914年(大3年)に東京駅として開業している様だが、その後、戦火で焼失、1947年
に現在の赤煉瓦壁、コンクリート床の駅舎に修復されている。
その後も修復々々を繰り返し、最近では昨年10月に復元修復が完成して話題となった。
丸の内口の(南)ドームの吹き抜けの中央部に立って天井を見上げると、素晴らしいレリーフが見られ
る。
二階は円形通路に沿って、ステーション・ホテルの部屋が配置された素敵なホテルであり、機会があれ
ば是非一度泊まって見たいものである。
丸の内口を出て、対面の歩道から東京駅の全景を望むと、ちょうど皇居の正面に位置してをり、文字通
り東京の玄関口として、赤煉瓦の歴史を感じさせる重厚な建物である。
島倉千代子のヒット曲「東京だよおっ母さん」の歌詞にある、母を出迎えて東京見物の出発点となった駅
である。
井沢八郎が集団就職を歌った「あぁ、上野駅」にしても、今の空の旅とは違い、当時は汽車の旅が主流で
、夜汽車にガッタン・ゴットンと揺られながら東京駅を目指し、希望に胸を膨らませた若者達がなんとと多
かったことか・・・・・
東京だよおっ母さん
久しぶりに 手をひいて
親子で歩ける うれしさに
小さい頃が 浮かんできますよ
おっ母さん
ここが二重橋 記念の写真をとりましょうね
今日も良い一日を
(丸の内口(南)ドーム)
(円形ドームの床部分)
(天井レリーフ)