被災者の皆様に御見舞申し上げます。
昨日12月22日午前10時ごろ、フェーン現象下で新潟県糸魚川で火災が発生、強風により火の粉が撒き散らされ次々と類焼、少なくとも140棟以上、約75000m2が延焼ということである。
今日昼のニュース時でもあちこちで残り火から火が出る現象が見られ鎮火に至っていない。
20年来最大の火災で糸魚川大火と呼ばれるようだ。
大火の基準をネットで調べてみると、東京消防庁のHPの記事に次のように書かれている。
「損害保険料率算定会の『大火調査資料』(昭和29年発行)では、大火の定義の困難性を指摘しながらも、結果的には焼失建物50戸以上の火災を、一応の大火の基準として調査対象としています。
昭和26(1951)年4月23日に、国家消防庁(現在の総務省消防庁)消防研究所技術課長と同庁管理局総務課長の連名で出された「大火災の動態調査報告方について」では、「焼失面積が3千坪(約1万平方メートル)以上の火災」と指定しながらも、「2千坪(約6,600平方メートル)以下のものでも通常『大火』と呼ばれるものに準用する」としています。
今日、大火の基準らしきものとしては、『消防白書』の資料欄に掲載されている昭和21(1946)年以降の大火があり、その注に「大火とは、建物の焼失面積が33,000平方メートル以上の火災をいう」と書かれています。ただし、これにしても、あくまでも資料として選出するために便宜上定めた基準です。」
これに当てはめると、大火だといえる規模のものだったことになる。
大火といえばやはり阪神淡路大震災の大規模な火災が思い出される。
ついで、私が子供の頃びっくりしたのは火災は鳥取火災、焼損棟数6786棟(昭和27年)。
火事の怖いですね。下手すれば何もかも失ってしまうのですから。