藤井七段の平成30年度最終戦で、敗戦濃厚のところ妙手を放って逆転勝利。そこで一句。
「年度末 起死回生の6二銀」
昨日、藤井聡太七段の本年度最終戦が行われ劇的な逆転勝利を収めた。
竜王戦四組のトーナメントで中田宏樹八段との対戦。
例によって、またまた、後手番を引いてしまった藤井七段、相手得意の櫓戦に持ち込まれ徐々に相手に優勢を気づかれ必敗と思われた。
ところが藤井七段の何気なく差された一着に当然のごとく応じた中田八段、これがとんでもない毒饅頭で頓死してしまった。
技巧2というAIによる評価値グラフが次の通り。
この局面で中田八段は5四歩と打つ、普通なら4四に逃げるところ、藤井七段は6二へ逃げた。単に銀を6二に動かしたなら怪しいと誰でも気づくところだが、歩で頭を抑えられて逃げたと見れば怪しまれない。残り時間も3分、銀はただだし、龍を王に近づけることができる。中田八段、パクっと銀を食ったのが次図。
龍が7二なら自陣の王の守りになっていたのが、それが外れた瞬間、藤井七段の詰めの筋に入ってしまった。さすが詰碁選手権で小学六年生から四連覇の実力。ここから持ち駒1枚も残さずに詰めてしまった。長手順を駒を残さず使い詰めるなんて作られた詰碁問題ならいざしらず実戦ではなかなかあり得ないことらしい。
詰みの筋をご覧になりたい方は次の動画がお薦めです。
https://www.youtube.com/watch?v=QWA6tcc_QFE
さて、藤井七段の今年度の成績は次の通り。他の棋士で未対局のものがあるので若干数字の動きはあるが、藤井七段については確定している。
後手番を引くことが異常なほど多くて、もっと先手率が高ければ中原名人の最高勝率0.855を超えていたかも知れない。
新聞記事によると、
「ニュージーランド南島のクライストチャーチで15日午後(日本時間同日午前)、2カ所のモスク(イスラム教礼拝所)で男らが銃を乱射した。最初の銃乱射は午後1時45分(同午前9時45分)ごろ発生50人の死者が出ており、地元警察は銃撃犯とみられる男1人を拘束している。
銃撃は、男性イスラム教徒に礼拝が義務づけられている金曜の午後に発生。ロイター通信によると、銃撃犯はモスク内で、迷彩服を着て、自動小銃を乱射したという。
この容疑者は2011年にノルウェーの首都オスロなどで連続テロを実行したアンネシュ・ブレイビク受刑者の過激思想に影響を受けたと明らかにしていた。
この容疑者は声明で、自身の白人優位思想を明かすとともに、犯行の目的について「欧州での歴史で、外国の侵略者に殺害された何十万人もの人々のために復讐すること」とした。
ブレイビク受刑者は白人至上主義者で、銃乱射や爆発物を使い77人を殺害した。禁錮21年の実刑判決を受けて服役中。」
ということだが、77人殺して21年の禁錮とは、これにはビックリ。
白人至上主義という人種差別思想はなかなかなくならないようだ。嫌えば嫌うほど目につき、鼻についてくる、厄介なことである。
(白人至上主義:ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E4%BA%BA%E8%87%B3%E4%B8%8A%E4%B8%BB%E7%BE%A9
気象庁発表によると、13日13時48分ころ、地震があった。
震源地は、紀伊水道(北緯33.8度、東経134.9度)で、震源の深さは約50km、地震の規模(マグニチュード)は5.2と推定。
この地震により観測された最大震度は4。
https://www.jma.go.jp/jp/quake/
昼食後ゆっくりしている時にスマホがビービーと大きな音を立てた。
スマホを去年の5月に買ってから初めての体験で、スマホを取り上げ画面を見ると、地震警報で19秒後に震度3の地震が来るというもので、見た途端に家の揺れを感じたが揺れは大したことがなかった。
後からの情報で結局震度2だった。
警報音がしたら画面を見るよりまず身の安全を図るのが大切と体験して分かった。
日曜日のNHKサイエンスZEROでやっていたが、海洋型大地震には予兆としてプレートの接触面でスロースリップがあるらしいことが分かってきた。
再放送 土曜日午前11時~
今日、15時37分に愛媛県の南予地方で最大震度3の地震があった。
日が日だけに地震に逢われた方はドキッとされたことだったと思う。
さて、8年前のこの日にはあの恐ろしい東日本大震災のあったがあの時のことを思い出すと今も胸が痛む。
まだ、被災者や仮設住宅入居者が多く残っておられたり、福島原発の後始末がなかなか前に進んでいないのは残念なところだ。
避難者数 約47万人(2011年3月時点)→5.4万人(2018年11月時点)
