自家製の味噌やぬか漬けなど発酵食品を食べることは
その酵素が直接働くのではなく、自らの酵素をつくる材料となるために
有益だが、それとあわせて
生きた発酵食品を食べると、その菌がまもなく血液中を泳ぎだすという。
これは、ごく微細に、生きた観察の叶う顕微鏡によって確認される。
この菌が、血液中のコレステロールや血糖を食べて分解する。
あたかも、寄生虫と共生することで健康を保つように。
だから、昔ながらの漬物ざんまいの日本食であれば、
ご飯という糖質を摂っても、お腹の中や血液中において
菌が糖分をつまみ食いするから、高血糖を下げるインシュリンを
たくさん分泌する必要がなく、すい臓の負担も減り
糖尿病のリスクが下がる。
実際に、漬物大国の長野県が、最も医療費の負担がすくない。
ただし、市販の漬物は菌の生きていない
漬物風食品が多い。発酵が進むから、生きたものは流通させにくいので
自分ちで、モすのがいちばん。
家族を思うきもちを漬け物に託して贈るのもよいと思う。
バレンタイン味噌もうれしい。3年以上のものを、
あげる相手を想ってこねてタッパーに詰め直す。胸きゅんだで。
また、健康のためには適度な運動が不可欠で、
重力という老化に逆らうように、階段や坂道をのぼるのが効果的。
マンションやビルの高層階に住んだり働くのは
心身の不安定を生みやすいが、せめて
地上から階段でのぼって行くことで、
大地とのつながりを得るのではないか。
散歩も、とぼとぼ歩くだけより、坂や長い石階段、
小山をのぼるくらいがいい。
激しすぎる動作や運動はかえっていのちを縮めるし、
その前にスポット的になりやすいので、
たまの猛トレーニングよりも
日々のほどよき負荷がからだをつくる。
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