今、68歳だから78歳に、しかし、元々蒲柳の質だから78歳まで生きられるとは考えにくいし、体力も年と共に落ちていくだろうからまず無理と考えざるを得ない。
とすると、1万Kmは目前だしアクシデントがなければ達成できるだろうと思う。で、妥当な目標は2万Kmといったところ。
でも、2万Kmを同じペースで走ったとして3年9月かかる勘定。しかし、年と共にペースが下がることは目に見ている。ピッチを上げた方がよさそう。どうしてピッチをあげるか。
やはり、自転車を買い換えるのが手っ取り早いようで、目下思案中である。
今はクロスバイクというハンドルがフラットバーのカテゴリーのスポーツ車に乗っているが、ロードバイクにすれば相当走行効率がアップすると思われる。
まず、ハンドルがいわゆるドロップハンドルになっていて、ハンドルを持つ位置が3箇所ある。走行状況によって持つ位置を変えれば楽に走れてペース配分が容易になる。特に曲りの下を持って走れば前傾が強くなって風の抵抗が少なくまた力も入る。
もう一つはタイヤが細くなって接地面積が少なくなって摩擦抵抗が少なくなるし、ホイールが軽くなって慣性による抵抗が少なくなる。
最後はビンディングである。これが悩ましいのである。ビンディングは元々スキーで靴を板に取り付けるための器具のことなのであるが、いつころからかロードバイクのペダルに同じ名前で使われるようになっている。これによって足を固定することによってペダルの回転をスムーズにすると同時にペダルを踏む力だけでなく足を下から引き上げる力も利用できるから効率のよい回転力が得られのである。
ただ、いいことだけではなく、止める時には事前に踵を外に捻って固定を外す必要がある。外すタイミングが遅れると足がペダルに固定されたまま転倒してしまう。
しかし、買い換えるとなるとコストもかかるし、今の自転車をまだ捨てるのも勿体無いし、しばらく思案してみるしかないようである。