トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

紅葉山行:大川入山

2024年10月25日 | データ
前回は涸沢の紅葉を満喫。
今回は標高を下げ2,000m級の山を物色。
結局「大川入山(1,908m)」を登ることにした。
今年は暑い夏が続き色づきが・・・・
安近短で決めた。
自宅から2時間で行ける2,000m級の山です。

■2024.10.24 5:45に自宅を発つ。R153を北上し8時に治部坂の駐車場到着。
私が4台目。
準備をし8:10登山開始。
根っこだらけの支尾根の急登をできるだけ持ち上げ高さを小さくして登った。何時も心がけているが今日は極端に意識して足を運んだ。

主尾根に乗ると横岳山頂。しばらくは起伏の少ない登山道が続く。
赤くなったカエデ。

この辺りは色付いた木々を楽しみながら歩くが今年は葉が落ちている。
酷暑のせい?
黄葉の落ち葉も見当たらない。
この時間は青空。
唯一カエデのみ色づいている。
残っていた眠そうなリンドウ。
登山道はこんな感じでカエデばかり。
それと熊笹に覆われた下草も所々枯れている。
ドライフラワー
樹間から塩見岳。
今日の手ぬぐいも塩見岳
ローアングルのこの感じが好きです。
色づきは今一。
山頂へ向けて笹原の急登が始まる。
カラマツは良い感じで色づきのグラデーション。
今日一の絵ですね。
登山道の右側はカラマツ林。

左側は笹原。
「赤い羊」もいます。
ドウダンツツジの紅葉が赤い羊に見える。
しかし笹枯れが目立つ。
10年程通っているが初めての現象。
笹枯れの原因は。
・笹枯れ?
 何十年に一度花を付け枯れると言うが。
・アブラムシ?
 四国の剣山で同じ様な現象が過去に起こっている。部分的なのでこちらの原因か?

11時に山頂。
2グループが滞在。
今年は紅葉不作。
それでも僅かに色付いた木を愛で昼食。
自作サンドイッチとカップ麺。
穂高連峰、中央アルプス、八ヶ岳、南アルプスが見える。
山頂から北へ少し行くと恵那山も見える。
北西の山は笹枯れになっていない。

45分程滞在し下山する。
笹藪に近い状態の所もある。
それに笹自体の背丈も胸くらいに高い。

この状態だと笹ダニに注意が必要。
長袖、長ズボン、手袋に首元は日本手拭を巻いた。
遅咲きのリンドウが5株程咲いていた。

お日様も隠れ、紅葉も少ないので歩くことに専念。
1時間半で下山。

■コースタイム
行動時間4時間40分+休憩時間50分
=5時間30分

紅葉を期待したがやっぱり・・・・

それでも小さな秋を見つけて楽しんだ山登りでした。

そして気付いたが脚筋肉の疲れがほとんど無い。登りの極端な刻みが効果大って事でしょうか。
この山の過去の記録を検証すると脚力は過去十年間変わって無いことが分かるので今後はこの極端な刻みを使って行きます。

帰路は何時もの平谷温泉温でリフレッシュ。

秋を食べに 中津川。 

2024年10月22日 | データ
「渋皮の剥(む)けし女は見えねども栗のこはめしここの名物」
は十返舎一九の狂歌です。

毎年、中津川市馬籠にある食事処樹梨(じゅり)へ「栗のおこわ」と「蕎麦」を食べに訪れます。
今回は海外の観光客で賑わっていましたが奥のテーブル席へ入ることができました。

私は蕎麦を大盛で注文。
やさしい栗の甘さともっちりした「もち米」が絶妙。
美味しい定食をいただきました。

そして春先に中山道を歩いた時に訪れた中津川宿へ向かいます。
中山道歴史資料館を見学後近くを散策。
中山道歴史資料館
中津川には中津川宿・落合宿・馬籠宿があり,商業・文化面から木曽路との接点あるいは江戸と京都との接点としての重要な役割を果たしてきました。
ことに中津川宿の旧家から発見された古文書には,和宮降嫁の行列や天狗党の往来のようすを示す古文書,幕末の混乱期の重要な出来事の一つである「薩長同盟」の密談を伝える文書など幕末を駆け抜けた人々に関する貴重な資料が大変多く存在します。
これらの中津川市の歴史資料として重要な古文書,公文書等の記録類を継続的に収集・保存し,市民共有の記録遺産として永く後世に伝えるとともに,その収蔵資料を広く公開しています。

