11月2日(日)、涅槃仏のある寺がファランボーン駅に程近い所にあるとの情報を入手し、行ってまいりました。寺の名前と簡単な地図を事前に会社の部下に書いてもらい、
交通費を浮かそうとバスに乗って行く。車内で子守をしている車掌に、どこで降りたらいいか聞くと、ここで乗り換えろと言われたがなんと言っているかよく判らず、2度も無駄な乗り換えをした挙句、
結局地下鉄を利用。バス代17バーツ(51円)返せ~。などとセコイことを言っているうちに
地下鉄を降りた後は迷う事無く目的の寺へ到着。ワットマハプルークターラムはファランボーン駅正面の通りをまっすぐ南下、歩いて6~7分の所にあり。
右側の建物が本堂のようだが、何かの催しか、高校生の楽団がタイ伝統音楽を演奏したりしているが、ちょっくらごめんと広場を突っ切る。
今日は本堂の中には入れない様子。
直感的に高校生楽団が陣取る背後の建物がくさいとにらむ。果たせるかな、建物入り口に「TICKET 20BAHT」と英語で書いてある。中へ入るといらっしゃいました、涅槃仏。入り口には「チケット」と書いてあったが、中へ入ると「DONATION 20BAHT」つまり「志納 20バーツ」と表現が変わっていた。「志納なら払わなくてもいいのかな」などとセコイことを考えていたら、
どこからともなく妖怪のぬらりひょんのように堂守のおっさんが現れてビックリ。きちんと20バーツを志納箱へ投入。写真はOKとの事。
ご尊顔。
おっさんは、なかなか親切で、仏様の拝み方を教えてくれたり、こっちへ来いと言って堂の隅っこにある場所で「グッドラックユー」などと言って聖水(やたら冷たい)を茶筅で振りかけてくれたりした。外の催しは何かとおっさんに聞いたら「王室から寄付があって、その贈呈式」だと言うような意味の事を言っていた。(多分)
涅槃仏の参拝を終え、おっさんにお礼を言って、堂宇を後にし境内を散策。境内は近所の子供の遊び場となっている模様。観光客はおろか、参拝客もいない。
正面の建物には何とか言う偉いお坊さんのミイラがガラスケースの中に安置されている。建物内にはミイラ化したお坊さんの遺体を搬出する際の記録写真の展示があったが、ミイラを支えて移動させているオヤジの満面の笑顔がなぜか印象に残った。
もう「王室寄付贈呈式」は終わった頃かと本堂へ立ち返ってみれば、本堂は宮内省OB関係者(であろう人々)でごった返していた。今日は本堂参拝はあきらめよう。
境内には他にガイドに連れられた白人の中年夫婦が一組いて、ご亭主のほうはガイドの説明に聞き入っていたが、女房の方はつまらなそうにタバコなぞ吹かして、鼻から煙を出していた。神聖なる寺域内で何たることか。そういやタバコを長い時間吸っていなかったので、とりあえず境内の外へ出る。
タバコを一服した後、ドブ川沿いをファランポーン駅へと戻る。流木やらビニール袋やら残飯やら粗大ゴミが浮いて悪臭を放つこの川は公害だらけの過去の日本の川そっくり。今の日本ではこんな汚い川はもうないであろう、この川には魚なんかいないんだろうなあ、などと思いつつ、歩いていると、
なんとビックリ、見た目も臭いもそのままのドブ川で魚釣りをする地元住民を発見。ひとりだけではなく、何人もいてこれまたビックリ。恐る恐る「プラー、キンダイマイ(魚は食うのですか)」とニセタイ語で聞くと、「キンダ~イ(食うよ)」と軽やかな返事。思わずめまいを覚えその場を立ち去ったのは、無理もない事であった。
このあと、ファランボーン駅へ行って列車を見て回りまする。
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正面の建物には何とか言う偉いお坊さんのミイラがガラスケースの中に安置されている。建物内にはミイラ化したお坊さんの遺体を搬出する際の記録写真の展示があったが、ミイラを支えて移動させているオヤジの満面の笑顔がなぜか印象に残った。
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境内には他にガイドに連れられた白人の中年夫婦が一組いて、ご亭主のほうはガイドの説明に聞き入っていたが、女房の方はつまらなそうにタバコなぞ吹かして、鼻から煙を出していた。神聖なる寺域内で何たることか。そういやタバコを長い時間吸っていなかったので、とりあえず境内の外へ出る。
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このあと、ファランボーン駅へ行って列車を見て回りまする。