今回の紅葉登山は中央アルプスの経ヶ岳。過去に一度登っている。↓
令和元年に権兵衛峠から経ヶ岳へ至るルートが復活しルートは眺望が良く新緑や紅葉を楽しめるとの事で訪れる。
■2021.10.14
深夜2:30に自宅を出発。
中津川で高速を降りR19をひたすら北上。宮ノ腰を過ぎたら権兵衛トンネル方面へ。そして権兵衛トンネルの直前で右折し旧道経由で権兵衛峠へ。
経ヶ岳、権兵衛峠は全国でも珍しい南箕輪村の飛地。
この南箕輪村のサイトにガイドブックがアップされているのでこれをスマホに入れて持ってきた。(権兵衛峠の由来や経ヶ岳の由来なども記載されている)
6:20 権兵衛峠着。準備し直ぐに歩き出す。
アンテナピーク(1,807m)で稜線ルートに変わる、それ以後ズーッと稜線散歩。伊那側はカラマツの人工林で木曽川は自然林、下草は笹原。
サルオガセも掛かっている。
稜線の岩に名前が付けられている。(行きと帰りの写真)
アヤメ山。稜線ではダケカンバが多くなる。
思ったより雲が湧き南アルプス方面は眺望なし。花の時期も楽しめそう。
御嶽山、乗鞍、白山、穂高は辛うじて見える。
北沢山(1,969m)、コイノコ(2,035m)は特に眺望が良くここを目的地にしても良い。
コイノコを過ぎた辺りから紅葉が多くなる。
中央分水嶺のピーク
目指す経ヶ岳。山腹の紅葉も始まっている。
分水嶺のピークを過ぎると今日一番の急登になる。この辺りは稜線のカラマツに覆われいる。
その中に広葉樹がパラパラ混ざっている。
09:25経ヶ岳山頂。数年前の台風で山頂部の木々が倒れたそれの整備の一貫で山頂部が見晴らしが良くなった。
暫し雲が切れるのを期待しパンを食べ寛ぐ。
11年前のブログを見ながら流石に爺になったことを実感。気分は同じでも身体は老けてゆく。
経ヶ岳の由来は
平安時代にさかのぼります。弘仁7年(816年)、日本の仏教
の歴史において大きな役割を果たした祖師の一人、慈覚大師円仁(じかくだい
しえんにん)が夢告を得てこの地を訪れ、山中に求めた霊木に十一面観音像を
刻んで奉安し仲仙寺を開基しました。この時、観音の木片のひとつに経文を書
いて埋めたことから、仲仙寺の背後にそびえるその山を経ヶ岳と呼ぶように
なったといわれています。
雲が切れないので紅葉を愛でながら下山。
稜線から木曽谷側に広葉樹が多い(自然林)
行きは岩場ルートを通り下山は迂回ルートで。
コイノコで休憩。ここがこのルートで一番いい場所です。
眺望良し(木曽山脈方面、御嶽・乗鞍方面、南アルプス方面)
ベンチ有りで気持ちが良い。
紅葉もこの標高より下はこれからでまだ2週間近く楽しめそうです
当然、経ヶ岳も見えます。
このコース稜線歩きで気持ちが良いが上げ下げが多く結構足にキます。
広葉樹はまだ緑。
伊那谷が見えた。
木曽山脈方面。今日は伊那谷からガスが上がった来ている。
この辺りのカエデもまだこれから。
出会った花達。
大きな写真はコチラで。
2021.10 権兵衛峠から経ヶ岳
25 new photos · Album by Inakun Masakun
眺望良し、花あり、紅葉よしの良いルートです。(トイレはと登山口に有り)
登山道も整備されていますが、熊笹の根で下山時は滑りやすいので注意は必要。
微妙な登り下りの連続で意外と足にきます。
■コースタイム 合計時間5時間48分=行動時間4時間48分+休憩時間60分
距離10.5 km上り/下り1027/1031 m(私のスマホでは距離も標高差も少な目に出た感じ)
06:30登山口→07:39北沢山→08:42三角点→09:25経ヶ岳10:03→10:26三角点→11:19北沢山→11:51三角点→12:14権兵衛峠登山口
帰路は伊那谷経由。松川でリンゴと梨(南水)を買い求め温泉には入らず明るいうちに無事帰還。
次は時期も標高も下げ1,500m-2,000mの紅葉登山かな。