土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

秋の芽吹き

2023年10月24日 | 須川林地荒廃防止工事

 

須川林地荒廃防止工事

 

 

 

 

今月上旬に植えたケヤキの木ですが

はおおあが

あれ?

はおおあ

え?

はおおあ

(*_*)

(-_-)

(-_-;)

 

 

どうしたんだオマエ

と訝しげなそこのアナタ

じつは

マイデスクトップPCのキーボードが突然の不調で

”P”を打っても「お」としか出てこなくなり

ただ今別のノートPCに変更して文字を打ち始めたところ。

つまり

”happa”

とキーを叩いても

「はおおあ」

となっていたと

そういうわけなのでございました。

 

では気を取り直していってみましょう。

 

今月下旬に植えたケヤキの木ですが

葉っぱが全部落ちてしまい

「ありゃ枯れたのか?」

と心配していたんですが

きのうハタケ所長がよく見ると

芽が出ていたそうです。

考えてみればケヤキは落葉樹ですから

この時季に葉が落ちるのは自然なのですが

なにせ植えたのは水分がなく乾燥した場所

さては水切れを起こしたのかな

とせっせと水やりをしていたら

見事に芽が出てきたのでひと安心。

 

ここでまた疑念がむくむくと頭をもたげはじめます。

「これから寒くなるのに芽が出ていいのか?」

さっそく

モネの庭の川上さんに相談して状況を説明すると

 

「仕方ないですね。ほうっておくしかない。でもわるいことじゃないですよ。台風のあと季節外れの花が咲いたりするのとおなじです」

「それはつまり、生きようとしてるってことですか?」

「そうですね」

「じゃあもうこの若葉は落ちないんですか?」

「いや、落ちます。でも、芽が出たってことは根っ子が養分を吸い上げてるってことですから、そのままにしといてください」

 

ナルホドなっとく!

 

 

 

そう聞いて

あらためて写真を見てみると

なんだかとても元気そうに見えだすのですから

おじさん

現金なもんです。

 

ひと安心したところで

さあ次は

キーボードの「P問題」をかたづけるとしましょうか。

 

(みやうち)

 

 

追記:

約10分後にめでたく直りました。

参考にしたサイトは

キーボードから特定のキーが入力できない場合の対処方法

のうち対処方法その2

「高速スタートアップを一時無効にしてシャットダウンする」

どういうことかそのまま引用しますね。

 

******

Windows 10では、初期の状態で高速スタートアップが有効に設定されています。
Windowsを高速で起動できますが、規格の古い周辺機器が認識されなかったり、BIOSなどの設定変更を行ったあとにパソコンが正常に起動しなかったりする場合があります。
高速スタートアップを無効にした状態でパソコンを完全にシャットダウンし、問題が改善するか確認してください。

Windows 10で高速スタートアップを無効にする方法については、以下の情報を参照してください。


Q&A Windows10で、高速スタートアップを無効にする方法

******

 

ということです。

ご参考までに\(^o^)/

 

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苦心の末

2023年10月16日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

 

 

須川林地荒廃防止工事

構造物は全てできあがりました。

 

空から見ると

あらためてこの現場の厳しさがうかがえます。

 

工事を始める前には・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無惨に削り取られた山肌がむき出しで

崩れて溜まった土砂の上には倒れた大木が折り重なり

 

今だから言いますけど

当時は

「どうすりゃいいのよコレ」

てな感じで

現場に立ちすくんだものでした。

 

それを考えると・・・

 

 

 

 

 

うん

何度見てもあきませんねえ。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

 

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シカありカニあり

2023年10月11日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

まもなく完成を迎える

須川林地荒廃防止工事現場です。

 

 

 

 

ケヤキの苗木を植えました。

 

治山工事の目的は

「崩壊地等を緑の山に復旧させ適切な森林管理を行い災害に強い山造り」

をすることです。

(高知県林業振興・環境部治山林道課『治山事業ってなあに』より)

 

なので

その工程においては

「木を植える」

というのも

重要なパーツです。

そこで

近年とても困っているのが

シカやウサギなどによる食害。

特に幼樹は彼らの大好物で

あっというまに食い散らかされてしまいます。

ということで

今回その対策としたのは・・

 

 

 

 

 

食害対策防護ネット苗木用サプリガード

植えたその日に食べられたら元も子もないので

苗木植樹即ガード設置で保護。

 

 

 

 

 

 

近い将来緑の山になるのを期待しましょう。

 

なんてことを考えてたら

一本の苗木の根元でなにやら動くものが・・

 

 

 

 

 

 

カニ?

 

でも

ここは山

じゃあ

アナタはだれ?

