試し発車:メジロがリンゴを食べてる。
「何だか静かな朝だな~」と思いつつ、窓を開ければ、外は雪また雪が。。。「今年は、もう雪は降らないだろう。」と思っていたが、これが最初で最後の雪になるだろうと思う。
雪の日は炬燵にあたって、映画「荒野の用心棒」を観る。
クリント・イーストウッド
映画「荒野の用心棒」(あらすじ:ネタバレ)
ある日、アメリカ=メキシコ国境にある小さな町サン・ミゲルに、流れ者のガンマン・ジョー(クリント・イーストウッド)が現れる。 ジョーは酒場のおやじのシルバニトから、この街ではドン・ミゲル・ベニート・ロホスとジョン・バクスター保安官の2大勢力が常に縄張り争いをして、儲かるのは棺桶屋だけだと聞かされる。 ジョーは、早撃ちでバクスターの子分を殺して、ミゲルに100ドルで手下になる。 ミゲルの息子でライフルの名手であるラモンが帰ってきて、バクスターと手打ちをしたことにより、ミゲルの手下を辞めて、シルバニトの宿に泊まることにする。 ジョーとシルバニトは、メキシコの軍隊の後を追って、国境沿いの川でアメリカの騎兵隊との取引現場で、ラモンとその一味が機関銃で全員を射殺、撃ち合ったように見せて、金を奪ったのを目撃する。 ジョーとシルバニトは、ラモンが機関銃で殺した兵隊の死体を墓に生きてるように置いて、バクスター側とラモン側とで銃撃戦をさせ、その間にラモンが軍隊から奪った金を探すのだが、その時に囚われてたラモンの愛人マリソルを救い出してしまう。 銃撃戦の最中に、バクスターの息子を人質に取ったラモンは、マリソルとの人質交換を行う。 その夜の宴会で、酔っ払ったふりをしたジョーは、マリソルの護衛を撃ち殺して、その夫と子供と共に逃がしてやるのだが、それがラモンにばれて、ジョーは酷く痛めつけられる。 命からがら逃げのびたジョーだが、ラモンはバクスターの仕業と思い、バクスターを襲い壊滅させる。 ラモンとミゲルは町を牛耳り、シルバニトを町の真ん中で痛めつけて、ジョーをおびき寄せる。 左手が使えず、ライフルの名手であるラモンに対して、それでもジョーは敢然と立ち向かっていくのであった。
60年代初期から、イタリアでは西部劇が作られていたが、いわゆるマカロニ・ウェスタンが、世界的に知られるようになったのは『荒野の用心棒』のアメリカにおける大ヒットからである。 その暴力的なシーンを多用した乾いた作風や激しいガン・ファイターが繰り広げる銃撃戦が、当時の西部劇の価値観を大きく変えたと言われている。 1970年代にかけて、イタリアでは大量のマカロニ・ウェスタンが制作されている。 中でも、この「荒野の用心棒」は、マカロニ・ウェスタン&クリント・イーストウッドを、代表作&大スターとして、不動の位置を占めさせたものである。
しかし、黒澤明監督の「七人の用心棒」のリメイク版であるのに、公開に先立ち黒沢監督に許可を得ないで、公開したとして提訴され 、結果、制作側が敗訴したと言うう、いわく因縁つきの映画なのである。
また、皆様ご存知の様に「クリント・イーストウッド」は、後に監督としても大成しているのである。
イソヒヨドリが、ナンキンハゼの実を。。。あれだけ見る機会の多い「イソヒヨドリ」ではあるが、木の上に居るのは初見である。
シジュウカラ(四十雀・Parus minor)
結構、急斜面ですが「シジュウカラ」が、昆虫&種子を拾って食べているのでしょうか。 「シジュウカラ」はごく普通に見られ、市街地の公園や庭等や平地は元より元より、標高の低い山地の林・湿原などにも生息します。 このシジュウカラは松江城の二の丸近でたった一羽、脇目もふらず一生懸命採食中でした。
秋季から冬季には数羽から10数羽、時には数十羽の群れとなることが有りますが、シジュウカラ科の他種も含めた小規模な混群も形成することもあります。
高い木などに止まり、「ツーピツーピ」「ツィピーツィピーツィピー」「チュチュパーチュチュパー」「パチュパチュパチュパチュパチュパ」「ツーピピッ」など20種類ほどあり、同じさえずりを数回繰り返す。
危険を感じた時などに鳴き声が変わる。 撮影時には、すっかり気を許していたのでしょうか? 近くに居ても動じる事はありませんでした。
ジーッと、こっちを見ていますが、飛び立つ様子は有りません。
本日の野鳥は「シジュウカラ」でした。
カイツブリ(冬羽)
昨日、松江城内堀で写した「カイツブリ」です。
4羽も一緒に居るのは、初めて見ました。 二羽は幼鳥(雛)の様でした。 カイツブリ一家と言うところでしょうか。
以下、夏羽の「カイツブリ」です。
楽山公園の池で写したものです。 この時は、人影を見ると直ぐ潜り、次に何処へ浮き上がって来るのか、予測が出来ず手こずりました。(笑)
とても、敏感な水鳥です。
我が家の梅の木に、ヤマガラが二羽来ました。
