先月に大峯奥駈道縦走したので春の旅行は6月にずらした。
今回は富山県の東部から中部方面としスケジュールを考えた。
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一日目:YKKセンターパーク→天神山→魚津埋没林博物館→ほたるいかミュージアム→廣貫堂資料館→ますのすしミュージアム→越中八尾→お宿
二日目:称名滝→立山カルデラ砂防博物館→まんだら遊苑→立山博物館
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■2018.06.18 初日一気に富山県黒部市まで行くので早朝4時半頃に出発。
朝の苦手なトドクロちゃんは走り出して暫くすると眠りだす。
梅雨に入っているがまずまずの天気予報なのでテンションも上がるが初日は曇り。
東海北陸道から北陸道に入るが立山連峰は隠れている。
黒部ICを出て最初の訪問場所を目指す。
ここは言わずと知れた、YKKの国内最大の製造拠点。
このセンターパークはYKKのものづくりの技術や歴史、創業者吉田忠雄の経営理念や人生についてわかりやすく紹介する為の施設。
ゆっくり見学しYKKブラジル農園直送の自家焙煎コーヒーなど賞味したので2時間ほど要した。
実は現役の頃、営業技術としてある商品をPR(プレゼン)しに来たことがある。その時のYKK担当者から見えてくる「モノづくり」の本物度はわかっていた。
現役の頃はCAD/CAMや情報系システムやネットワーク部門を見ていたが自分自身の中に高精度加工の技術やノウハウは蓄積されておりその分野ではある意味世界の頂点を極めていた。ただ転職後定年まで務めた会社では結局最後までその力は使うことはなかった。
ただ営業支援(営業技術)としてそのノウハウ活かしプレゼンしたことはあるが本意ではなかった。
創業者吉田忠雄の企業精神「善の巡環」
他人の利益を図らずして自らの反映はない
今読んでいる本(新太平記)の作者が創業者の伝記本を書いているので一度読んで見たい。
善の巡環―世界のファスナー王吉田忠雄伝・・・山岡荘八
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最後にYKKブラジル農園直送の自家焙煎コーヒー豆を買い次の訪問地へ。
天神山ガーデンで季節の花を見て魚津埋没林博物館へ
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魚津埋没林は、約2,000年前、片貝川の氾濫によって流れ出た土砂がスギの原生林を埋め、その後海面が上昇して現在の海面より下になったと考えられている。
発掘されたその場所にこの施設が作られた。
また、蜃気楼の説明コンテンツも多くあった。
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次に「ほたるいかミュージアム」へ
ホタルイカの時期は過ぎているので映像を中心に見学。
会社の営業所が砺波にあり、よく訪問したのでオンタイムで美味しいホタルイカで一杯・・・
おいしかったな。
そして営業所を締める時、機材を小型トラックで運んだことも記憶に新しい。
富山と言えば「越中富山の薬売り」で富山駅近くの「廣貫堂資料館」へ
越中富山の薬売の歴史を知るならここですね。
越中富山の反魂丹 鼻くそ丸めて萬金丹 それを呑む奴アンポンタン
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ますのすしミュージアムで製造工程を見学し宿泊場所に向かう。
↓
八尾ゆめの森ゆうゆう館
温泉で体を癒やしサウナで汗を絞る。
そして夕食で生ジョッキを一気飲み・・・美味しい。
■2018.06.17
朝〜
窓からは「劔、別山、富士の折立、大汝、雄山」そして前衛の山に遮られた右側に「薬師岳」が見える。
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快晴です。
実は室堂から薬師岳の間はまだルートが繋がったいないのでぜひとも縦走したいと思っている。
特に花の五色ヶ原で幕営・・・ないて最高ですね。
有峰までにするか上高地まで縦走するかぐるっと廻って裏銀座経由で扇沢なんて超ロングコースですね。
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朝風呂後に散策。
朝食は7時から
ホタルイカの沖漬け、白えび、美味しいですね。
ごはんのおかわりは3杯。
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車で1時間弱移動。
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称名滝を目指す。
駐車場からは30分程歩く。
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正面にこの時期だけ現れる「ハンノキ滝」が見える。
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称名滝の近くに大日岳への登山口がある。
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室堂までの登山口「八郎坂」も対岸に。
どちらのルートも熊に出会う危険が多いので鈴かラジオは必須です。
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落差日本一の称名滝
称名滝は、350mという日本一の落差を誇る四段構成の滝
名称は、法然が滝の轟音を「南無阿弥陀仏」という称名念仏の声と聞いたことに由来すると伝えられている。
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称名滝上部。
この時期水量も多いし水煙も凄い。
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称名滝下部。
弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち、称名川となった後に常願寺川へ注ぎ込む。
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称名滝の下流の左岸側に、延長2km、高低差500mの溶結凝灰岩の壮大な岩壁が切り立っています。立山火山の大噴火でできた溶岩の台地が、称名滝に深く削られてつくられた断崖は、一枚岩盤では日本一を誇ります。
