バンコク中心部からチャオプラヤー川を渡った所にあります。三島由紀夫の小説「暁の寺」で知られる。他の観光スポットからは陸路をとると少し離れていますが、ワットポーすぐそばにある船着場からなら一直線。入場料は外国人のみ徴収で20バーツ、タイ人は無料。
なお船着場を降りてすぐに、観光地にありがちなタイ風顔だし記念撮影看板が何箇所か設置されていますが、これがタダっぽく見えて実はそうではありません。写真を撮り終わるとやおら近くにいるタイのおっさん、おばさん、またはお兄さんが「エクスキューズミー」と近づいてきてお金(小額でしょうが)を請求されます。これに引っかかって小銭を渋々払っていたファラン(白人)観光客の後味の悪そうな顔が印象に残りました。
こういうエピソードも旅の楽しい思い出と考えられればいのですが...。
参道沿いにあるツーリスト警察の詰め所。緊急事態発生時はこちらへ。一般警察と違って英語が通じます。
入場口手前には沢山の土産物屋があります。この日はものすごく暑かった(日本の夏ほど不快ではない)ので警備の警察官(こちらはほぼ英語の通じない一般警察)も木陰で勤務。怪しいと思われたのか、こっちを睨んでいます。
入場料を払って中へ。入場料必要区域は割と狭く、このような塔が建っているだけですが、これが結構すごい。ちなみにこの急階段は塔の上の方まで続いていますが立ち入り禁止で登れないようになっています。
塔の周りは一周できるようになっています。周回路は狭く、二人すれ違うのもきついくらい。
周回路までの階段は幅は充分ありますが急なので注意が必要です。
タダ区域は回廊が連なりその中に金ぴかの仏様がずらりと鎮座しています。その前には中国風の石造が並んでいます。
陸路(アルンアマリン通り)から見たワットアルン。この通りにはシリラート病院やタイの海軍基地、その造船所もあります。陸路からの参道はよろず屋が何軒かあるだけの生活道路でした。完全なローカル区域です。