ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
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浜松での風呂敷講座は夜からで、
参加者の多くは、会場となった ブックストアカフェ 本棚コオロギにて
先に美味しく夕食を召し上がってからの
家族団欒?のごとき ほっこりたるお腹リズムにて
遠き別所なれどさほどの緊張もなく スッタート!

当日、昼間は東京の立川のきもの屋で講習会がありました。
使い方を限定しない多機能のふろしきは、
和の伝統文化でもあり、日常生活用品、非常時防災、
使い捨てず使い回し直し愛用つづくエコロジーな道具、
環境問題が存在せずとも、旅に、アウトドアに、子どもの遊びと
老若男女、春夏秋冬、東西南北いづこであれ
きゅんと結べば何にでも成り役立つ、究極のパートナーです。

練習用をふくめて、大小100枚近く込めた
どんでっかい風呂敷包みを背負いて
降り立った は~まつ(浜松)駅。
ここで降りたのは初めてと思う。
京都行く折の東海道線で通過しつつ
きらきらまぶしい 浜名湖を眺めてた思い出。

さて、濱松駅のホームに立てば あら 寒い~。
しぞ~かは暖かいはずなのに、たまたま寒波か。
ここからバス。停車場には、東京在住の浜松出身の友達に
よく似た顔立ちの学ラン男子中学生いらして、
ほう、これが浜松人の顔かいなと思うが
ちっとも似ていない人もいるから、
勝手に縄文、弥生系に分けて納得する。

濱名湖は干潟もありそうな、遠浅の汽水(海水まじり)湖だから
アサリなど魚介類も豊富で、周辺には縄文以前から日本人が暮らし
貝塚や遺跡も多いだろう。
だから、縄文系の太眉で彫りの深いソース顔が、らしく感じるが
関東と関西のマン真ん中でもあるから
色んな人種ももちろんいて、
興味深い地なのだ。

のるバスを間違えて、途中下車で歩く。
すると、細かく舞い上がる吹雪まで。
風呂敷を背負ってふぶかれる東海道。
道に人はなく、ただ車ばかり走り過ぐ。
ちとタイムスリップなロマンに浸りつつも
顔に全身に縦横無尽に風雪のおどる。

だけどちゃんと着いた。暗い横道の一角に灯る、暖かそうなコオロギだ。

きこんと入店すると、以前東京でお逢いした方々もいて
みな しあわせな夕食を召し上がってる。

僕の居場所となる店奥のイステーブルの隣には
穏やかそうな縄文顔の父親と、可愛い娘っちが
絵本を読んでいた。
インスピレーションのアンテナを引っ張るような
興味深い本たちがたくさん並んでいる。
ピンと指先のえらんだ本をめくりながら
お茶や食事のできる うれしいお店です。

(次へつづく)☆。





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