■2012.05.26 日本最高峰の富士山には予てから積雪期に登りたいと思っていました。
それは静かな富士山を求めたからです、5/18に富士宮スカイラインが終日通行可能になり天気予報と睨めっこが始まった。
5/26は弱いながら高気圧が張りだし強風ながら晴れが期待できそうだ。
1:30 自宅出発。今回仮眠は3時間も取れなかった。走り易い新東名経由で新富士へ。
コンビニで朝食と行動食を購入し店員が進めるまま抽選くじを引くと当たりですと
この商品をくれた
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ガリガリ君は好きだが・・・・今は・・・
5:20 新五合目着(富士宮道)、前日からの車中泊が殆どで駐車場1段目最奥に駐車。準備をし5:30出発。
本日は昨日より冷えて5時の山頂気温は-11度(事後調査)
当然最初に現れた雪渓からすでに硬くクラストしている。
6合目辺りでアイゼン装着し雪上歩行が中心になるがアイゼンがクラストした雪をよく噛み快調に高度を上げる。
部分的に凍った場所もありアイゼンが乗っているだけの場所もある。
高度順応をする為、なるべくゆったり登高する。
8合目(3,250m)辺りで急に空気が少ない事を実感させられペースがダウン、さらに9合目からはもっと空気が薄く更にペースダウン。
先行者等も歩いては呼吸を整える人が多くなったきた。既に気圧計は600台になっているのは登山中始めてだ。
(1気圧は1013hpa→富士山頂では636hpsとなる)
そして9合5勺、強風が吹き荒れ数歩進み耐風姿勢の繰り返し。
また氷片も飛んで来るのでシェルのフードを被る。
鳥居が見えた!
10:30 富士宮頂上。ここは風の影響はあまり無いが最後の剣ヶ峰へのやせ尾根はもろに風の通り道。
今年は雪が多いとの事で建造物は全て雪の中。
雪質はこの時期としては最高
拡大
日本最高峰富士山剣ヶ峰の石碑(ほとんどが雪の中)3776m
この石碑、実は人の背丈ほどあります。
ここに立って意外と感動が少ない、登っていて美しい富士山の姿は見えないし・・・・
富士山は遠くから見る山だとはじめて判った。
剣ヶ峰では旧測候所の鉄塔上で一枚、ここは3,776m+5m+1.82M=3,782.82m.
大内院を背景に。
時間があれば降りる予定でしたが・・・・
11:30 山頂を後にするが9合目あたりから雪が腐りだした。
14:00 下山
やはり3,776mの気圧、風、雪は侮れない。
下山は苦痛であった、スキーでも持ち込めば30分も掛からないだろう事を知っているからで、そろそろ板でも新調するか?
本日もスキー、ボーダーは多いがレベルは中程度の人がほとんどだ。
帰路は富士山天母の湯によりお風呂と仮眠(爆睡)を
B級グルメの富士宮焼そばを目指すが止め、東名の牧之原SAで『駿河三昧まぶし膳』を食し帰路に着く。
日本国内に3,000m以上の山が21峰ある、残すは前穂高岳のみとなった。
ここも基本は来年のGW辺りで狙うか?
それとも雪の無い穂高で狙うか?
翌日、冬山装備を整備し山道具部屋(階段うらの収納場所)へ仕舞う。
■GPSデータ