我が家の愛犬「ミカ:♀」との出会いは、ちょうど4年ほど前のこと、定年後の第二の職場を
退職するに当たって、掛かり付けの病院で受けた健診で、我が人生最大の宿敵、がんが
発見されました。
沈黙の臓器(肝)のがんは、発見されても「既に時遅し」などと言われ、約30パーセントほ
どしか、施術できないと言われている厄介ながんです。(一口に「二人に一人はがんにな
る」等と言われている昨今、しかしまさか自分ががんになると思っている人はなく、告知さ
れて初めて事の重大さに愕然とするのが実態です)
今後はもう少しゆったりとした時間を・・・・・と思っていた矢先に、いきなり目の前に暗雲が
立ち込め、心身ともに追い詰められました。
その後、東京の名医を捜しあてて切除してもらい、あれからかれこれ5年も生かされていま
す。
ところで愛犬「ミカ」は、術後約1年も経った頃、妻から療養の友にと飼うことを勧められて
飼うことに決めたものです。
以降、喜びも悲しみも常に私の傍らにあって、見詰め癒してくれています。
この愛犬と、約4年間、ほぼ毎日欠かすことなく続けているのが約2㎞ほどの散歩、これが
前向きに希望を持って生きる力を与えてくれます。
がん罹患者の一人として、検診の大切さをいやというほど思い知らされました・・・・そう「他
人事(ひとごと)ではありませんよ」・・・・特に働き盛りの人は・・・・御用心を
私は今日も、元気に愛犬「ミカ」と共に、生き抜いています。
~今日も、良い一日でありますように~