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路地に出たとたん、別の町に来たかのように
家の南正面の樫の樹の剪定によって
世界は白くあかるく変容。

上部を伐り取っただけでなく、全体的に枝葉が
間引かれていて、ちょっと伐り過ぎで寒そうだけど、
きっとまたうっそうと繁って、鳥たちの憩い場になるでしょう。


(元は、この写真の上端よりもずっと高くまで伸びていた)

この日当たり増加により、うっとこの庭の植生も変わりそう。
ミニトマトがいちだんと多くなるかと。
でもいつ引っ越すか知れないので、ポットに種をまこう。
先日、息子の希望でミニトマトととうもろこしの種を買った。

苗を植える方が一般的で楽といわれているが、
種が水を浴びながら、その環境を知って生長計画を立てるから
タネから育てるほうがその場所に根差してつよくなる。

今回は鉢でも育ててみる。
水はけを好むが、わざわざ鹿沼土や赤玉土といった
土を買うという発想もないので、そこいらの小石っころ
(石という鉱物であることが大事)を
底付近に敷き混ぜて、あとは寄せ集め。

PH調整は、石灰は土を固くするので
卵の殻を細かくして混ぜておくと同時に、
酸性雨対策と益虫誘因に、土表にも卵殻を撒く。

素焼きの鉢がおすすめで、呼吸するから、
蒸れて熱くなりづらく、余分な水分も滞りにくい。
植物の要の根をしっかり張れるよう、鉢は30cmの深さはほしい。
土の表面は、乾燥防止に枯れ草やセダムを何となくかぶせておく。
そのうちセダムが全てを覆う。
鉢は日あたりのよい場所に。

肥料は3通りの方法。
野菜くずをそのままセダムの裏に置くと
団子虫などが食べるので、そのフンを窒素分として供給。
その方法だと沢山の野菜くずは処理できないので、
空の砂袋の中に野菜くず(あれば糠)を入れて
土をふりかける、を繰り返し、たまったら
ひと月(寒い頃はふた月)寝かしたものをセダムの裏側にでも盛る。
発酵途中の生堆肥こそ養分を創出するが、
もし悪臭を伴う腐敗発酵していたら使ってはならない。
砂袋は水が切れるよう、2つのレンガなどの上に乗せておく。
雨は当たらないように。
もう一つの施肥の方法は、マメ科の植物による窒素固定のおすそ分け。
ミニトマトは、種まきも植えるにしても時期が春先と早めなので
マメ科が育った土を利用するというよりも
同時に協生させる。

ミニトマトが発芽してひと月ころ、脇に豆の種をまく。
トマトが最も養分を必要とする実をつける時季には、
豆の根もみなぎっていてちょうどよい。

満月の2日まえの明日15日に、ポットに種を蒔く予定です。



庭の土をポットに詰めて(底を手の平でトントンすると土がまとまる)、
表面に乾燥防止のセダムを乗せて、種まき待ちです。

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