前回は宇宙と私の関係について書いてみたが、今回は宇宙と蟻について和田重正先生の著作の一部を紹介したい。
1月29日の「”小中高生の自殺”が過去最多」という記事の中で紹介している「葦かびの萌えいずるごとく」という本の中に「蟻はちっぽけな虫けらか」という項目がある。11ページ中肝心なところの2ページを転写した。
この文章は私の世界観に大きな影響を与えたものである。
本は wadashigemasa.com というサイトから無料でダウンロードできるから、ぜひ全文を読んでもらいたい。
前回は宇宙と私の関係について書いてみたが、今回は宇宙と蟻について和田重正先生の著作の一部を紹介したい。
1月29日の「”小中高生の自殺”が過去最多」という記事の中で紹介している「葦かびの萌えいずるごとく」という本の中に「蟻はちっぽけな虫けらか」という項目がある。11ページ中肝心なところの2ページを転写した。
この文章は私の世界観に大きな影響を与えたものである。
本は wadashigemasa.com というサイトから無料でダウンロードできるから、ぜひ全文を読んでもらいたい。
1月21日に「天動説か地動説か」で記事を書いたが、一部を転記して書き直したい。
「私も天動説をとる。もちろん、地動説を否定するわけはない。が、天動説と地動説の違いは、視点の違いに過ぎないのである。地動説を確認するためには太陽系の外に視点を持っていかなくてはならない。現実にはそんなところに視点を持っていけないから頭で計算して想像するしかない。要するに頭の中で作られた物の見方の一つに過ぎないのである。」
「私も天動説をとる。もちろん、地動説を否定するわけはない。が、天動説と地動説の違いは、視点の違いに過ぎないのである。地動説を確認するためには太陽に視点を持っていかなくてはならない。現実にはそんなところに視点を持っていけないから頭で計算して想像するしかない。要するに頭の中で作られた物の見方の一つに過ぎないのである。さらにもう一つの視点がある。それは太陽系の外に視点を持っていくことである。そうすると太陽も地球も動いている。天体が全て動いていることになる。天動説となるのである。」
本日、2月17日10:37に種子島宇宙センターから、H3ロケット初号機発射されるということで、10時ころからユーチューブによる実況放送を見ていた。
カウントダウンは順調に行われ、発射直前のメインエンジンに点火で水素燃料ガスも放出され発射かな思ったら、何のことかガス放出がストップしてしまった。
JAXAからの発表では「SRB3(個体補助ロケット)に点火しなかった」とのことだった。
原因次第だがやり直しには時間がかかりそうだ。期待していただけに残念。
(停止後のH3)
(H3とH2の比較)
11月6日のNHK番組サイエンスZEROで、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を用いて最遠方銀河を探る研究が世界中で行われており、日本の学者が136億光年彼方の銀河を見つけたとの内容の放送がなされた。
学者は東京大学宇宙線研究所の播金優一助教である。
彼はその3ヶ月前に従来の望遠鏡で135億年前の銀河HD1を見つけている。
また、その前の最遠方銀河はヒミコと名付けられる130億年前のもので、これも日本人の発見である。
放送はNHKプラスで13日まで、NHKプラスで視聴可能であるので視聴環境にある人はご覧になることをお勧めしたい。
ウィキペディア:ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
日本全国で皆既月食が見られるのは2021年5月26日以来1年半ぶり。案外間隔が短いなと思ったが、今回は惑星食の1つである天王星食も同時に見ることができるこれは珍しい。皆既月食と惑星食が同時に見られるのは1580年7月26日以来、442年ぶりだという。332年後に土星食が見られるということだが、ひょっとして核戦争があって人類が滅亡しているかも・・・。
月の陰にに天王星が入るところは見なかったが、陰から出てくるところはテレビ画面で見たが、予測されたものだしそれほどの感慨もなかった。
昨日、2年ぶりの若草山の山焼きがあった。
去年の山焼きはコロナのため規模を縮小して実施されたが、雨で燃え広がらず、日を改めての焼き直しもなかったようである。
保山耕一さんの美しい映像が公開されたので、シェアしたい。
https://www.youtube.com/watch?v=PEpWMFZC16A
「大和は 国のまほろば たたなづく 青垣山ごもれる 大和し 美し」 倭建命が詠んだ古事記にある国偲び歌である。
意味は「大和は国のなかでももっともよいところだ。重なりあった青い垣根の山、その中にこもっている大和は、美しい」
その大和で写真を取り続けている保山 耕一さん。
保山さんの雪の映像を紹介したい。Stand aloneのピアノ曲とお楽しみあれ。
https://www.youtube.com/watch?v=ZVf0e7qeeKI
これで今年の私のブログは終了です。ご愛読ありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いします。
コロナの感染が徐々に増えてきております。どうぞお気をつけられてよいお年をお迎えください。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日未明、小惑星探査機「はやぶさ2」を離れたカプセルがオーストラリア南部の砂漠に着地したと発表した。現地で待機するJAXAのチームがヘリコプターでカプセルを発見し回収した。
カプセルには微惑星「リュウグウ」の砂が入っているという。水や有機物が存在すれば生命の元になった可能性が確かめられるという。
地球そして生命の誕生と進化 【最新版】という動画を見てみよう。
以前紹介したことがあったが、改定されていたので、見直しされることをお勧めしたい。
https://www.youtube.com/watch?v=-mKu5dIns4c