 

 

 

 

 

 

カニです。

りっぱなモクズガニ(藻屑蟹)です。

このへんではズガニと呼びます。

 

いったいなぜ

水分がほとんどない山にいるんでしょうか?

謎です。

 

でも

わたしも山里に住んでいるから経験があるんですけど

ズガニっていうのは

当然川で生息してるんですが

ときどき陸上にあがってきて

それも

川から百メートル以上も離れたところを

ノソノソと這っていることがあるんですよね。

 

そういえば現場の下には川があり

現場の横には谷があります。

「ちょっとばかり探検してみようか」

カニさんがそう考えたとしても

なんの不思議もありません。

 

山あり 谷あり

シカありカニあり

 

そんな場所で工事をはじめて数ヶ月が経ちましたが

須川林地荒廃防止工事

まもなく完成です。

 

(みやうち)

(撮影:ハタケ所長)

 

 

 

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空から見る高知東部海岸(の一部)

2023年09月29日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

 

 

さよなら~

 

とユンボを解体して運んだあとは

 

 

 

 

 

ケーブルクレーンの撤去作業。

 

それが終われば

待ってましたとばかりに施工ヤードの撤去。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みるみるまに借りていた土地は

元の畑に戻りました。

 

 

 

 

ということで

あと2週間ほどで完成予定の

須川林地荒廃防止工事なのですが

それにしても・・・・・

 

 

 

 

 

 

クルマを走らせると

至るところにナイスロケーションがあらわれる高知東部海岸ですが

空から見ても

これがまたちがった良さで。

 

いやあ~ゼッケイ。

思わずうっとりとするじっちゃんなのでした。

 

(みやうち)

 

 

 

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すぐそこに道が見えるぞ

2023年09月15日 | 須川林地荒廃防止工事

 

須川林地荒廃防止工事

 

 

 

 

 

 

やっとイチバン下まで来ました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道路がすぐ下に見えるだけで

安心感がぜんぜんちがってきました。

そして

きのうの作業風景。

 

 

 

 

 

 

こう見ると

もうまもなく終わるような気がしないでもないですが

仮設備の撤去や

その他もろもろがあり

すべての作業が完了して工事が完成するまでは

あと約ひと月ほどかかる予定です。

最後まで気を抜かずに

がんばっていきましょう!

 

(みやうち)

 

 

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うらぐり

2023年09月04日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

 

栗石を積んでいます。

栗の石と書いて

「ぐりいし」

と呼びます。

「くりいし」

とも呼びます。

というか本当は「くりいし」で

「ぐりいし」が別称でしょうか。

どちらかはわかりませんが

このあたりでは昔から

「ぐりいし」

と呼ぶので

わたしは「ぐりいし」派です。

略して

「ぐり」

なんて呼んだりもします。

 

ともあれ

栗石。

昔から

構造物の基礎だとか背面の裏込め材とかに使われます。

この現場の場合

裏込め材として使っているので

「うらぐり」

です。

 

 

 

裏(背面)からの排水を抜けやすくする役目を受けもちます。

それと

うしろからかかる土の圧力を減らす機能もあります。

今は

一般的には砕石(再生砕石)を使うことが多いんですが

森林土木の世界では

今でも基礎とか裏込めには栗石を使うのが標準です。

本来の役目からすれば

より石の径が小さい砕石より

栗石の方が効果が高いはずですが

デメリットもあります。

それは

(砕石に比べ)

手間がかかる。

圧倒的にめんどくさいのです。

 

 

 

 

 

出来上がりをスキャンするために

現場へとやって来たルーキーくん。

「何ごとも経験だ」

というセンパイの薦めで

「うらぐり」積みを初体験。

 

 

 

 

 

昔から

「裏栗三年基礎八年」

と言います。

(ウソです^^;)

(言いません^^;)

土木の基本(のひとつ)です。

しっかりと体感してくれたことでしょう。

 

そんな須川林地荒廃防止工事も

メインの構造物である

1号土留工のコンクリート打設が完了。

 

 

 

 

打ち終わるとすぐ

暑さから守るために寒冷紗をかけて

 

 

 

 

 

 

工事もいよいよ終盤に入りました。

まだまだ夏はつづきます。

気を抜かずに集中して

でも

あせらずに余裕をもって

完成まで

がんばっていきましょう!

 

(みやうち)

 

 

 

 

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床掘りがほぼ完了してるのですが・・

2023年08月04日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

 

 

奈半利町須川の治山工事現場にて

石を割る若者ひとり。

じっちゃんの経験から言うと

この手の石は割れやすい。

そして

スパッと割れたときは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カ・イ・カ・ン \(^o^)/

 

 

 

 

 

 

わかるかなぁ

わかんねぇだろなぁ

 

 

 

 

独り勝手に懐かしい雰囲気にひたるじっちゃんは置いといて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

須川林地荒廃防止工事は

1号土留め工の床掘りがほぼ完了!