これが「悪城の壁」
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称名滝を後にして立山駅へ
※立山カルデラ砂防博物館
立山カルデラの歴史や自然と、立山砂防、常願寺川について知ることができる。室堂は自然豊かな穏やかな場所だがそのすぐ南側に立山カルデラがある。そこから流れ出る川、あばれ常願寺川がある。
※常願寺川
「氾濫にならないよう常にお願いした」という意味合いから常願寺川と名づけたといわれるほどの暴れ川。
標高2400m付近からわずか56Kmの距離で流れる川は世界での例がなく、今から約100年前、治水対策に招いた政府の顧問であったオランダ人技師デレーケは、常願寺川を見て「これは川ではない。滝である」と驚いたそうです。
また、水源地である立山カルデラの崩壊がはげしく、幾度も洪水にみまわれました。このため、大正15年からは国直営で砂防事業が行われ、数々の砂防技術が導入され砂防関係のみならず河川関係にも大きな影響を与えました。
今の常願寺川は、富山平野の最も高い所を流れる天井川で、標高は扇頂部で185m、中流部の大日橋付近で50m、富山市街で8mあります。立山カルデラ内には今も2億立方mの土砂が残っており、もし洪水になればひとたまりもありません。
山も流した河
常願寺川 農人の記憶
↑ぜひとも読んで下さい。
博物館近くの食堂で昼食
メニューは「白えびのかき揚げそば」
ケーブルカーが出発するのを待ってカメラに収めた。
私は以前の立山登山で乗っている。
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立山博物館共通割引券を購入しているのでまんだら遊苑へ
ここは公営の地獄テーマパーク
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そして立山博物館へ
ここでは立山の歴史や自然を知ることができる。
万葉の時代より立山は「神々が宿る山」とされ、富士山や白山と並ぶ「日本三霊山」として、山岳信仰の対象となっている。
私も子供の頃に親から嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれるよと言い聞かせられた。
これが立山信仰(立山曼陀羅)で日本全国に広まっていた。
子供の頃に悪い事をすると閻魔さまに・・・・などと最近の親は言わないのだろう。
参照:立山信仰と近代登山の歴史
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私は2回目だが「立山博物館」は是非とも訪れてほしい。
これで今回の予定は終了。
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この車、既に17万Km走っているが20万Kmまでは乗りたい。
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今回の走行距離750km(無給油)でした。
富山の薬や立山信仰は意外と子供の頃に接していたが立山カルデラとの苦闘が今も続いていることに驚いた。
できれば五色ヶ原縦走時にそのカルデラを上から眺めて見たいものだ。
今回は富山県の東部から中部方面としスケジュールを考えた。
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一日目:YKKセンターパーク→天神山→魚津埋没林博物館→ほたるいかミュージアム→廣貫堂資料館→ますのすしミュージアム→越中八尾→お宿
二日目:称名滝→立山カルデラ砂防博物館→まんだら遊苑→立山博物館
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■2018.06.18 初日一気に富山県黒部市まで行くので早朝4時半頃に出発。
朝の苦手なトドクロちゃんは走り出して暫くすると眠りだす。
梅雨に入っているがまずまずの天気予報なのでテンションも上がるが初日は曇り。
東海北陸道から北陸道に入るが立山連峰は隠れている。
黒部ICを出て最初の訪問場所を目指す。
ここは言わずと知れた、YKKの国内最大の製造拠点。
このセンターパークはYKKのものづくりの技術や歴史、創業者吉田忠雄の経営理念や人生についてわかりやすく紹介する為の施設。
ゆっくり見学しYKKブラジル農園直送の自家焙煎コーヒーなど賞味したので2時間ほど要した。
実は現役の頃、営業技術としてある商品をPR(プレゼン)しに来たことがある。その時のYKK担当者から見えてくる「モノづくり」の本物度はわかっていた。
現役の頃はCAD/CAMや情報系システムやネットワーク部門を見ていたが自分自身の中に高精度加工の技術やノウハウは蓄積されておりその分野ではある意味世界の頂点を極めていた。ただ転職後定年まで務めた会社では結局最後までその力は使うことはなかった。
ただ営業支援(営業技術)としてそのノウハウ活かしプレゼンしたことはあるが本意ではなかった。
創業者吉田忠雄の企業精神「善の巡環」
今読んでいる本(新太平記)の作者が創業者の伝記本を書いているので一度読んで見たい。
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最後にYKKブラジル農園直送の自家焙煎コーヒー豆を買い次の訪問地へ。
天神山ガーデンで季節の花を見て魚津埋没林博物館へ
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魚津埋没林は、約2,000年前、片貝川の氾濫によって流れ出た土砂がスギの原生林を埋め、その後海面が上昇して現在の海面より下になったと考えられている。
発掘されたその場所にこの施設が作られた。
また、蜃気楼の説明コンテンツも多くあった。
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次に「ほたるいかミュージアム」へ
ホタルイカの時期は過ぎているので映像を中心に見学。
会社の営業所が砺波にあり、よく訪問したのでオンタイムで美味しいホタルイカで一杯・・・
おいしかったな。
そして営業所を締める時、機材を小型トラックで運んだことも記憶に新しい。
富山と言えば「越中富山の薬売り」で富山駅近くの「廣貫堂資料館」へ
越中富山の薬売の歴史を知るならここですね。
