25日アボセットと入れ替わり7羽のセイタカシギ。29日は個体が入れ替わったのか雄3羽が姿を見せた。
私がデジカメを手にしたのは2006年春。ここマイフィールドで初めてセイタカシギ14羽撮影。シギ・チドリの世界に足を突っ込むきっかけとなった。
「枯野の猛禽」のテーマのように、一種の生態形態を時間をかけて追っていくパターンで、採食行動、水浴び羽づくろいと寛ぐしぐさ、そして飛翔。翼を広げ尾羽を開き空を飛ぶ姿は200%の魅力があり、一つの芸術だと私は思っている。
セイタカシギの飛ぶ姿を、あの日、光と飛ぶ方向を計算しながら三時間待った。一度だけではなく何度も挑戦しなくてはイメージに近い絵は難しい。
私のやることは何時も失敗の山積みである。
2006年春初めてデジカメで撮影。
♂個体であるがこの個体は頭部が真っ白。
♂の体上面は緑色光沢のある黒であるがこの色を撮るのはなかなか難しい。
♀の場合体上面黒褐色であり、虹彩は♂も♀も赤くて可愛い。