こんばんは。
今日は朝から、友達たち3人と浅草ツアーでした。
奥さんと息子も一緒です。
10時に浅草雷門前に待ち合わせでしたが、
その前に隣駅「田原町」のそばにある
藍熊染料で、藍染の材料を買いました。
さあ、みんな集まって雷門をくぐり、
仲見世を歩きます。
僕はツアコン&ビデオカメラ係。
撮影はさほど慣れていませんが、
上下に揺れない忍者(ナンバ)歩きなので
割合なめらかに撮ることはできます。
仲見世は浅草寺への表参道ともいえて
最も有名な通りの一つですが、
たかをくくるならば
外国人向けの土産物屋通りともいってしまえる。
ちょいと粋なお店は横丁や裏通りにあり。
だけど仲見世はにぎやかで明るくて
るんるんとしているから、嫌いじゃない。
浅草寺でお参りをしてから
伝法院通りを行く。
仲間の1人が、娘の為に
手作りのつげ櫛を買った。
まだ幼稚園の子だが、
これは一生もの。
つややかで貴い、緑の黒髪のそよぐ
人生に貢献するでしょう。
国際通りを横断して合羽橋道具街へ。
3人の友達は、食品サンプル作り体験をします。
僕ら家族はその間に実家へ行き、
小用を済ませた。
息子にとって曾祖母となる
82才の祖母は元氣で、
ひ孫を可愛がったり何かと心配したり、
食料を持たせたりと「すけて」くれる。
サンプル作りを終えた仲間を迎えに行き、
再び実家のお店(菓子・料理道具の「ヨコヤマ」)に来た。
皆様がた、シリコン製のソフトスプーン
(ビンのジャムなどをきれいに取れる)や
パウンド型などを買ってくださった。
しかしあまりゆっくりとしていられない。
13時から日暮里の「ザクロ」に予約をしている。
合羽橋から、国際通り(昔、SKDの国際劇場があった)と
言問通りの交差点そばにあるバス停まで歩いて
日暮里行きの都バスに乗る。
竜泉あたりで左折して、日暮里繊維街につながる
バス通りをぐんぐん走る。
(本当はこの通りを歩くのもなかなか楽しい。
繊維街の手前に、丸昇という大学イモとおでんの店もある)
さあ着いた!13時をとうに過ぎている。
階段と坂道を踏んで高台に上がり、
夕焼けだんだんという階段をちょいと下りると
谷中銀座の入り口で、右側のにぎやかな中東風情の店が、
イラン・トルコ・ウズベキスタン料理のザクロだ。
午前中は押し押しスケジュールで
ピンと張っていた心も、
ペルシャ絨毯の広がったのびのびの店内に入り
腰を下ろせば、くはーんと解けて
たまらず安堵の笑みがくだける。
1000円で、美味しい料理が次から次と運ばるる
天国のようなとこなのだここは。
みなみな、写真を撮るのも忘れて
乾ぱーい、ごくん、ぱくり、むしゃむしゃ
さくっと 食べることに集中(見れば尊く美しい姿)。
僕も感極まって早食いしすぎないように、
たまにビデオカメラを回した。
エジプト産のデーツ(なつめやし)の実が
ねっとりと甘くて好きだ。
奥さんはお土産に買っていた。
ザクロの趣旨は文化交流であり
食材や物品も非常に求めやすい値段になっている。
次に来たら、100%ザクロ(木の実の)ジュースを
飲んでみたい。
さあさこうしてお腹いっぱいと堪能し、
夕方も近づく時刻、後は鶯谷まで歩いて帰る。
谷中銀座をぶらり往復してから
夕焼けだんだんを上がって右(上野方面)へ曲がり、
改修中の朝倉彫塑館のある通りを歩く。
静かな道なのだが、随所に特徴的なお店があったりする。
お香屋の隣に、最近は割と有名な間間間(さんげんま、だったかな)
という、古民家を曜日ごとに内容と主人を変えて使っている
お店があり、月曜日は竹の尺八作り体験ができる。
今日のツアー仲間は、奥さんの習っている
二胡(弦楽器)の先生とその生徒さん2人なのだが
やはり音楽に対する情熱と好奇心の琴線に触れたのか、
尺八作りに参加することとなった。
僕はビデオを回し、奥さんと息子は土間の上の畳敷きで
眺めたり遊んだり。
見め麗しき女性3人が、竹をのこでがしがしと切ったり
手回しドリルを懸命に回して穴をうがっている様は
そのギャップもあって絵になる。
中には似つかわしく安定していて
頼もしきお方もいますが。
こうして、なぜか帰り道で惹き込まれ、
立派でかけがえなき尺八が3本出来上がる。
それを袋やカバンに にょっと差し、
みんなで電車で帰った。
天氣よく、色々と楽しくて美味しい日でした。
ありがとうございました。
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