トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

大峯奥駈道6/6 (玉置神社Pから熊野本宮大社)

2018年05月25日 | データ
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1日目-大峯奥駈道1/6 (吉野から二蔵宿小屋)
2日目-大峯奥駈道2/6 (二蔵宿小屋から行者還小屋)
3日目-大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)
4日目-大峯奥駈道4/6 (深仙ノ宿から行仙宿)
5日目-大峯奥駈道5/6 (行仙宿から玉置神社P)
6日目-大峯奥駈道6/6 (玉置神社Pから熊野本宮大社)
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■2018.05.19 6日目
大峯奥駈道6/6 (玉置神社Pから熊野本宮大社)


本日6日目の最終日、計画通りに山行できここまで来れた。
生憎の天候は雨だが8時頃には止み晴れてくる予定だ。

めはり寿司で朝食を取りながらテント内でパッキング。
テント以外を全てザックに詰め、トイレの軒下へ運ぶ(これが出来るだけでも大分楽だ)
最後にテントを撤収し滴る水を切る。
大きなビニール袋にそのまま入れザックの下部室へ放り込み完了。
途中晴れてきたら軽く干せばいい。

売店で借りた段ボールと頂いた水の空き容器を返し、5時40分歩き出す。

雨の中の歩き出し。

大森山への登りも気温が低く風があるので雨具を着ていても意外と快適。

予報通り青空が

五大尊岳。
これ以降大した登りは無くなる。

五大尊岳からの下りが今回一番の核心分だった。
濡れた泥道の激下りで非常に滑りやすい、今回一番気を使った所だ。
ズルッと何度かなるが直ぐにリカバリーできる。
最後まで確実に足を運ぼう。


ここで雨具を脱ぎ通常の服に着替える。

空気も乾き快適。

おッ!

ズーム

ズーム

後3km、それでも↑凸凹↓を忠実にルートは辿る。


この看板をこれで最後かな?


熊野本宮大社旧社地「大斎原」 の大鳥居


熊野本宮大社。
ゴール

参拝。

本殿。

本殿。

八咫烏に自分を写し一枚。

神武天皇が東征のおりナガスネヒコの大和に入れずここから大和をめざした、その時の道先案内が八咫烏。

バスの場所と時間を確認し下山食を・・・

まずはビール。

天ぷらうどん。


ゴールは何時も晴天。

気分が良い。

帰ります。まずは新宮市までバス・・

新宮駅で帰りのチケット「ワイドビュー南紀」をゲットし銭湯へ
本宮大社近辺の温泉は乗り合いが悪く、新宮市の銭湯をググッてある。

徐福公園を少しゆくと「なぎの湯」がある。

7日振りのお風呂。

気持ちいいー

服を全て着替えリフレッシュ。



列車に乗る前にビールやつまみ類を購入。

今回の山行を思い出しながら車窓を見、酒を飲む。

至福の時間。

還暦、定年退職と大きな出来事を乗り越へ、大峯奥駈道を踏破。
修験者ではないが更に強い心を持つことができた。

やっぱり縦走は楽しい。さて次は?

■御朱印
左:金峯山寺、右:今回のものではない。

左:玉置神社/玉石社、右:大峯山寺

左:熊野本宮大社、右:玉置神社


■コースタイム 山行:7時間54分+休憩:26分=合計:8時間20分
玉置神社05:50→06:03玉置辻→07:34大森山→07:43大水ノ森→08:18切畑辻→09:02五大尊岳(北峰)→09:15五大尊岳→10:05金剛多和→10:29大黒天神岳→11:25山在峠→11:35吹越山→11:49吹越宿跡→12:28吹越峠→12:51七越峰→14:02大斎原→14:10熊野本宮大社

大峯奥駈道5/6 (行仙宿から玉置神社P)

2018年05月24日 | データ
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1日目-大峯奥駈道1/6 (吉野から二蔵宿小屋)
2日目-大峯奥駈道2/6 (二蔵宿小屋から行者還小屋)
3日目-大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)
4日目-大峯奥駈道4/6 (深仙ノ宿から行仙宿)
5日目-大峯奥駈道5/6 (行仙宿から玉置神社P)
6日目-大峯奥駈道6/6 (玉置神社Pから熊野本宮大社)
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■2018.05.18 5日目
大峯奥駈道5/6 (深仙ノ宿から玉置神社P)


