タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

   ~ほおずき(鬼灯)の下図~

2016-07-06 | その他

           ~ほおずき(鬼灯)の絵の下図~    (1982・8)

 

昭和57年8月某日と言うから、私がまだ日本画の制作に没頭していた頃、「ホウズキ」

 

の絵(小品)の制作過程で描いた下図です。(今日、少し彩色しました。

 

こんな絵にも、どこの時はどこの畑に植えてあったほおずきを、畑に座り込んで写生した

 

ことを、はっきと覚えているから不思議です。

 

この‘ほおずき‘は「鬼灯」とも書きますが、東京は浅草で、毎年7月9日~10日の縁日

 

に行われる「ほおずき市」が有名です。

 

お盆とほおずき‘ は、「鬼灯」と書く様に、お盆にご先祖様がお帰りになる際に、道に

 

迷われない様、これを提灯に見立てて足下を照らすと言うことから、仏壇に供えて霊を

 

導くとか・・・これも、この絵を描くにあたって、得た知識?(常識)でした。

 

ところで、日本画ですが・・・水彩や油絵等とは少し違って、岩絵具(岩を砕いた絵具)を

 

使って彩色るため、色と色が混ざり合いません。

 

そこで絵具の塗り重ねによる、素敵な色合い(効果)を、絵に生かすと言ったもので、一

 

枚の絵の構想から完成するまでには、相当な行程を経なくてはなりません。

 

そんな訳で、その、半端でないエネルギー(特に大作では)は、今はちょっと減退してい

 

て・・・筆を置いたままとなっています。

 

またいつの日にか、描けるようになると信じて。。。います。

 

~貴方にとって、今日も良い一日となります様に~

 

 

ポール・アンカ~ダイアナ

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