栗きんとんで有名な老舗「川上屋」や「すや」の本店も近くにあります。
ちこり村に立ち寄り帰路につく。

季節を感じるためには季節を食すのが一番ですね。


体型に合うズボンはワークマンしかない。

長身・細身の筋肉質の体型にあうズボンにいつも困ることが多い。
ベルトでウエストを締めて履くことが多い。

山用はファイントラックのパンツを良く履くがこれもウエストをかなり絞る必要がある。

ところがワークマンのAERO STRETCH クライミングパンツは細身仕様で裾切リ仕様なので唯一体型にフィットする。
夏用は4本持っているがこれの秋冬仕様を本日試着後購入。
夏用との違うは裏が起毛させている事と撥水仕様になっていること。
これはありがたい。
11月上旬に色が揃うので後一本か二本購入したい。


涸沢カールの紅葉山行 2/2

2024年10月13日 | データ
初日の記録⬇

■2024.10.11 3時に起床、昨夜は気温もあまり下がらずよく眠れた。
早朝食はみそ煮込みうどんに餅をトッピング。揚げ麺でないので胃がもたれることはない。

準備をし持ち物を再確認。
そして4時にテントを出る。
もう少しでSガレと言う所で山が赤らむ。(モルゲンロード)
山が染まる色が変化するのが面白い。
涸沢ヒュッテが見える。
日が当たる涸沢小屋方面へ移動。

涸沢小屋へ立ち寄るのは初めて。
涸沢小屋から少し登山道へ入る。
登山道をそれ途中の大きな岩だらけの岩稜帯へ入る。
絶好の撮影ポイント。
この辺りのナナカマドの色づきが良い。
撮影目的の登山者と暫し山話。
登山者も見ることができる。
積雪期はほぼ直登で小豆沢を登ったりザイデンの右側を登ったりした。
夏道は大きくトラバースしている。
岩の上で長いこと寝そべっていた。
至福の時間
そろそろ涸沢ヒュッテにも日が当たりだしたので降りることに。
撤収した人も多くテント場は空いている。
次は涸沢ヒュッテ裏の池の平へ
少し時期は遅いがまあまあの色づきです。
三段紅葉も期待したが・・・・
赤色が少し少ないかな。



池の平で逆さ穂高を撮影。
後でわかった事だがこちら側が影の時が撮影には向いているようだ。
リサーチ不足で残念。
でもそれなりに撮れた。
日が高くなると景色がのっぺりしてくる。

白版に「涸沢の紅葉を見ずして涸沢を語ることなかれ」と書いてあった。

おでんが1,000円、生1,000円・・・・

やーめた。


約3時間涸沢に滞在。
そろそろ帰りますか。
連休に向けての入山者が多く、ほぼコースタイムでしか下山できなかった。
連休前日からの入山者も多いと言うことです。
連休はどうなるだろうか
※後日:涸沢ヒュッテのインスタでは連休初日はテント1,000張りの写真が乗っていた



横尾に11:30帰還。早々に撤収。
そして上高地バスターミナルまで3時間歩きます。
涸沢も上高地も呆れるほど海外の方が多い。


途中、明神池の近くにある「Café do Koisyo」でスイーツと自家焙煎の珈琲を注文。
疲れた体に甘いスイーツが美味しかったので。
人が多くウンザリしていた気分が消えていく。
上高地バスターミナルも混雑。
5台目でようやく乗車。

今回は平湯温泉はパスしてそのまま帰路につく。関SAで速旅の電子マネーで土産を買い求め高速を走る。

今回が2目の涸沢紅葉、思ったより色づきは悪くなく、錦色の紅葉を愛でることができた。夫々の木では焦げていたり葉が落ちたりしているが景色の中では影響は少なく全体としては問題は無かった。
この時期、涸沢に来るには色々とハードルが高いがそれを裏切らない景色が見れる。

さて次の紅葉登山は何処へ行こうか?



涸沢カールの紅葉山行 1/2

2024年10月13日 | データ
今年の紅葉めぐりは、涸沢とし10/10-11の一泊二日とした。
紅葉時期は2020年以来の2回で前回は錦絵のような紅葉を見えせてくれた。
さて今回はどうか?

