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その後、いろいろ書くべきことはあるのだが、やはり直近の最大イベントについてもう少しご報告する。
パリンカの定演のライブ音源が団員に公開された。Sさん、いつも練習音源をアップいただき、今回も素早いご対応ありがとうございます。
ざっと一通りきいたところでは…。
自分が実際に参加して歌っている演奏について、良いところも含め自ら論うのはいかがなものかと思うので、あまり細かいところまでは語るつもりはないが、もう少し感想を。と言っても、所詮合唱初心者の素人、的確かつ適切な表現では言い表せないんですが。
1.なかなか統一感のあるハーモニーが作れた
青年文化センターの素晴らしい響きの影響も大きいだろうが、各パートの声がしっかりまとまり溶け合い、統一感のあるサウンドを作ることができたと思う。ただライブ音源を聴くと、曲にもよってはもう少しデュナーミクを効かせてもよい曲もあった気がする。実際客席で聴いていてどうだったかはまだ確認していません。
2.和合・高嶋委嘱作品は頑張った
練習期間は2か月弱であったが、それなりにまとめることができた。これは団員一人ひとりの頑張りも当然だが、やはり指揮者のCさんの想いと決意に拠るところが大きい。震災犠牲者への鎮魂歌的要素の強い作品だったが、この時期に当合唱団が定演を行う意味を含め、Cさんの想いは相当なものであった。その想いの結実です。
3.でもちょっと暗かったかな?
まぁ、おえこらさんとの対比(選曲のです)が明確で面白かったという感想もあったので良いのだけれど、ちょっと難しくて深刻な曲が多かったか。「合唱のためのコンポジション」は別に暗い内容の曲ではないが、初めて聴く人にとってはやはりマイナーの曲。エレミア哀歌にしてもやはり聖地エルサレムの滅亡を嘆く曲だ。
もっとも上記の通り、震災翌年の定演プログラムとしては納得感もあります。
合同演奏は前回も少し触れたが、もうなんたって若さムンムン(色気ではない)のメンバーを中心とした約100名の男声合唱だ。会場を揺るがさんばかりの大迫力の演奏に、お聴きいただいた方には男声合唱の魅力、醍醐味を十分堪能いただけたと思う。いや、聴衆だけでなく、普段40名前後のメンバーで歌っている我々も改めて「男声合唱って素晴らしい、凄い!」と感動することが出来た。
「大漁唄い込み」の素晴らしさは前述のとおり。「くちびるに歌を」も、おえこらメンバーと一緒に歌えて良かった。歌っていてちょっつウルッと来た。「路標のうた」を含め、ライブ音源からも、その迫力や醍醐味はしっかり伝わってきた。
この定演は、合唱初心者の自分にとって、またこれからの合唱人生にとっても、まさにエポックメイキングな演奏会になることは間違いないと思います。
PS)
今回は、立派な花束を2つ頂いた。
1つは我が母親の友人一同から。わざわざお付き合いいただいたのに、花束まで頂戴してすみませんでした。
もう1つは、今回横浜から来てくれるはずだったが、のっぴきならない用事で来れなくなった友人二人から。演奏を聴いていただけなかったのは残念ですが、仕方がありませんね。立派な花束ありがとう。CDが出来たら送ります!(右がお二人からいただいたものですよ)
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