トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

LOWAの冬靴(ローバーバイスホルン)

2014年11月28日 | データ
メインで履いている登山靴は2足で春~秋用はソールの張替えをした。4シーズン用のスカルパサミットライトもソール張替え時期にきている。
この靴は厳冬期登山にも使っているが保温材は入っていないので標高2,000mを越すと少し厳しいので今回冬靴を検討してきた。

冬靴はこの時期から年末を逃すと選択出きる種類が少なくなるので思い切って購入することにした。
※リストアップした靴は・・・
1)スポルティバ Nepal EVO GTX
2)スポルティバ Trango Extreme EVO Ligth GTX
3)スカルパ モンブランGTX
4)ASOLO 6B+GV
5)ザンバラン エクスパート・プロGT
6)ハンワグ フリクションGTX
・・・・・

連休最終日、何件かの登山用品店を巡る為にオープン時間に合わせ電車に乗る。

・最初はモ○ベルショップへ、アルパインクルーザーは幅広で合わないことは分かっているので今年から扱いだした2EのASOLOの試し履きをする。ホールド感は緩くアッパーの柔らかさも気になる。

次なる登山ショップへ

・まずネパールEVOを履く、色合いも好きで今回の本命であるがサイズ43ではきつく44では大きすぎる。
長時間履き状況を確認するがインナーソールで合わせるもしっくりは行かない。
履けないこともないがルーズで履くとこの靴の意味がなくなりここまでの値段を出す必要も無い。タイトでは足のトラブルが心配だ。

・またスカルパモンブランは日本人向けに幅広になったようで緩い。
所有するスカルパゼログラビティー10GTXやサミットライトは幅広ではなかったので残念。

半分諦め気分になりソールを張り替えるかと・・・今日はもう帰るつもりでLOWA(ローバー)の靴に手を伸ばし履いてみる。

お!

今までの靴とは異次元のホールド感が・・・・フィットしている。
持ち込んだセミワンタッチのクランポンもいい感じでセットできたので。

これに決めた!

LOWA バイスホルン GTX(WEISSHORN GTX)
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※重量:1,080g(実測)
※素材:スウェード/テキスタイル/マイクロファイバー
※保温材:ゴアテックスデュラサーモ
※ソール:VIBRAM DOLENT
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色は鮮やかなこの色のみ。

ロックフック。さずがドイツ職人の作りは良いですね。

頑丈そう。

短いゲイターが付いています。

ソールは「VIBRAM DOLENT」

BDのアイゼンもピッタリ。
踵のホールドも良くフロントポイント・キックも安定しそうだ。

ポン介もこの靴が気になる様だ。


高校の先生がLOWAのスキー靴を履いており自慢していたのでメーカー名自体は知っていた。
今回各メーカー靴を触って見たが作りはトップクラス、特にフックの作りまで見事なのは驚いた。

問題はオレンジ基調の山ウェアーが多いので・・・

近所の紅葉

2014年11月27日 | データ
■2014.11.22 9月末の木曽駒ヶ岳紅葉登山を皮切りに山や信州で紅葉を楽しんだ。そして最終章である地元に紅葉がやっと下がって来た。
今日はテニスへ行く前に地元の紅葉を撮りに半田市某所へ

イチョウ

土手のタンポポ

道路沿いで土手の上にあるのでなかなか上手く撮れない。
早目に諦めテニスコートへ。

池○君も遠方から来ているの今日は賑やかになる。
人数も調度良く約4時間連続プレーとなり汗が拭きだす、この時期では珍しいことだ。

帰りにコートのある公園にもイチョウの木があるのでそれを撮影。
イッチョウ

ニチョウ

池○君はバイクでロードランへ。

夕方、知多市にある日長神社の紅葉谷へ
まだ一週間程早い。

紅葉している所を狙う。

真っ赤よりこの位が良いかも。


まだ来週位までは楽しめそうだ。
メジャーな紅葉スポットへ行きたいが混むので足が向かない。


単焦点レンズの威力

2014年11月13日 | データ
※デジイチを使い始めてもうすぐ1年になりズームレンズのみ2種類持っている。
そろそろ単焦点の「明るいレンズ」が欲しくなり価格.comで物色。

PENTAXの場合、LimitedやStarレンズが良いのは分かるが価格は2桁を越す。
ポチったのはフィルム時代に発売された「FA35mmF2AL」で画角的に一番使い勝手が良さそうなサイズ。

早速カメラにセットしテスト撮影。

絞り解放の F2。
ボケの範囲が多い(焦点の合う範囲が少ない)


F8:ドライフラワーの半分に焦点が合う。


F4:この距離ならこれ位か?


更に部屋の中のアレンジフラワーを撮影してみる。
ハロウィンのアレンジ

果物を使ったアレンジフラワー
マスカットを摘み食いしたのがバレルかな?

薔薇のドライフラワー

猫じゃらし。
ほわほわ感が上手く撮れている。

家猫、ポン助。
耳が後ろに向いており緊張している。

外に出て車を入れ。
明るいレンズなので手持ち撮影でOKです。


最近読んだ山の本。クライマー山野井泰史を題材にした本など。

※凍(沢木 耕太郎)
最強のクライマーとの呼び声も高い山野井泰史。世界的名声を得ながら、ストイックなほど厳しい登山を続けている彼が選んだのは、ヒマラヤの難峰ギャチュンカンだった。だが彼は、妻とともにその美しい氷壁に挑み始めたとき、二人を待ち受ける壮絶な闘いの結末を知るはずもなかった――。絶望的状況下、究極の選択。鮮かに浮かび上がる奇跡の登山行と人間の絆、ノンフィクションの極北。

※垂直の記憶 (山野井泰史)
002年秋、山野井泰史は、ヒマラヤの難峰ギャチュン・カンに単独登頂後、下降中嵐につかまり、妻・妙子とともに決死の脱出を試みて奇跡的に生還した。この衝撃的な生還を機に、自らのクライミングの半生を振り返り、難ルートから挑んだ高峰への思いを綴る。すさまじい登攀への思いと「日常」の生活も著わした、氏の再起への物語でもある。


レンズ沼の入り口に立ってしまったか?