それにしても・・・

 

 

 

 

 

 

 

気になるのはアノ

台風6号「カーヌン」です。

 

きのうの工程会議の席上

「だいじょうぶ、コッチへは来ん」

と根拠なく断言してみたのはいいんですが

一夜明けて進路予想を見てみると

高知県東部にとっては最悪のコースに舵を切りそうな気配。

 

どうかお願い。

来ないでおくれ m(__)m

 

(みやうち)

 

 

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ICT治山工 feat カブトムシ

2023年07月25日 | 須川林地荒廃防止工事

 

須川林地荒廃防止

上から順に木柵を仕上げながら降りてきています。

 

 

 

 

 

 

木柵

っていうぐらいですから

杭も横木も「木」

なのが基本ですが

この現場では

木杭を打つのが困難だろうと

当初設計から

鉄筋杭を使うように指示されています。

 

 

 

 

 

そして

なんてったってわが礒部組ですもの。

情報化施工とは対極にあるような

治山工事の代表格であるこの木柵も

あらかじめ3次元モデルをつくって

それにもとづいてマシンガイダンスで山を段切りし

柵を設置する座をつくるという

ICT施工を実施中。

 

 

 

 

 

ミニバックホウの向かって右側につけている

TOPCONという文字が書かれたポール。

これが自動追尾式ナビゲーションシステム(杭ナビ)からの電波を受ける受信機です。

 

これまで2年間

「勝手にICT林道工」と自称して

手探りで森林土木工事でのICT施工を実践してきましたが

今回は

晴れて高知県認定のICT活用対象工事(受注者希望型)。

ということで

「勝手に」という冠は外しましたが

これまで同様

「勝手に」

森林土木工事におけるICT施工の可能性を模索しています。

 

そんな現場から

きのうの夕方

こんなもんを見つけた

という報告が届きました。

 

 

 

 

 

 

 

カブトムシです。

 

なんでも

社内グループウエアにアップされたこの写真を見て

社員の2歳になる娘さんが大喜びしたんだとか。

 

カブトムシとICT

ICTとカブトムシ

なんの関連もないのですが

なんだかとても

よいなあ~~~(´ε` )

ほっこりするじっちゃんなのでした。

 

(みやうち)

 

 

ぼくらと一緒に働きませんか?

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Rsパネル工法

2023年07月14日 | 須川林地荒廃防止工事

 

須川林地荒廃防止工事

2つある土留め擁壁のうち上の方

2号土留め工をつくりはじめました。

 

 

 

 

 

 

 

設計では

その他工事と同じように

木製型枠を使用してつくることになっていますが

今回この工事では

作業の安全と

工期短縮を図るために

こんな製品を使うことにしました。

 

 

 

(資料出典:有限会社創友HP)

 

 

Rsパネル工法です。

 

コンクリート製の残存型枠を

専用の金具で固定するだけなので

型枠のなかは余計なものがなくスッキリして

作業工程もぐっと少なくなり

また

型枠をばらす必要がないので

生コンを打ったあとすぐにでも

うしろに土砂を埋め戻すことができます。

 

なので

工程と安全の

両面での効果を見込んで使用することにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

製品の開発は

県内企業である松井建材有限会社さん。

試行錯誤を重ねながら完成した自信作だそうです。

お問い合わせは

これまた県内企業である有限会社創友さん。

ちなみに

NETISにも登録(SK-220007-A)されています。

 

この現場のような治山工事にはもちろん

道路、砂防、海岸などなど

いろんな工種の

さまざまなコンクリート構造物に対応できそうですね。

 

Rsパネル

いいんじゃないでしょうか(^^)

 

(みやうち)

 

 

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吹付け、終わったよ!

2023年06月26日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

 

須川林地荒廃防止工事

のり枠のなかに植生基材(植物の種と肥料やバーク堆肥などを混ぜたもの)を吹き付けて

法面工が完了しました。

その作業の性格上

否応なしに天気に左右されてしまうのが吹付け工事

特に梅雨どきともなれば

予定していた工程が倍ほどに伸びてしまうというのも

めずらしくないことで

今年の5月はけっこう雨が多かったこともあり

さてどうなるものかと内心不安でいっぱいでしたが

いざふたをあけてみたら

心配するほどのこともなく

というか

そこはやっぱり

下請けしてくれたサクセス工業さんの作業の段取りがよかったからでしょう。

雨が降るスキマをぬって

うまく現場を進めてくれたおかげで

ほぼ予定どおりに終わらせることができました。

 

いつもお世話になっているサクセスさん。

今回もお世話さまでした。

どうもありがとうございました!

