明日(30日)はあさがはやい。
そんな時間はまだ、京王線特急がないため、都心へ出るのに
時間がかさむし、車内も混んでいる。
さいわい、手元に本の一冊あるから、窮屈から多少意識をそらせる。
本さえあらば、どこだって居場所となる。
中身が器を変える例だ。
昨日、珍しうもタクシーに乗ったが、荷物が多いため
当初後ろのトランクに入れようとしたが、フタがひらくと、
可笑しなティーン向けショップのような香りが鼻をついた。
芳香剤なのだが、かえってこれがきつい感じで、
荷物にある食べものが匂いを吸うとまずいので、
入れずに座席脇に置くことにした。
芳香で上塗りするのでなく、ただ脱臭でよいと思うし、
大阪の友達は植物の精油を車内に生かして
抵抗のない香り空間を展開している。
さて、匂いともつながるが、歩き煙草を喫している方の
後ろをあるくと、抜かさないかぎり
長らく煙が直撃しつづけることになる。
願はくは、さあらん折にはたまに後ろを確認し、
歩を緩めたり、立ち止まって、前を譲るのも
マナーの形にはあるまいか。
まあ、脇には車がじゃんじゃん走り抜けて排ガスを出しても
いるけど、身体への影響以上に、匂いのかんじ方がことなる。
僕はどちらかというと、タバコよりも
アルコールの飲み方のほうが
世の中への悪影響が多いと考えている。
酔って暴力、飲酒運転による事故、アル中からの肝臓病、
飲まされて意識をうしない犯罪に巻き込まれる等。
体内(肝臓の酵素)でアルコールを分解できないほど
トラブルへつながるため、なるべく分解しやすい飲み方、
食べ/飲み合わせ、順番、量、そして質を吟味する必要がある。
中学や高校くらいから、アルコール教育が望まれるが、
学校だけでなく親や他の大人が、自身の失敗談もふくめて
オープンに伝えていくのは、性教育よりもやさしいだろうし、
かえって、酒教育からしぜんと性のはなしに展開も
されやすいのではないか。
性教育はたいてい、同性の年長者がするケースが多かろうが、
同時に、異性の視点で伝えることも、相手への尊重が
生まれるのではと思う。
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