晩秋の安曇野・松本へ・・「信州百楽」

2014年11月04日 | データ
■2014.11.01-02 安曇野方面へ一泊旅行へ。
週初めから計画するがやっぱり信州方面となる。松本市郊外の梓川沿いに宿が取れた。
この松本近辺の宿を起点にすると、高山・奥飛騨経由や諏訪湖、八ヶ岳経由、長野善光寺・戸隠・鬼無里経由などコース選択の自由度は広がる。
どこも何度も訪れているので真新しさは無いが新たな発見や楽しみは必ず見つかる。

トドクロちゃんの意見も聞くが・・・・これを繋ぐのは至難の技だ。

晴れていれば白馬の青鬼集落や八方池、五竜など行きたいが初日は「雨の安曇野」とする。

高速で混むのを嫌い少し早めの5時に自宅を出発し東海ICから高速に乗り安曇野ICを目指す。
9時頃、大王わさび園に到着。
まだ開園したばかりで静かだ

わさびの栽培には綺麗な水が必要

収穫中

水草

2時間ほど散策したり茶室での紙芝居を見たりして過ごす。
熊出没でわさび園の奥までは入る事が出来ないし観光客も少ない。

11時 田淵行男記念館
田淵行男は山岳写真家・高山蝶研究家である。

山の写真や古い撮影道具、VTRなど鑑賞しストラップを購入。

ストラップには「一山百楽」と彫り込まれている。

彼は常念岳へ206回も登っており、「その一回一回は決して同じ常念ではなかった。何か必ず新しい観照が生まれた」と回想しています。
その彼が残した
『一山百楽』

私には分かるような気がします。

好きな山は何度でも時期を変え登る、山はその都度違う顔を見せてくれる。


池田町の北アルプス展望美術館を見た後、大峰高原へ

※七色大カエデ(樹齢250年)
雨+ガスですがこれも趣があります。

この雨で葉が多く散っていますが落ち葉も綺麗です。

ズームレンズでは撮りたい絵が撮れないよー。
単焦点のLimitedレンズが欲しいが10万円を越す・・・・・ん。


※大町『仁科神明宮
平安の昔から鎮座する日本最古の神明造を持つ大町 神社、天照大御神をおまつりする国宝 仁科神明宮。

大町には山岳博物館やラ・カスタなど見どころが多いが今回はスルー。

男性長寿の日本一、松川村で蕎麦屋を探す。
店名「つばくろ」で「新そば」を食す。
りんごの天ぷらは初めて食べたが意外といける。

満願寺のお経を唱えながら渡る橋「微妙橋」



数ある道祖神のなかから選んだ「常念道祖神」
本当は奥に常念岳が見えるはずだが今日は残念です。

桜の時期天気が良ければこんな感じになる。


そろそろ宿の近くへ移動し安曇野ワイナリーでワインの試飲。新しくなり以前のように飲めません!!
ここからトドクロちゃんと運転交代。

ぶどう畑

有名スイーツ店でお茶菓子2つ購入し宿へ持ち込む。

16:30 本日のお宿「梓水苑
ここは公共の宿で上高地から流れ出る梓川の畔にある。

食事は地産地消の新鮮食材を味わう 安曇野めぐり創作会席でビール・日本酒を飲む。
風呂が温泉でない以外は満足でした。

■2014.11.02 松本市内を散策へ。
朝風呂に入り朝食を済ませ8時過ぎに松本市内へ入る。天気は薄曇りで風が強い。

事前に調べた市役所の土日開放をしている駐車場へ(無料です)。
市役所は松本城の東側。

松本城へは年に3回しか解放されない太鼓門から入る。
太鼓門鬼瓦と紅葉。

国宝松本城
現存する最古の城です。
5重6階の天守閣へ登るも北アルプスは見えない。

城の黒色は、墨を塗り更に柿渋を塗っている。(柿渋は防虫目的)
真っ黒な城、別名『烏城』からすじょう。
真っ白な姫路城は別名『白鷺城』と言う。


市内散策へ
四柱神社・なわて通り・中町など散策。
目的の古本屋では古い山岳地図は見つからなかった。

壁の秋

帰路のコースは木曽路。途中で激しい雨が降り出した。

木曽義仲ゆかりの宮ノ越。ここに義仲館がある。
巴淵(巴ヶ淵)の紅葉。
ここに住む竜神が化身して巴御前になったという伝承。

平家物語りに巴御前の事が書かれている「中にも巴は色白く髪長く、容顔まことに優れたり。強弓精兵、一人当千の兵者(つわもの)なり」

木曽駒から空木岳への縦走時に「木曽殿越」と言うコルがある。
ここは武将木曾義仲が越えたという伝説があり、登山道には「義仲の力水」と呼ばれる水場がある。
征夷大将軍にもなった義仲だが最期は源義経らに討たれる。

遅めの昼食は義仲館に併設された食堂で。
地元のおばちゃんが作る、そばは大盛りで果物や漬物・地豆・栗など御馳走になる。

紅葉に挟まれたR19を南下するが雨が激しくなる。

安曇野・松本・木曽路は何度訪れても面白い。

まさに
「信州百楽」