今日も天気が良く、愛犬と秋の山道を歩いて見た。
さすがに柴栗の時期は既に過ぎ、畑の脇や山の斜面の柿の大木には
オレンジ色の実が木全体を覆うようにたわわに生っている。
ことしも柿の当たり年なのだろう。
都会の人は、高いお金を払って買って食べるというのに、「も・っ・た・い
・な・い」こと、田舎では、たくさんの実をとり残したままで冬を迎える家が
多い。
しかし、取り残しの柿の実は、うまくできているもので、雪降る頃になると
山の奥から鳥やタヌキ達が、豊作をよく知っていて食べに降りてくる。
藪の下を歩いて行くと、代表的な山の秋の味覚の一つアケビが、口を開
け完熟状態で幾つも頭上にぶら下がっている。
童心に立ち返って、危険な(?)斜面をよじ登って捥ぎ取って食べ歩き。
種は多いが乳白色の甘い果肉の感触が、何とも言えず懐かしい。
~今日も良い一日でありますように~