;木の実をつかむ器用な脚と、人なれする性格。 前職はおみくじ引き; とも言いますから、2~3mの距離に寄っても逃げることはありません。 段々、野鳥の訪問種が増えるのは、とても嬉しいことです。
暖冬の影響でしょうか。 梅の花も一輪、二輪と咲き始めました。 梅の枝が。。。邪魔して、なかなか「エナガ」の写真が上手く撮れません。(笑)
梅の小さな蕾を食べています。 「ウソ」が桜の蕾を食べるのは聞いたことがありますが。。。ヤマガラも・・・
巣箱の上に置いてやった、水飲み用の器で、やっと「エナガ」が水を飲んでくれました。
器用に梅の枝に、横になって体を支えて、留まっています。
今日の野鳥は、身近な鳥(笑) 「エナガ」ちゃんでした。
今日も城山の森に、探鳥に出掛けて見ました。 椿谷公園はさすがに鬱蒼とした森や開けた草地等、しぜんゆたかな所なので、必ず数種の野鳥に出会えます。 公園を進んで行くと、いきなり前方の草地に小数羽のお馴染みの野鳥「シメ」が舞い降りました。 地面で夢中で採食し始めました。
シメは雑食性で、甲虫類や、堅固なクチバシを巧みに使い、固い実も簡単に割る事が出来ます。 この森には、エノキ・ムクノキ・シイ・ドングリなどの木が有りますので、種子を食べていたと思います。
急斜面の窪みに溜まったシイの落ち葉を、一枚一枚上手に嘴でどけて、実を啄んでいる様でした。(落ち葉や草に焦点が。。。ボケボケの写真になってしまいました。(笑))
シメは、ずんぐりむっくりの体に太い嘴・鋭い目付きの、厳つい感じの鳥です。 餌を食べる時も、他の鳥を追いはらって独占したりします。
宿り木(ヤドリギ)の不思議。 秋・冬になって木の葉が落ちる頃から、気付くのが宿り木(ヤドリギ)です。 ケヤキや桜の木等の落葉樹の枝に丸い塊が着いているのがヤドリギです。 この木の様に、時には数十個も着い占領されていることもあります。 あの、丸い塊がヤドリギなんです。
(S県庁の裏の堀川沿いにある「宿り木」です。)
こんなに大きな塊になるんです。
良く見るとプロペラの様な枝の間に、薄緑色の実が生っています。 これが、宿り木の実なんです。
この実を並べて写して見ました。 左の実は、外皮をはぎ取った中味です。 ネチョ、ネチョして粘着性の強い実です。
しかしこの種を土に撒いても、芽が出る事は絶対にありません。(普通は、植物の種を撒けば目が出るんじゃねぇ!)
文字通り「木に宿る木」なんですよ。 ただ木に宿ると言っても、ヤドリギ自身も葉緑素をもっていて光合成をしているので、栄養分の一部を自力でまかないつつ、宿主(寄生植物が寄生する相手の木のこと。)からも栄養を貰っている木の事を、「半寄生植物」と言います。 ヤドリギは、落葉広葉樹である、ケヤキ・エノキ・サクラ・コナラ・ミズナラ・ブナ等に寄生します。
さて、ここからが、私の本論です。 ヨーロッパでも日本でも、人々はヤドリギに特別な力を感じる様で、古代ローマの信仰や神話には、特別な力を持つ植物としてヤドリギが登場しています。 ヨーロッパではクリスマスに家の戸口にヤドリギの枝を吊す風習があります。 その起源には諸説ある様ですが。。。。。冬でも緑を保つ数少ない常緑植物である。。。。ヤドリギは生命力の象徴として特別な力があると信じられているようです。 日本でも、万葉集にヤドリギを詠んだ歌が収められています。 ~~『あしひきの 山の木末(こぬれ)の ほよ取りて かざしつらくは 千年(ちとせ)寿(ほ)くとぞ』~~ 「ほよ」というのがヤドリギの古名なのです。
地に撒いても芽が出ないと言う「ヤドリギは、ではどうやって増えるか」と言う問題です。(笑) 一体、どうやって樹の上に辿り着くのかと、言う事なんです。 ヤドリギも他の植物と同じく、種によって増えます。 ヤドリギが子々孫々(笑) 生き残るためには、寄主の枝や幹に種をくっつけなければなりません。 実はそれには巧妙な仕掛けがあるのるのです。
もう皆さんにはお分かりおですね?? 実は、この実を鳥が食べると、種子は消化されずに、糞といっしょに鳥のお尻から出て来ます。 このとき種の周囲のネネチョ、ネチョが、鳥の、とまったケヤキ・エノキ・サクラ等の枝に、くっ着き、やがて発芽し、ヤドリギは枝から枝への旅に出るのです。 「宿り木」の樹上の世界が始まるのです。
(試しに1個だけ潰して見ると、ネチョネチョ実の中から、縦に黒い筋の入った種が出て来ました。)
ここから先が、私の狙いとするところなんです。(笑) ヤドリギの実を好んで食べるのが、冬鳥のヒレンジャクやキレンジャクが、ヤドリギの実を好んで食べるそうです。
この、ヒレンジャクやキレンジャクを写真に撮りたいばかりに・・・またまた、「深堀り」してしまいました。 既にレンジャクは岡山県に入ったとの、情報を得ましたので、これから初夏にかけて、私の「宿り木&探鳥」の日々が続くです。
(お借りした画像です。)