ラヴイズオーヴァー:欧陽菲菲
昨日は、今夏最高気温をマークした地域が全国的に多かった様で、当県も昼間は外に出られない様な暑さでした。 空には入道雲が出ています。 この暑さでは「鳥撮り」に行っても。。。
野鳥達は昼間の暑さを避けて、木陰に入っているのでしょうか。 森の中では短い命を、セミが精一杯鳴いています。 セミの声に野鳥の囀りも打ち消されてしまう程です。
炎天下の中でも、風を切って縦横無尽に飛ぶのがツバメです。 飛び疲れたのでしょうか、時々電線に留まって休憩&羽繕いをしています。 一本足で電線を上手く掴み、片足を使って羽繕いもして見せます。
燕(ツバメ)
「燕尾服」の由来となったオスの尾羽。 全長17cm。オスメス同色ですが、尾は長い方がオスです。 空中を飛んでいる虫を餌にしていますので、農薬を使っていなかった昔は稲作の害虫を食べてくれる大切な鳥でした。 そのためツバメを大切にするような言いつたえが各地にありました。 日本で繁殖をしたツバメは台湾を経由してフィリピン、マレーシアで越冬する事が知られています。 ツバメは南の国からやって来る渡り鳥の代表です。 一般的には夏鳥ですが、暖かい地方では越冬するものもいます。 家の軒下に巣をつくったツバメは、雷や火事を防ぐ生きものと信じられ、子どもを生み育てるおめでたいしるしの鳥として人々に愛され、大切にされました。 今も町の商店や消防署、警察署、駅のホームなどで、子育てから巣立ちまでを見せてくれる身近な鳥です。(出典:サントリー愛鳥活動より)