プレハブ型仮設住宅入居者数 0.5万人(2018年11月時点)
復興・創生期間後も対応が必要な課題の整理(概要)
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-1/successor-org/material/20181218_kadainoseirigaiyou.pdf
追記
応援する藤井聡太7段が久保利明9段に破れ、勝率歴代記録を更新することができなかった。残念。久保9段は先月まで王将のタイトルホルダーだったし、その実力は伊達ではなかった。
それにしても藤井7段の振り駒の運のなさは異常である。対局を始める前に前もって順位戦のように先後が前もって決まっているものもあるが、多くは対局前に歩5枚を振リ撒いて表裏の出方で決めるとされている。先手後手の勝率は若干先手が上で先手が局面を自分の作戦に持っていきやすいからである。
藤井7段は何と今年度は先手12回、後手が28回(先手の率3割)。2者択一の全くの偶然によるものがこれほどの偏りが出てきてしまっている。
今日の対戦も後手番だった。強い相手に後手番はやはりきつい、どうかなと思っていたら負けてしまった。
囲碁は実際に囲碁のサークルに参加するなど趣味していたので、囲碁のソフトも過去に2回購入していたが、何分レベルが低くて私に対して4つ、5つ石を置かないと勝負にならなかった。
去年、AI囲碁の外国の無料ソフトLeelaがダウンロードできることを知り導入した。実力は結構強くて私が4つおいていい勝負できるが、細かい設定ができずに扱いにくいし、いつも同じパターンでしかやってこない。
そこで、日本のソフトで「天頂の囲碁」というのを購入した。自分の実力に合わせた対戦もでき、パターンも変わってくるので今それを時間つぶしに使っている。
将棋は子供の時以来指したことはないが、藤井聡太七段が出てきたので関心も出て彼を応援している。何せ彼は負けないところがいい。負けるのが嫌いだから負ける者は応援しない。
彼の対局はネットテレビで中継されることが多いが、途中の形勢が気になるが解説では曖昧なことが多くてAIの評価値がどうなっているかが気になるところであった。
「ぽんぽこ」「ポナンザ」「エルモ」「技巧」「ドルフィン」とかいろんなソフトがあるが、導入してなかったので中継の中で時々表示される数値を気にしていた。
以前「エルモ」を入れようとしたがうまく入らなかったので諦めていたが、「ドルフィン」を上手く入れている人がいたので、試しに「ドルフィン」をダウンロードしたら上手く導入することができた。
朝の10時から始まり、今日の竜王戦は持ち時間5時間だから、終了が夜の10時を回ってしまうこともある。勿論ずっと見ているわけにいかないので時々どうなっててるか、評価値を確かめて楽しめた。
藤井七段は今日も勝利で42勝7敗で8割5分7厘の勝率、全棋士中トップの成績、このまま勝ち続ければ、勝率の新記録を達成できることになる。
5日に行われた名人戦の順位戦の最終戦では勝利し、年間9勝1敗の成績を残すも9勝1敗が4人いて2人しか昇級できないところ順位が下位であったため昇級できなかった。
来年頑張ってもらいたいものである。
今日のテレ朝で佐賀市に1万以上のカラスが集まってくる話題を取り上げていた。
カラスの種類はミヤマガラスという渡り鳥で中国が本拠で朝鮮半島を経て日本へ入ってくるらしいが近頃日本で異常繁殖しているそうである。集団行動し罠を仕掛けて捉えることもできないそうである。
電線にズラッと止まっているのを見ると電線が切れないか心配してしまう。多すぎてヒッチコックの「鳥」という映画を思い出した。
糞害もひどいらしい、取材中のレポーターも小便を掛けられてしまった。寄留地も日本の各地に広がっているようでこんなの国際化は御免こうむりたいものである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9
そんなテレビを見た後で、いつもは自転車散歩は夕方に出かけるのであるが、午後から雨の天気予報であったので、10時頃家を出た。
途中の地下鉄の操車場と水道の浄水場並んであって開けたところで、ポタッと音がしたので見ると鳥の糞がジャンパーの左腕にベタリ、手袋、ポケットあたりにも汚れが付着していた。
鳥の姿は見過ごしたが糞の量からして鳩かカラスといったところ。
横浜では、水飲み場の水道の栓を開けて水を飲み、水浴びまでするカラスがテレビで紹介されていたが、どこまで賢いねんと言わざるを得ない。
人形といえば和歌山県加太の淡嶋神社へ行った時の光景が鮮烈です。
要らなくなった人形が供養にと神社に送られてくるそうです。
「行き着きて神社に並ぶ内裏雛」