越中富山の反魂丹 鼻くそ丸めて萬金丹 それを呑む奴アンポンタン
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ますのすしミュージアムで製造工程を見学し宿泊場所に向かう。
↓
八尾ゆめの森ゆうゆう館
温泉で体を癒やしサウナで汗を絞る。
そして夕食で生ジョッキを一気飲み・・・美味しい。
■2018.06.17
朝〜
窓からは「劔、別山、富士の折立、大汝、雄山」そして前衛の山に遮られた右側に「薬師岳」が見える。
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快晴です。
実は室堂から薬師岳の間はまだルートが繋がったいないのでぜひとも縦走したいと思っている。
特に花の五色ヶ原で幕営・・・ないて最高ですね。
有峰までにするか上高地まで縦走するかぐるっと廻って裏銀座経由で扇沢なんて超ロングコースですね。
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朝風呂後に散策。
朝食は7時から
ホタルイカの沖漬け、白えび、美味しいですね。
ごはんのおかわりは3杯。
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車で1時間弱移動。
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称名滝を目指す。
駐車場からは30分程歩く。
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正面にこの時期だけ現れる「ハンノキ滝」が見える。
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称名滝の近くに大日岳への登山口がある。
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室堂までの登山口「八郎坂」も対岸に。
どちらのルートも熊に出会う危険が多いので鈴かラジオは必須です。
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落差日本一の称名滝
称名滝は、350mという日本一の落差を誇る四段構成の滝
名称は、法然が滝の轟音を「南無阿弥陀仏」という称名念仏の声と聞いたことに由来すると伝えられている。
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称名滝上部。
この時期水量も多いし水煙も凄い。
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称名滝下部。
弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち、称名川となった後に常願寺川へ注ぎ込む。
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称名滝の下流の左岸側に、延長2km、高低差500mの溶結凝灰岩の壮大な岩壁が切り立っています。立山火山の大噴火でできた溶岩の台地が、称名滝に深く削られてつくられた断崖は、一枚岩盤では日本一を誇ります。
これが「悪城の壁」
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称名滝を後にして立山駅へ
※立山カルデラ砂防博物館
立山カルデラの歴史や自然と、立山砂防、常願寺川について知ることができる。室堂は自然豊かな穏やかな場所だがそのすぐ南側に立山カルデラがある。そこから流れ出る川、あばれ常願寺川がある。
※常願寺川
「氾濫にならないよう常にお願いした」という意味合いから常願寺川と名づけたといわれるほどの暴れ川。
標高2400m付近からわずか56Kmの距離で流れる川は世界での例がなく、今から約100年前、治水対策に招いた政府の顧問であったオランダ人技師デレーケは、常願寺川を見て「これは川ではない。滝である」と驚いたそうです。
また、水源地である立山カルデラの崩壊がはげしく、幾度も洪水にみまわれました。このため、大正15年からは国直営で砂防事業が行われ、数々の砂防技術が導入され砂防関係のみならず河川関係にも大きな影響を与えました。
今の常願寺川は、富山平野の最も高い所を流れる天井川で、標高は扇頂部で185m、中流部の大日橋付近で50m、富山市街で8mあります。立山カルデラ内には今も2億立方mの土砂が残っており、もし洪水になればひとたまりもありません。
常願寺川 農人の記憶
↑ぜひとも読んで下さい。
博物館近くの食堂で昼食
メニューは「白えびのかき揚げそば」
ケーブルカーが出発するのを待ってカメラに収めた。
私は以前の立山登山で乗っている。
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立山博物館共通割引券を購入しているのでまんだら遊苑へ
ここは公営の地獄テーマパーク
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そして立山博物館へ
ここでは立山の歴史や自然を知ることができる。
万葉の時代より立山は「神々が宿る山」とされ、富士山や白山と並ぶ「日本三霊山」として、山岳信仰の対象となっている。
私も子供の頃に親から嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれるよと言い聞かせられた。
これが立山信仰(立山曼陀羅)で日本全国に広まっていた。
子供の頃に悪い事をすると閻魔さまに・・・・などと最近の親は言わないのだろう。
参照:立山信仰と近代登山の歴史
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私は2回目だが「立山博物館」は是非とも訪れてほしい。
これで今回の予定は終了。
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この車、既に17万Km走っているが20万Kmまでは乗りたい。
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今回の走行距離750km(無給油)でした。
富山の薬や立山信仰は意外と子供の頃に接していたが立山カルデラとの苦闘が今も続いていることに驚いた。
できれば五色ヶ原縦走時にそのカルデラを上から眺めて見たいものだ。