一昨日、自転車でスーパーへ買物に行った帰り道の交差点で人だかりがしていたので、事故でもあったかと近づいたら、救急車とパトカーが停まりどうやら交通事故が発生。すぐ、通り過ぎたので内容は不明だが自転車が絡んでいることはまず間違いない。左の影は京阪電車の高架、それに添って自転車と歩行者専用となっている道路で、車は左手から右手への一方通行である。
電車に添い反対側にも道路があり、そちらが自動車の往来があって、左の方へガードをくぐったところにところに交差点がある。信号が青になると左手から主として自転車だがワーと写真交差点で前方、左右に散開する。反対に交差点方向に行く自転車もあるのでよく混雑する。徐行しない自転車もあるので、常に注意して走行しなければならないところである。
さて、私も事故に遭ったばかりだし、事故原因というものを考えてみたい。
事故があれば加害者と被害者が発生するのであるが、例えば私のケースのような相手が一方的に悪い場合、事故原因が加害者の違反行為とされてしまう。私の事故の場合は加害者の「前方注意義務違反」ということになってしまう。
ところが、被害者がそこにいなければ事故が起こらないのであるから、被害者も事故原因といえるわけである。事の善悪、過失の有無は関係なく事故に関与しているのである。
さて、加害者と被害者がある時、ある地点で遭遇するのであるが、なぜ、そこでそうなったのか。時間を遡って両者の軌跡を追ってみると面白いことが知れるであろう。例えば1時間前には両者は事故のことは予想だにしていない。ところが時間を追ってぶつかるようにぶつかるように動いて行っているのがわかるであろう。その1時間の間に出逢った全ての出来事が関与していることが分かるであろう。
また、その1時間は前からの続きであるから、以前のものも皆関与しているといえるのは当然である。例えば、ここのブログであるが覗いていただければカウンターに出る。読者諸兄とはそれだけの関係で大した影響はなさそうであるが、私がそれをチェックすると、意識の流れに影響が出る。100と99では思うところが全然違う。意識の流れに変化があれば当然行動にも変化、時間のズレが出るということになる。
そう考えると、あの事故に諸兄が関与しているということになるのである。