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裏銀座縦走→湯俣温泉 (以下の3部構成)
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□1日目 2012.09.14 高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(幕営)
□2日目 2012.09.15 烏帽子小屋→三ツ岳→野口五郎岳→水晶小屋→岩苔乗越→祖父岳→雲ノ平→三俣山荘(幕営)
□3-4日目 2012.09.16-17 三俣山荘→鷲羽岳→ワリモ岳→水晶小屋→竹村新道→南真砂岳→湯俣岳→湯俣温泉(幕営)→高瀬ダム
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■3/3 2012.09.16-17 三俣山荘→鷲羽岳→ワリモ岳→水晶小屋→竹村新道→南真砂岳→湯俣岳→湯俣温泉(幕営)→高瀬ダム
本日も快晴。
朝食はフルグラ+スキムミルクの山食新メニューだがこれは今回限りとなりそうだ。
夜明け前の空
5:20 鷲羽岳にむけて歩き出す、前回はこの登りでブロッケン現象が出たが今回はガスも出てないので・・・
西に三俣蓮華岳、実は早朝空身でピストンしようと考えたが行動時間が11時間を超すので止めた。
三俣からの空身登山者が多い中、彼らと同じペースで70Lザックを担いで登るのは大変だ。
6:33 鷲羽岳。バックは常念から槍穂で遠く富士山も見える。
黒部五郎岳。ひょっとすると歌手の野口五郎は黒部五郎だったかもしれない。
この山名の五郎はゴーロ(大きな岩がゴロゴロしている場所)からきている。
後立山連峰と裏銀座従走路。
笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山。
薬師岳、ワリモ岳、水晶岳。
ここはワリモ岳頂上ではなく少し登ると。山頂です。
ワリモ岳山頂から鷲羽岳。奥に槍。
赤牛岳と奥に立山
8:21 水晶小屋。ここで一本取る。
真砂岳分岐までの途中で。
草紅葉は既に始まっている。
三つ目のピーク前をトラバースする。
途中、岩場通過で困っている三人組おばちゃんを引き上げ先を急ぐ。
この日、この時間帯は20-30名程の登山者とすれ違う。
10:22 真砂岳分岐。ここから竹村新道へ入る。
槍に向かって歩くような稜線を行く。
11:24 南真砂岳。
雨天時は必要以上に時間がかかりますと注意書きの看板有。
→粘土質の登山道も多く雨が降ると滑るからだろう
12:45 湯俣岳。
14:20 湯俣温泉。
晴嵐荘で早速、カキ氷と黒ラーメンを注文。このラーメンが実に美味しい。
そして河原にテントを設営し内風呂に入る、暗くなる頃に晴嵐荘前で山屋の宴会が始まる。
皆が持ち寄ったツマミで山屋の宴会が始まる。
俺は切り札のSPAMを持ち出し塩・コショウで調理し皆で食べる。これも最高に美味しい。
時間を忘れ『山の面白話し』をすると小屋泊まりの山屋も聞き耳を立て大笑いしている。
テン場は温泉の地熱で地面が暖かくシュラフに入る必要がなかった。
翌朝、テンバ前の河原に掘ってある温泉に入り続けて内湯にも入浴。
撤収の準備が完了。朝食は小屋食とした。
噴湯丘(国の天然記念物)見物と河原に掘った野趣あふれる温泉に入るために奥に向かう。
この『キューピーちゃんの頭』みたいなのが『噴湯丘(国の天然記念物)』上部の尖った所から温泉が噴出している。
私が手を広げて立ってもすっぽり入る位の大きさです。
河原を掘った温泉に何としても入る山屋。海水パンツ・草履を持参していた。
・・・しまった忘れた・・・で早朝誰も起きていない温泉に入る事にした。
湯加減の良い場所を見つけ足湯とする。
知り合った女性等に声を掛ける
『混浴しませんか?』
『足湯混浴を』
朽ち果てた標識に『槍ヶ岳北鎌尾根』とある。
そうです千天出会経由で北鎌尾根から槍ヶ岳へ上るクラシックルートです。
今は荒れていて殆ど人が入れないと聞いていましたが最奥の分岐では新しい踏み跡がありました。
デポしたザックを取りに晴嵐荘へ戻る。
吊り橋を渡り、高瀬ダムへ3時間の林道歩きです。
名無避難小屋。
名が無いのではなく、名無と言う名前です。
高瀬ダムの右岸を延々と歩きます。
心地良い沢風が抜けるため涼しい。
