呑む気オヤジ/病窓より望む蔵王連峰便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

お母さんへの手紙・その17~お彼岸です

2008-03-23 | 家族のこと

お母さんへ
春の彼岸です。仙台のおばあちゃんが来てくれました。
おじいちゃんはお正月以来体調を崩し暫く入院していましたが、今は退院してそれなりに元気になったようです。
でもまだ上京は無理のようで、今回はおばあちゃんだけ。

新座のおばあちゃんも一緒に家族でお墓参りに行きました。
霊園内にはこぶしの花が咲いていましたよ。
お母さんはどこまで見えているか分かりませんが、落ち着いて静かな墓地です。
お墓の前まで車を乗り付けられるので便利です。

Waは無事なんとか高校を卒業し、大学も滑り止めながら入学を決めました。
お母さんは最後までWaのことを心配していたよね。
高校入学のときはそれなりだったのに、部活や友達との遊びにすっかり夢中になって
勉強は全然だったよね。
遅刻も多くて、お母さんは何度呼び出された?
そんなWaも卒業して、そしてもうすぐ大学生です。
この前は入学式用のスーツを買ってやったよ。
お母さんも見たかったろうね。残念だったね!
多分お墓参りのときにWaから報告があったと思うけど、取り敢えずちゃんとやっているから安心してね。
あんなに心配していたWaのこと、お母さんに最後まで見届けさせたかった。
こぶしの花が咲く霊園から、お母さんには僕たちのことが見えているでしょうか。
心配性のお母さんもあんまり気にしても仕方がないですよ。
息子たちももう自分で道を切り開くしかないんだから・・・。
そうは言っても、オヤジとしては学生のうちは取り敢えずやれることはやってやろうと思いますけどね。



また桜のころにお墓に行きます。あの霊園は春も華やかでいいと思いますよ。
ではまたね!

ippoより
コメント
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