2日めは、台風の影響で波が荒く海水浴は危険なので、
近くにある「小網代の森」をあるく。
ここは、偶然と努力により守られた奇跡の森であり、
雨が落ちてしみ出る源流から、海へ流れでるまでの
流域がまるごと残っている。
珍しいトンボのいる湿地、アカテガニの山、豊かな干潟までが
一つのエリアに存在している。
最終日も、台風接近のため海あそびは叶わず、
心のこもった宿の朝ごはんの後、帰路へつく。
途中、横須賀で下車するが強風の打ちつける霧雨が
大変で、町あるきは諦め、ちょっと潜水艦だけ眺めて
また電車にもどった。
水族館に寄ろうという案もあったが、
僕があまりときめかない。
理想は、身近にゆたかな生態系が存在し、
近所の川や水路で様々ないきものたちと会える環境を
再生すること。
だから、水族館も、まずはその土地本来の魚介を、
同じすみかで再現展示しながら、さような環境を再生するには
1人1人や家庭や企業がどのように意識し
具体的な行動をする必要があるかを示す、啓蒙の場であらまほしい。
身近では環境汚染などでなかなか会うのが難しいから、
水族館という別世界まで足を伸ばす、という感覚はよくないと思う。
新しい使命感による水族館の姿がのぞまれる。
そんなこんなで、たいして雨にも降られずに
家族無事に帰宅できました!
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