先程、JAXAによりジオスペース探査衛星(ERG)がイプシロンロケットで打ち上げられ成功したところを、ネットの実況で見ることができた。
イプシロンの打ち上げは3年ぶりで成功してよかった。間空きすぎだと思っていたので無事に衛星が軌道に乗ってホッとした。
しかし、まだ油断禁物。X線天文衛星「ひとみ」の喪失事故の例もある。
「追伸」
さて、しばらく、ブログの更新をしていませんでしたが、母が12月6日に亡くなり書く気が萎えておりました。行年99歳、大往生というべきでしょう。
忌中ですが、あいだをあまり空けずに書いていきたいと思います。
そんな理由で新年のご挨拶は遠慮させていただきます。
小惑星探査機はやぶさ2が3日、種子島のロケット発射場からH2ロケットにより打ち上げられた。どうやら、無事軌道に乗ったようでほっとした。
元々、若い頃から宇宙に関心のある方で宇宙開発に日本が貢献することにいつも気持ちの上だけだが応援してきた。
1号機はどうなることかと思ったが、無事帰還を果たし感動物語が生まれた。シネコンで映画を見たりもした。
1999JU3という小惑星に行って資料を取ってくる。52億Kmという長旅をして6年後オリンピックの年に帰還する予定という。6年後というと吾輩は78歳、う~ん、見れるかな、かなり怪しい。無事帰還を祈りたい。
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/newsphere-20141204-22084/1.htm
また、先月13日には欧州宇宙機関の着陸機「フィラエ」が彗星に着陸した。これは10年前に打ち上げられたもの。100億Kmを旅してやっと辿り着いたもの。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35056494.html
小惑星、彗星に生命の根源となる有機物があるかどうか、興味深い。
また、今日は昨日の予定が日延された米NASAによる有人火星探査船オリオンの無人試験機が打ち上げられ帰還時における問題点の確認が行われる。火星行きはこれも大へんなミッションだ。
「宇宙誕生、もっと昔でした・・・138億年前と算出」という読売新聞の記事が出ていたので次の通り記録に留めたい。観測機の性能により精密度が増してより正確なものになっていくようである。前はNASAの観測によるもので2003年に137億年と発表されそれで通っていたが10年ぶりの書き換えとなった。
その前にもいろいろあって、以前ニフティの個人会議室にアップしていた文章があったので続きで貼り付ける。
また、今回「宇宙」というカテゴリーを一つ増やしました。ちなみに「宇」のは空間を、「宙」は時間を言い、時空のことなのです。
(2013年3月22日07時09分 読売新聞)
「宇宙誕生、もっと昔でした・・・138億年前と算出」
欧州宇宙機関(ESA)は21日、宇宙が誕生したのはこれまでよりもわずかに古い、約138億年前であるとの研究成果を発表した。
同機関が打ち上げた「プランク衛星」が観測した、誕生間もない時期の宇宙の精密な温度分布から算出した。
宇宙の年齢は、これまで米国が打ち上げた別の衛星の観測などから、約137億年前と言われてきたが、これより古い可能性を示しており、研究者の間で議論が進みそうだ。同機関はまた、宇宙を膨張させる暗黒エネルギーが宇宙全体に占める割合は、これまでの観測結果よりも4%ほど少ない68%との計算結果も発表した。http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130321-OYT1T01230.htm
「パティオ記事」
02172/02172 いっぽう 宇宙の年齢
( 1) 99/06/21 02:53
こんにちは、いっぽうです。
朝日新聞5月26日夕刊に興味深い記事が出てましたので、記録しておく意味
でもここにアップしておきます。
「宇宙は120億~135億歳」
宇宙の年齢を決めるうえでカギとなる宇宙の膨張の速さは、値が決まらず長
年、宇宙論学者の頭を悩ませてきたが、米航空宇宙局(NASA)のグループ
は、これを、ハッブル宇宙望遠鏡の8年がかりの観測結果を使って精度よくはじ
き出し、25日発表した。これにもとづく宇宙年齢の推定値は、120億~13
5億歳。一方、一方、オーストラリア・ニューサウスウェールズ大にC・ライン
ウィーバー博士も、ハッブル宇宙望遠鏡などの最新の観測をもとにした「宇宙年
齢は134億歳」という計算結果を、28日付の米科学誌サイセンスに発表す
る。
「宇宙は大爆発で始まった」とするビッグバン理論では、宇宙年齢は①宇宙の
膨張の速さ(ハッブル定数)②宇宙をつくる物質の量③重力とは逆向きに働く反
発力ーーで決まる。
NASAなどの国際共同研究グループは、ハッブル定数を高い精度で求めた。
その結果、326光年離れた天体が地球から遠ざかる速度は秒速約70キロとわ
かった。これにもとづく宇宙の年齢は、反発力がなければ120億歳、あれば1
35億歳になるという。
一方、ラインウィーバー博士は、超新星や球状星団などの複数の観測結果は、
宇宙に反発力があるとすれば矛盾なく説明ができ、宇宙は134億歳になるとし
た。宇宙の反発力は「宇宙項」とも呼ばれる。
宇宙年齢は「150億歳」といわれることが多いが、最近は、観測結果をもと
に百億歳をはさんでさまざまな試算が出ている。
名古屋大の池内了教授(宇宙論)は「今回出された宇宙年齢の数字はさまざま
な観測を上手く説明できる。ただし、宇宙項を導入するかどうかは、さらに慎重
に観測の種類や数を増やす必要があるだろう」と話している。
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私なんかも一応150億歳と思っていましたが、今後は一応135億歳と考え
ることにします。150億が135億に変わっても頭の中のことにすぎません
が、より現実に近い宇宙をイメージしていたいと思います。