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今年のなつも異常な暑さがつづいているが、
原因は諸説あって定かではない。
化石エネルギーによる温暖化、周期、太陽の関係、
地軸の変化、銀河規模の何らかの作用など。

原因を議論したり突きとめるのも大切だが、
被害をすこしでも抑えるためにできることをやる必要がある。

たとえば火事がおきたときは、出火原因を探る以上に、ただちに火を消して
延焼や二次被害を減らす方向へ努めなければならない。

しかし単に火を消すだけでは、際限のない対症療法にすぎない。

壁紙のビニルクロスから、燃えにくく、かつ有害ガスを発生しない
天然材料の漆喰(貝灰、ふのり、麻スサをこねたもの)
に変えるのもよい。

異常気象の影響をなるべく受けづらい身体と町づくりが
求められる。

外では汗をふかないほうが涼しい。
冷房の効いたへやへ入る前は汗をぬぐう。

氷入りのあまいジュースばかり飲まず、
麦茶や緑茶(無農薬)、つめたいナスの味噌汁、
梅干しなどで、水分と塩分をこまめに摂取する。

帽子をかぶるなら、蒸れにくく通氣性のよい
麻や麦わら製のもの。
髪の毛は日よけと、汗で濡れて冷却する機能があるから、
短くしすぎないほうが熱中症予防になる。

夏風邪をひいても、氣力体力あるならば、薬ですぐに抑えず
寝てなおすと、病み上がりは、かなり暑さにつよく進化している
(個人的な体験)。

家を建てるなら、エアコンありきではなく、
構造と素材的に涼しくなる設計にする。

蓄熱するブロック塀やコンクリート打ち放しから、
生け垣や漆喰に替える。

冷房による水滴が、室外器の上におちるようにする。

屋根に水を流せるように配管する。

異常気象も自然現象だからと諦めるのではなく、
いくさで相手側から様々な攻撃を受けて、
それを回避するために案をめぐらし実行するような
こころ構えでないと、子どもたちを守ることはできない。

もしも数日間停電して冷房が稼働しなくなったら、
どれだけの人が熱中症でいのちを落とすのかと考えれば、
いかに現代が不安定な暮らし方に染まっているか
見えてくる。

電氣、水道、車がなくても
健康でたのしく暮らせるように、
住まいと自然環境と農業の在り方を、
いちから見直すべき時代がきていると感じている。

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