今日は天候が崩れる予報通り、小屋の周りはガスに包まれている。
風が吹くと木々から雫が落ちてくるのでザックカバーをして雨具を着込んで5:14に出発。

笠捨山までは1時間20分の登り(コースタイム)だが1時間50分も要した。
スタートから雨具は失敗だったようで汗だくになりペースが上がらなかった。
途中で雨具は脱いだ。

笠捨山を過ぎると関西電力の熊野本線の鉄塔が立っていた。
ここでも碍子が頑張っている。

山頂部が雲の中でガスっている。

この辺りから鎖場が多くなる。
地蔵岳

10m程の鎖場。
荷物用の鎖もあるが必要ない。
岩が濡れており滑るので安全の為、鎖は使わせてもらった。

少し離れた所から。

林業関係の音が聞こえてくる。




蜘蛛の糸が雨に濡れて。

玉置山展望台。
ここも最悪幕営できそうだと考え先を急ぐ。

世界遺産の石碑
日本の文化の発展にも大きな影響を与えた、点が高く評価され、2004年、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された。

玉置山山頂。

玉石社(玉置神社の元宮)
御祭神はオオナムジ。

玉置神社。
御朱印をいただく。

途中で予約がなくても宿坊を利用できそうな話を聞いたが食事がでないそうなので駐車場の売店を目指す事に。

売店やっていました。

おじさ〜ん、まずビール。

そしておでん✕2、しいたけうどん。


おでん追加。

めはり寿司。



カムヤマトイワレビコから八咫烏、壬申の乱など歴史話で盛り上がりながら暫し売店でゆっくりする。

そして玉石社の御朱印をもらいテントを張ることに。

おじさんにテントをスペースを色々教えて頂き場所を選定。
撤収時に楽なようにトイレ脇に張る。

明日の8時頃までは雨模様。

雨の長い夜が始まる。

雨もまた楽し

■コースタイム 山行:8時間12分+休憩:46分=合計:8時間58分
行仙宿山小屋05:14→07:07笠捨山→07:42葛川辻→08:18地蔵岳→08:40水場→08:57四阿之宿→09:02東屋岳→09:07拝み返し→09:13檜之宿跡→09:32香精山→10:12塔ノ谷峠→10:59古屋の辻→11:28蜘蛛ノ口→11:39稚児ノ森→12:18水呑金剛→12:54花折塚→13:29玉置山展望台→14:02玉置山→14:12玉置神社泊

大峯奥駈道4/6 (深仙ノ宿から行仙宿)

2018年05月24日 | データ
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1日目-大峯奥駈道1/6 (吉野から二蔵宿小屋)
2日目-大峯奥駈道2/6 (二蔵宿小屋から行者還小屋)
3日目-大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)
4日目-大峯奥駈道4/6 (深仙ノ宿から行仙宿)
5日目-大峯奥駈道5/6 (行仙宿から玉置神社P)
6日目-大峯奥駈道6/6 (玉置神社Pから熊野本宮大社)
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■2018.05.17 4日目
大峯奥駈道4/6 (深仙ノ宿から行仙宿)


5:00 深仙ノ宿を出発。


大日岳行場

この岩が行場。

太古の辻より南部は「南奥駆道」と言われ、一気に縦走できない場合は分ける事が多いそうです。

ゴールの熊野本宮大社まではまだ45km。

清々しい石楠花の道


笹原がバイケソウに侵略されている。

尾根中にはシロヤシオが多い。
今年は鈴鹿でなく大峯のシロヤシオです。

大峯の山々は同じような背丈ですね。
この辺りで山岳遊行行者さんに出会い、暫し古事記や山談義。
行者さんも同じで山の登ると気持ちが悪くなるそうです、症状を聞くと私と同じ症状で胃液の出過ぎのようでした。
私の使っている薬を教え先を急ぎます。

