■2010.04.10 鈴鹿の北部に位置する御池岳・鈴北岳にカルストのドリーネやピナクル・カレンフェルトと福寿草を見に向かう。
<カルスト地形>とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食されてできた地形である。
<ドリーネ>侵食してできたすり鉢型の窪地
<ピナクル>土壌水の溶食から溶け残った石灰岩の突出部
<カレンフェルト>溶食により石灰岩台地の表面に生じる溝状の地形(帯)
夕方は用事がある為、鈴鹿にしては早朝5:00に自宅を出発。途中コンビにで食材を補充し鞍掛トンネル鈴鹿側の駐車スペースに7:10に到着、ここの駐車スペースは20-30台は駐車可能で私たちが着いた時点で8台ほど止まっていた。
ここから御池岳の登山口であるコグルミ谷までは車道を20分ほど下り7:30から入る。
この谷は花が多いがこの時期はまだ咲いていない、途中の長命水を飲み少し若返りさらに行くと、カタクリ峠に出る。さらに真ノ谷出会から御池岳とボタンブチ分岐まで沢に雪が残っている。
奥の平を左に眺めボタンブチまでは笹原を下ってゆく。本来見晴らしが良い場所だが今はガスがかかっていて遠望は利かない。9:30
10:00鈴鹿山脈最高峰の御池岳(1247m)通過
左ドリーネに残る残雪を縫うように鈴北岳まで行くが、鈴鹿北部独特の平坦部に『日本庭園』『池の平』など呼び名が付く。まさに鈴鹿の雲の平である。
10:50鈴北岳に、この広い山頂の北斜面で風を避け食事とする。山頂には10名ほどが同じように食事をしている。
枯れ草に注意しながらストーブでお湯を沸かす、今日の昼食はカップ麺・稲荷寿司・おむすびサイドメニューが豪華『伊吹山・霊仙山』
鈴北岳から鈴ヶ岳への登山道の途中に福寿草群生地がある。(鈴北岳から西へ15分程度下る)
ここまで福寿草に出会っていないが・・・・この一帯は福寿草だらけでこのギャップがたまらない。
写真はバイケ草と福寿草
トドクロちゃんはここからさらに標高を下げ下山と思っていたらしく此処から鈴北岳への登り返しに『ひぇー』
下山は鈴北岳から鞍掛峠経由でトンネル東側の登山口に下山する。(約50分)
下山後は阿下喜温泉へ、ここでトドクロちゃんは右側股関節外側が痛いらしく温泉後施設のマッサージ機に掛かる。今年は腰痛を患ったりで体力的に低下していたのだろう、自宅のウォーキングマシンなどで軽く運動はしているようだが年齢から来るものに歯止めが掛からない。
私自身現状の体力を維持するのに苦慮しているが、ベースにテニスがあるため+αをウォーキングマシンや会社昼食後のスクワットで何とかなっている、最近は幾分体が絞れた分向上しているようだが・・・・
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登山靴の試し履きも兼ねた今回の山行、花一杯の季節にもう一度来たいですねコグルミ谷は花が多いと言う事なので。
■コースとタイム
鞍掛トンネル7:00→7:30コグルミ谷登山口→カタクリ峠→9:50ボタンブチ→10:06御池岳→(日本庭園・池の平)→10:52鈴北岳→福寿草群生地→12:00鈴北岳→鞍掛峠→12:52鞍掛トンネル
約6時間(休憩含む約1時間)