昨日は 日暮れ時にかけて出雲大社を参拝して来ました。
正式参拝コースである、神門坂を登り切った「勢溜」の鳥居を潜って境内へ、整然とした
石畳の「下り参道」を下って、玉砂利を敷き詰め掃き清められた「松の参道」へと、長い
参道をゆっくりと歩き、銅鳥居を潜っていよいよ拝殿を経て、本殿における参拝を済ませ
た。
すでに陽は傾き、境内の杜は長い影を落とし、一段と神々しい空気が神域に漂っていま
す。
今回は本殿参拝のあと、東側から東十九社から本殿の裏の杜を通って、ぐるり氏社・西
十九社(神在月の八百万の神のお泊まり所、今で言うホテル)へ、ここまで来て一休みすることにし
た。
既にこんな時間帯だと言うのに、境内には若い参拝客がチラホラと見受けられる。
西十九社横のひと抱え3、4米はあろうかと思える杉の古木、その幹回りは良縁を占うお
びただしい「おみくじ」が結ばれ埋め尽くされている。
ちょうど若い二人連れの女性が、真剣な表情でおみくじを結び付けている。
聞けば、遠く東北の地から、良縁を求めて参拝に来たと微笑で言う、そんな二人の少しお
どけた仕草に・・・・、私は思わず「良縁成就」を心の中で祈った。
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~
駐車場に車(お母さん)が帰ってきたのを感じて、入口で待つミカ嬢