トンネルを抜けると高瀬ダムで到着です。
『千と千尋の神隠し』で出てくる夢の世界と現実を分けるあのトンネルの様にこのトンネルを抜けると現実に戻るような気がする。
高瀬ダム上部で運よく老夫婦が予約したタクシーに便乗させていただきました。
七倉荘まで、タクシーのおじさんとダムの話でなどで盛り上がる。
高瀬ダムは述べ62万人で作られ、㍉単位で安全計算していると○京○力が言っている。
石を積むのに㍉単位で積むことができるわけがない!・・おじさん曰く。
下山後の温泉はお決まりの大町温泉「薬師の湯」へ
ゲ!今までで一番混んでいる。
連休最終日の12時頃だから当然と言えば当然。
中央道も混みそうなので昼食は後にしてICへ向かう。
その車窓から
渋滞もなく16時頃自宅に到着。
天候にも恵まれた裏銀座縦走、暑くもなく寒くもなく快適。
北アルプスの山々を見ながらの稜線縦走は感動。
日程を一日早目にずらしたのも大正解で下山を強烈な竹村新道にし最終日の秘湯:湯俣温泉がまたよかった。
あと蓮華岳~船窪~烏帽子岳間と西鎌尾根を縦走すれば後立山からのルートは繋がる。
■コースタイム
三俣山荘5:20→6:33鷲羽岳→8:21水晶小屋→10:22真砂岳分岐→11:24南真砂岳→12:45湯俣岳→14:30湯俣温泉(晴嵐荘)
■GPS経路
累積標高差3,800m
歩行距離:約50Km
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裏銀座縦走→湯俣温泉 (以下の3部構成)
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□1日目 2012.09.14 高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(幕営)
□2日目 2012.09.15 烏帽子小屋→三ツ岳→野口五郎岳→水晶小屋→岩苔乗越→祖父岳→雲ノ平→三俣山荘(幕営)
□3-4日目 2012.09.16-17 三俣山荘→鷲羽岳→ワリモ岳→水晶小屋→竹村新道→南真砂岳→湯俣岳→湯俣温泉(幕営)→高瀬ダム
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裏銀座縦走→湯俣温泉 (以下の3部構成)
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□1日目 2012.09.14 高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(幕営)
□2日目 2012.09.15 烏帽子小屋→三ツ岳→野口五郎岳→水晶小屋→岩苔乗越→祖父岳→雲ノ平→三俣山荘(幕営)
□3-4日目 2012.09.16-17 三俣山荘→鷲羽岳→ワリモ岳→水晶小屋→竹村新道→南真砂岳→湯俣岳→湯俣温泉(幕営)→高瀬ダム
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■3/3 2012.09.16-17 三俣山荘→鷲羽岳→ワリモ岳→水晶小屋→竹村新道→南真砂岳→湯俣岳→湯俣温泉(幕営)→高瀬ダム
本日も快晴。
朝食はフルグラ+スキムミルクの山食新メニューだがこれは今回限りとなりそうだ。
夜明け前の空
5:20 鷲羽岳にむけて歩き出す、前回はこの登りでブロッケン現象が出たが今回はガスも出てないので・・・
西に三俣蓮華岳、実は早朝空身でピストンしようと考えたが行動時間が11時間を超すので止めた。
三俣からの空身登山者が多い中、彼らと同じペースで70Lザックを担いで登るのは大変だ。
6:33 鷲羽岳。バックは常念から槍穂で遠く富士山も見える。
黒部五郎岳。ひょっとすると歌手の野口五郎は黒部五郎だったかもしれない。
この山名の五郎はゴーロ(大きな岩がゴロゴロしている場所)からきている。
後立山連峰と裏銀座従走路。
笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山。
薬師岳、ワリモ岳、水晶岳。
ここはワリモ岳頂上ではなく少し登ると。山頂です。
ワリモ岳山頂から鷲羽岳。奥に槍。
赤牛岳と奥に立山
8:21 水晶小屋。ここで一本取る。
真砂岳分岐までの途中で。
草紅葉は既に始まっている。
三つ目のピーク前をトラバースする。