■2024.10.10 2:00に自宅を出発、フル高速で平湯の「あかんだな駐車場」に着いたのが5:30。
平日の始発バスが6:20なのでそれに乘る。

6:32 大正池でバスを降りる。
本日は横尾までなので上高地を散策しながら北上する。

ところで上高地は何回目かな?
・子供が小さい時家族で。
・夫婦旅行で。
・GWに奥穂、涸沢岳、北穂を登る為に3度。
・小梨平に前泊し前穂に登る為に。
・前回と今回の涸沢紅葉を見る為。
の都合7回目。
それでも散策したくなる。
疲れた時は上高地のライブカメラを見れば元気になる。

バス停から小路を降りると大正池。
※大正池
大正4年(1915)に焼岳が噴火。噴出した熔岩や泥流によって梓川が堰き止められて出現したのが大正池です。当時は広大な面積だったことから「梓湖」と言われていたようですが、いつしか「大正池」と呼ばれるようになる。

堰が切れ水が流出、立ち枯れが朽ち、土が堆積する。
年々小さくなっているので、いずれ無くなる可能性がある。
霧で薄暗い雰囲気。
上高地自体の色づきはまだ先。
田代池・田代湿原
最近クマベルが至る所に設置された。
梓川の右岸を北上し河童橋へ
梓川の水が上高地ブルー。
河童橋着、大正池からここまでは約一時間。
この時間、観光客は少ない。
左岸歩道の小梨平から明神の区間は、土石流の発生を受け通行止めとなっていましたが、10月12日から通行を再開。
この時点は右岸沿いに明神まで行く。
明神
ここに美味しい珈琲が飲める場所があるが今日は定休日、帰りに寄ろうと思う。
徳沢に着く頃には青空に。
徳沢はGWに北穂の帰りにテント泊したのが9年前。
梓川の河原で重機が河川改修をしていた。

徳沢−横尾間に新たな管理用道路や橋 上高地整備で松本市
新たな管理用道路や橋の整備開始。梓川の中に土砂をもり立てて整備している堤防や道路、仮設橋を撤去し、河川の外に道路を造ることで、自然本来の川の流れや景観を取り戻す。利用者らの安全のためにも恒久的な道路が必要とされており、二〇二七年度まで工事を進める。(中日新聞)

10:40 横尾着。
受付でテント泊(2,000円)を申請。
10張り程張られているのみでガラガラ。
草地なのでなるべく平坦で雨水の流れない場所を選ぶ。
結局、前回と同じような場所になった。
慣れたもので設営は10分と掛からない。

この時間なら涸沢も蝶ピストン可能だな〜と考えるも・・・・

止めた。

昼食はカルボナーラにじゃがりこトッピング+赤だし。
調理時間も短く、美味しかった。
昼食後は槍でも見に行きます。
横尾山荘のすぐ脇に蝶ヶ岳への登山道へ入る。
この登山道の途中「槍見台」まで30分。
徐々に視界が開ける。

キノコが沢山。

「槍ヶ岳」

暫し眺望を楽しむ。

下山してきた登山者と暫し山話。
三俣から蝶を超えて涸沢まで行くそうです。
この手もあるなと関心。

写真は一眼、コンデジ、スマホと色々です。

テントに戻り、コーヒータイム。
コメダのドリップです。
そして仮眠。

夕食は18時から
焼き餅と昼に続きカルボナーラ
茹で上がったパスタとソースは紙皿の方が後の始末が楽かもしれない。

夜は長い。
インナーダウンパンツとジャケットを着込みシュラフに入る。
横尾は電波状況が良好なのでスマホから軽くBLOGを更新。

夜空には星が瞬き明日の晴天を裏付けている。

翌日のブログ⬇


紅葉は涸沢からでしょう!

2024年10月10日 | データ
日程と天候がマッチした10/10(木)-11(金)。
今日から上高地に入った。
トイレ事情、水事情など考慮して横尾野営場でテント泊⛺️とした。
明日涸沢へピストンします。
水豊富、設営場所は草地で平坦、標高は1,600mなので冷え込まない。

昼食はサラスパでカルボナーラ。
トッピングはじゃがりこ。
最高に美味しいかった。
今後テッパンになりそう。

昼食後は蝶ヶ岳登山道へ入り槍見台へ。
槍様が見えました。

それでも時間を持て余す。通信環境が良いのでスマホでブログを書いてます。
ここまではスマホ写真。

明日の涸沢の色づきはどうでしょう!

これは4年前の写真です。