ここで幕営もよさそうですね。

山の名前は仏教に関する名前が多い。





11:20 持経の宿
ここで一本取る。

持経千年桧

持経千年桧の上部

平治ノ宿

山のほとんどの山頂を経由しているので登り降りが多い。
やはり修行の道ですね。
これには体力を取られる。


16:13 行仙宿山小屋。
取り敢えず目的の時間に到着できた。

小屋に置き水があるが水場まで汲みに行く、これがこれでもかと言うほど下に降ろされる。
水汲みで汗びっしょり。

本日も深仙ノ宿で同じだった縦走者と2名のお泊まり。
明日から天候が崩れる・・・



■コースタイム 山行:10時間13分+休憩:1時間1分=合計:11時間14分
深仙ノ宿04:59→05:19大日岳→05:26太古の辻→05:42仙人舞台石→05:54石楠花岳→06:47天狗山→07:19奥守岳→07:38嫁越峠→07:58天狗の稽古場→08:06地蔵岳→08:36般若岳→09:01滝川辻→09:22乾光門→09:56涅槃岳→10:23証誠無漏岳→10:36鎖場→11:03阿須迦利岳→11:20持経の宿→11:41持経千年檜→12:19両又分岐→12:45平治ノ宿→13:20転法輪岳→14:00倶利伽羅岳→15:32怒田宿跡→15:52行仙岳→16:13行仙宿山小屋泊

大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)

2018年05月23日 | データ
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1日目-大峯奥駈道1/6 (吉野から二蔵宿小屋)
2日目-大峯奥駈道2/6 (二蔵宿小屋から行者還小屋)
3日目-大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)
4日目-大峯奥駈道4/6 (深仙ノ宿から行仙宿)
5日目-大峯奥駈道5/6 (行仙宿から玉置神社P)
6日目-大峯奥駈道6/6 (玉置神社Pから熊野本宮大社)
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■2018.05.16 3日目
大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)


昨日は暑くバテバテでほぼコースタイムとなってしまった。
テント装備でもコースタイムの90%程度では歩けていたが寄る年波には勝てないのか?
2日目にして登り足はすでに消耗。
そこで今日以降は消耗しないために牛歩へ変更、こうすると登りのタイムは1.5倍程掛るので早めに出発する事に。
下り足は潰れた事がないのでコースタイムの80%では歩けるは強みだ。

04:20行者還小屋を出発。
ヘッドライトON

山芍薬の群生地を通過。
過去にこれ程の群生地は見たことがない。
フラッシュで撮影。

8年前に行者還トンネルから日帰りで八経ヶ岳へ登った事がある。
この時は下山後に大台ケ原へも行っている。

聖宝ノ宿跡
お久し振りです。

弥山小屋
小屋でジュースを飲み水を補給する。

東京からのおばちゃん軍団にも道を譲る。

オオヤマレンゲの群生地を越して暫く登ると。
八経ヶ岳。近畿地方最高峰です。
さすがに登山者もちらほら。

釈迦ヶ岳が見える。

立ち枯れの独特の雰囲気。

バイケソウの群生が多くなる。

崩壊地

ここはロープを頼りにダウンするもザックが重く振られる。

バイケソウの勢いが凄い。

笹原のルートでも汗だくです。
後で分かったが下界でも高温だった。

場所により心地風が吹き上げる。

楊子ヶ宿小屋。
水場まで往復15分程度、ただ水量は非常に少なく500mlで3-5分必要。
それでも補給しないと宿泊地まで水は持たない。

鳥の水は✖

孔雀覗

斜光で撮影したい場所です。

岩場ズーム

釈迦ヶ岳の観音像が見える。

大峰の妖精:オオミネコザクラソウ
かなり小ぶりな花ですが可愛いですね。

馬の背など難所が出てくる。

花期は終わりに近いが待っていてくれました。

釈迦ヶ岳。
誰もいません。


盆栽みたいなツツジです。

かなりバテながら
深仙避難小屋到着。

本山派の修験道の聖地で避難小屋と潅頂堂がある。潅頂堂は本山派の修験道では『伝法潅頂』儀式を行う神聖な場所。
幕営者1名は私と同じ年だった、初めて単独でテント泊らしい。
奥に見える岩場に香精水と言う水場がある、今回は水量は少ないが3L程補給。
美味しい水でした。
少し遅く、1名到着し小屋は2名の宿泊となりました。
太陽光蓄電のLED照明設備があり、スマホの充電もできるみたいです。
私は5200mAhのスマホバッテリー持参してますが、追加充電無しで行けそうです。
事前に不要アプリの停止や機内モード等を組み合わせて使うことで相当省電力となります。
自宅への連絡はGPS座標を付け一言メールですましています。

