今日、以前アナウンスしたことのあるフリーランスのクラリネット奏者 西川香代さんのチャリティーコンサートに行って来た。
会場は小林一三所蔵の美術品を集めた逸翁美術館のマグノリアホール(阪急宝塚線「池田」駅下車、北へ徒歩10分)、5月23日にオープンしたてのホール、新品の匂いがぷんぷん。マグノリアとは木蓮の一種で造花が飾ってあった。
家を出るときは天気は晴れ。傘を持たずに出た。インフルエンザ騒ぎ以降初めて大阪梅田の繁華街へ、マスクを忘れずにバッグに入れて来たが、梅田の地下街でマスクをした人は30人から50人くらいの一団の中で1人くらいのもの、あの騒ぎは何だったんだ。
幼少のみぎりインフルエンザにかかったことがあるし、免疫があると独断し私もマスクの着用をしなかった。しかし、電車の中でも、コンサート会場でも咳きする人がいると何となく気になって顔を背けてしまうのは、やはり、気にしている証拠だろう。
早めに会場につき受付を済まして時間つぶしに近くを散策に出かけたら、雨が降ってきた。しばらくすると雷も鳴って本降りの夕立となったが、帰りには上がっていた。やれやれ。
コンサートは西川さんのクラリネットがメインで、お仲間のピアノとコントラバスの3重奏。こういう取り合わせはあまりないそうで、他の楽器用に書かれたところをコントラバスが奏でるというやり方で演奏された。
知らない曲ばかりなのでその場の音を楽しむことはできたが、曲の記憶はその場で抜けてしまった。本当に記憶力が弱くなった、自分でも驚いている。
アンコールで「見上げてごらん、夜の星を」が出てきてそれなら知っている。
年寄はなつメロに限る。