先月28日、市民主催の公開討論会が開催された。候補者の一人、神谷氏は出席されたが、高島市長は姿を現さなかった。それどころか、欠席する旨の返事すらしなかった。市民からは非常識との声が上がっている。そんな中、今週、高島市長に公開質問書が提出された。そこで秘書課長のとんでもない発言があった。
「話を聴く会」の原氏によると、6日、まず高島市長の選挙事務所(中央区)へ出向き、公開質問書を提出。受け取ったのは秘書の伊藤氏だったという。質問書を読み上げて手渡し、公開討論会(告示後は第三者が主催する公開討論会は開けないので、二人同席の個人演説会を開く形)の受諾を重ねて求めたという。それに対し、伊藤氏は「いろいろスケジュールも有るので検討します」と返答したという。
次に、市役所秘書課へ出向き、同様の公開質問書を提出。今回の高島市長の対応を正したところ、自分の個人的意見だと前置きした上で、野木秘書課長は「出席すると約束しておいて欠席したのであれば問題があるが、そうではない(返事をしていない)のだから問題はない」と述べたという。もう話しにならない。野木課長は個人的意見だと言っているが、おそらく高島市長がそう言っているのだろう。
ところで、西日本新聞は両候補者にアンケートを実施しているが、その中で「あなたが考える組織の指導者とはどのような存在か」というのがある。それに高島市長は「声なき声に耳を傾け、いろいろな価値観を持つ人たちと向き合う」と答えている。どの口が言うのか。自分の意見と違う人の声には耳もかさない。このような人に市長になる資格はないと思うが。
高島市長は答えるか、、それともまた無視するのか
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