途中、岩場通過で困っている三人組おばちゃんを引き上げ先を急ぐ。
この日、この時間帯は20-30名程の登山者とすれ違う。
10:22 真砂岳分岐。ここから竹村新道へ入る。
槍に向かって歩くような稜線を行く。
11:24 南真砂岳。
雨天時は必要以上に時間がかかりますと注意書きの看板有。
→粘土質の登山道も多く雨が降ると滑るからだろう
12:45 湯俣岳。
14:20 湯俣温泉。
晴嵐荘で早速、カキ氷と黒ラーメンを注文。このラーメンが実に美味しい。
そして河原にテントを設営し内風呂に入る、暗くなる頃に晴嵐荘前で山屋の宴会が始まる。
皆が持ち寄ったツマミで山屋の宴会が始まる。
俺は切り札のSPAMを持ち出し塩・コショウで調理し皆で食べる。これも最高に美味しい。
時間を忘れ『山の面白話し』をすると小屋泊まりの山屋も聞き耳を立て大笑いしている。
テン場は温泉の地熱で地面が暖かくシュラフに入る必要がなかった。
翌朝、テンバ前の河原に掘ってある温泉に入り続けて内湯にも入浴。
撤収の準備が完了。朝食は小屋食とした。
噴湯丘(国の天然記念物)見物と河原に掘った野趣あふれる温泉に入るために奥に向かう。
この『キューピーちゃんの頭』みたいなのが『噴湯丘(国の天然記念物)』上部の尖った所から温泉が噴出している。
私が手を広げて立ってもすっぽり入る位の大きさです。
河原を掘った温泉に何としても入る山屋。海水パンツ・草履を持参していた。
・・・しまった忘れた・・・で早朝誰も起きていない温泉に入る事にした。
湯加減の良い場所を見つけ足湯とする。
知り合った女性等に声を掛ける
『混浴しませんか?』
『足湯混浴を』
朽ち果てた標識に『槍ヶ岳北鎌尾根』とある。
そうです千天出会経由で北鎌尾根から槍ヶ岳へ上るクラシックルートです。
今は荒れていて殆ど人が入れないと聞いていましたが最奥の分岐では新しい踏み跡がありました。
デポしたザックを取りに晴嵐荘へ戻る。
吊り橋を渡り、高瀬ダムへ3時間の林道歩きです。
名無避難小屋。
名が無いのではなく、名無と言う名前です。
高瀬ダムの右岸を延々と歩きます。
心地良い沢風が抜けるため涼しい。
トンネルを抜けると高瀬ダムで到着です。
『千と千尋の神隠し』で出てくる夢の世界と現実を分けるあのトンネルの様にこのトンネルを抜けると現実に戻るような気がする。
高瀬ダム上部で運よく老夫婦が予約したタクシーに便乗させていただきました。
七倉荘まで、タクシーのおじさんとダムの話でなどで盛り上がる。
高瀬ダムは述べ62万人で作られ、㍉単位で安全計算していると○京○力が言っている。
石を積むのに㍉単位で積むことができるわけがない!・・おじさん曰く。
下山後の温泉はお決まりの大町温泉「薬師の湯」へ
ゲ!今までで一番混んでいる。
連休最終日の12時頃だから当然と言えば当然。
中央道も混みそうなので昼食は後にしてICへ向かう。
その車窓から
渋滞もなく16時頃自宅に到着。
天候にも恵まれた裏銀座縦走、暑くもなく寒くもなく快適。
北アルプスの山々を見ながらの稜線縦走は感動。
日程を一日早目にずらしたのも大正解で下山を強烈な竹村新道にし最終日の秘湯:湯俣温泉がまたよかった。
あと蓮華岳~船窪~烏帽子岳間と西鎌尾根を縦走すれば後立山からのルートは繋がる。
■コースタイム
三俣山荘5:20→6:33鷲羽岳→8:21水晶小屋→10:22真砂岳分岐→11:24南真砂岳→12:45湯俣岳→14:30湯俣温泉(晴嵐荘)
■GPS経路
累積標高差3,800m
歩行距離:約50Km
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裏銀座縦走→湯俣温泉 (以下の3部構成)
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□1日目 2012.09.14 高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(幕営)
□2日目 2012.09.15 烏帽子小屋→三ツ岳→野口五郎岳→水晶小屋→岩苔乗越→祖父岳→雲ノ平→三俣山荘(幕営)
□3-4日目 2012.09.16-17 三俣山荘→鷲羽岳→ワリモ岳→水晶小屋→竹村新道→南真砂岳→湯俣岳→湯俣温泉(幕営)→高瀬ダム
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