タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

   ~~映画『永遠の0』~~

2016-07-04 | その他

                   映画「永遠の0」

この映画が公開されたのは2013年12月、大ヒット作となり私も観賞した。

 

当時、中学一年生の孫(男子)が我が家に来た際、どう思ったのか「‘ 永遠の0‘が

 

観て見たい。」と、珍しく言っていた事を、思い出した。

 

その映画が、昨夜、テレビ番組表を見ていて、偶然に放映されると知ったため、早速

 

「録画して後で孫に観せてやろう。」と、録画のついでに再度観賞した。

 

この映画は、放送作家・百田尚樹の、作家としてのデビュー作にして、ミリオンセラー

 

となった著書が原作となっている。

 

映画公開当時、‘戦争を賛美するものだ‘とか、‘特攻隊を美化するものだ‘との「否定

 

論」、その一方で、元特攻隊員であった方の証言で、「戦争で若者が死ぬのは悲しい

 

ことです。 二度と戦争を起こしてはなりません。  ただ、あの時代若いパイロットたち

 

は、みな日本を、そして日本人を守りたいという一心だけで、命懸けで戦っていたので

 

す。 その思いだけ語り伝えたいのです。」と言った意見や、「肯定論」も勿論あった。

 

観た人がそれぞれに、どの様に受け止るのかは自由である。

 

ただ、著書が 300万部以上のミリオンセラーとなり、映画も記録的な大ヒットしたのは事実である。

 

私は個人的に、この映画は戦争美化すると言ったものではなく、特攻隊員・宮部久蔵をして「例え臆

 

病者と言われても、生きて私は必ず家族のもとへ帰る。」・・・『戦争によって、将来のある若者が、無

 

味に命を落とすべきではない。』 と、特攻に身を置きながらも、一貫した主人公の強い信念

 

で全編貫かれ映画であり、その意味において大変に感動した。

 

果たして、今年、中学三年生になった孫は、どの様に受け止めるのであろうか。

 

時あたかも、国政選挙の最中、今だからこそ一見の価値ある映画では

 

ないかと思う。。。。。。。

 

~あらすじ~

司法試験に落ちて進路に迷う健太郎(久蔵の孫)は、ある日、今の祖父とは血の繋

がりがなく、血縁上の祖父が別に居たことを知る。 その実の祖父の名は宮部久蔵。

太平洋戦争で、零戦のパイロットとして戦い、終戦直前に特攻出撃により戦死してい

た。

そこで久蔵について調べ始めてみると、かつての戦友たちはみな口々に宮部を臆病

者と非難した。

天天才的な的な操縦技術を持っていながら、「生きて還ることに執着した腰抜けだ」

と言う。

にもかかわらず、なぜ宮部は特攻に志願したのか。・・・ 元特攻隊員の様々な話を

聞て行くうちに、ついに宮部の最後を知る人物に、たどりつく健太郎だが、そこには

驚くべき真実が待ち受けていた。・・・・ラストシーンで久蔵は、共に特攻出撃する一

人の若者の機と、自分(機体が不調で、出撃早々に帰還せざるを得ないと知って・・・)の機を取

替えさせ、穏やかな笑みを浮かべて飛び発って行くのだった。・・・・・

 

観賞後に、孫がどのように受け止めたかを、是非聞いて見たいと思う。

 

              ~特攻出撃シーン~

 

 

どうぞ今日も良い一日を

 

「永遠の0」主題歌‘蛍‘~桑田佳祐佑