同宿者も大峰奥駈道を目指しています。
彼も今回の縦走で一つの目標を実現できそうです。

夜半風が出てきましたが標高が低いので寒くは無い。

八経ヶ岳を過ぎてからは静かな山道。
一つの目的、オオヤマコザクラに会え良かった。

■コースタイム 山行:11時間16分+休憩:1時間0分=合計:12時間16分
行者還小屋04:20→08:17八経ヶ岳→16:36深仙ノ宿

大峯奥駈道2/6 (二蔵宿小屋から行者還小屋)

2018年05月22日 | データ
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1日目-大峯奥駈道1/6 (吉野から二蔵宿小屋)
2日目-大峯奥駈道2/6 (二蔵宿小屋から行者還小屋)
3日目-大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)
4日目-大峯奥駈道4/6 (深仙ノ宿から行仙宿)
5日目-大峯奥駈道5/6 (行仙宿から玉置神社P)
6日目-大峯奥駈道6/6 (玉置神社Pから熊野本宮大社)
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■2018.05.15 2日目
大峯奥駈道2/6 (二蔵宿小屋から行者還小屋)


05:13 二蔵宿小屋を出発。
乾いた空気のなか気持よく歩ける
06:29 大天井ヶ岳



山上ヶ岳の女人結界門

相撲界での女人禁制議論があるようですが議論する前にその歴史を見てみる事が必要ですね。

この五番関に結界門があります。

鍋冠行者堂



09:09 洞辻茶屋


ホラ貝の音、修行の行者が。

行場の鐘掛岩

行者はここを登ります。私はザックが重いのでエスケープルートを通ります。


大峯山寺の宿坊
宿坊でオレンジジュース一気飲みし暫し会談、私の地方の講も毎年来るようです。

ここが「西の覗

この崖から・・・・

これまで来た方面
地元の登山者に金剛山・葛城山など色々教えて頂いいた。
日本アルプスなら殆ど登っていますので分かるんですがね。


大峯山寺

ここでも御朱印をいただく、これで金峯山寺と合わせて2枚目。
この境内からルートを確認するため、YAMAPを起動しルートを確認。
事前に地図はダウンロードしてあるのでデータ通信できない場所でもGPSは機能し地図上に自分の位置が確認できる。
ログはスマホでは取らないのでこれで私の場合十分です。

大峯山寺を過ぎると奥駈道の様相が変わった。

そして小笹ノ宿。
裏に沢があり水は十分、ただし小屋内宿泊は頑張って3-4名なので混む場合は幕営準備が必要。

新緑が綺麗だが暑い。

ここで女人結界が切れる。


大普賢岳
暑さで体力を奪われる。

乗り越してから大普賢岳を見る。


大峯の山並みも綺麗ですね。

七曜岳
ここまでは鎖場が多い。

シャクナゲが綺麗だ
それよりこの暑さは体力を奪われる。

久々にヘロヘロで行者還小屋に到着。
最終的に5名の宿泊。

綺麗な小屋で収容人数も多い(20名)
今日は山岳信仰の拠点山上ヶ岳を越してきたが暑さで体力を消耗した。
明日は唯一登っている八経ヶ岳を通る。

■コースタイム 山行:10時間30分+休憩:1時間11分=合計:11時間41分
二蔵宿小屋05:13→06:29大天井ヶ岳→07:15五番関07:23→09:09洞辻茶屋09:24→09:34陀羅尼助茶屋→09:41松清店→10:29西の覗岩→10:53山上ヶ岳11:05→11:43小笹ノ宿→12:28阿弥陀ヶ森→13:48大普賢岳→14:37国見岳→15:23七曜岳→16:30行者の水場16:44→16:54行者還小屋泊