 

さて今週からは

次の工程にバトンタッチ。

重機を分解して索道で現場へ運搬し

木柵の段切りから組み立てへと移っていきます。

 

その準備のひとつとして現場につけたのがコレ。

 

 

 

 

 

 

COOAU Q02とうい名前のソーラー式屋外ワイヤレスカメラです。

 

 

 

 

 

 

ブラウザ経由で映像を見るので

アプリをインストールしているデバイスだったら

どこからでも現場の映像を見ることができます。

 

さっそくウィンチの運転席にセットしたタブレットで確認

 

 

 

 

 

うん

よしよし。

これを無線機と併用すれば

安全作業ができます。

 

ということで今週も

ご安全に!

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

 

 

 

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吹付け、やってるよ!

2023年06月16日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

 

 

須川林地荒廃防止工事

吹付け作業が進行中です。

 

 

 

 

今日も

吹付け

やります!

 

(みやうち)

(撮影:HY)

 

 

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吹付け、やるよ!

2023年06月13日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

 

町道沿いに整然と並べられたのは

吹付けをするためのプラント。

 

須川林地荒廃防止工事は

法枠(のりわく)の組み立てが終わり

今日から吹付け作業を始めます。

 

 

 

 

 

黄色で囲まれた部分が法枠で

そのあいだがモルタル吹付けです。

 

 

 

 

 

完成イメージであらわすとこんな感じ。

 

 

 

 

 

幸い

今日明日の天気予報は曇り

そのあとは曇り晴れ

さあ

梅雨の間隙をぬって

吹き付け

やるよ!!

 

(みやうち)

 

 

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須川林地荒廃防止工事「工事だより」第3号

2023年06月02日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

 

 

須川林地荒廃防止工事の「工事だより」最新号です。

 

準備や仮設備が終わり

いよいよ来週からは

本工事がはじまります。

まずは

崩壊地の上部を

「のり枠」などで抑える

法面(のりめん)工事から。

 

あいにくと

四国地方は去年より2週間ほど早い梅雨入りで

今日も激しい雨が降っていますが

こんなときはムリをせず

天気の様子を見ながら

ぼちぼち行きましょう。

 

では \(^o^)/

 

(みやうち)

 

 

 

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関係者以外立入禁止

2023年05月17日 | 須川林地荒廃防止工事

 

須川林地荒廃防止工事

ケーブルクレーンの設置が終わりました。

 

 

 

 

現場対岸にウィンチを置いて

そこから現場に向けて張ったワイヤーケーブルで

伐った木や

掘った土や

工事で使う資材などを

アッチからコッチ

コッチからアッチへと運びます。

ということで

物の集積場所は基本的にコッチです。

 

 

 

 

獣害防止ネットには

セオリーどおり「関係者以外立入禁止」の札が。

 

ん?

 

 

 

 

立入禁止って

いったい

誰に向かっての

立入禁止なんだ?

 

思わずアタマが

???

となってしまったおじさん。

すぐさま思い浮かんだのは・・・

 

 

 

 

 

あるいは

 

 

 

それとも

 

 

 

 

いやいやそんなはずは・・・

 

現場監督のハタケさんにたずねてみました。

「このネットって、どっちから来るやつが対象なん?」

すぐに答えが返ってきます。

「南からです」

 

ということは

 

 

写真の下

海の方からです。

 

「だったらアノ立入禁止はシカに向けたもんじゃないわけ?」

バカな質問をするおじさんに

ハタケさんはただ笑うだけ。

 

辺りを見回してみました。

 

 

 

 

 

 

 

ナルホド

がってん。

 

集積ヤードに出入りするため

今は一部を空けてますが

作業時間外にはネットが全部閉じられて

海側からやって来る

シカやイノシシから田んぼや畑の作物を守るようになっているようです。

 

ありゃー

そうとわかると

おのれのアホさ加減に思わず天を仰いでしまいました。

 

 

 

 

 

「関係者以外立入禁止」は

獣害防止ネットを利用して注意をうながすための

「関係者以外立入禁止」で

あくまでも人間に対する

「関係者以外立入禁止」。

断じてシカやイノシシやウサギたちに対する

「関係者以外立入禁止」ではなかったのです。

 

そりゃそうやわな。

フツーに考えてみたらごくごくあたりまえの事実に気づき

勘違いしていたおのれのアホさ加減に呆れつつ

トボトボとクルマに乗り込み

スゴスゴと現場をあとにするおじさんなのでした。

 

(みやうち)

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ついていきます

2023年05月10日 | 須川林地荒廃防止工事

 

 

 

索道(ケーブルクレーン)設置中のかたわらで

対岸にある崩壊地に向かってじっとたたずむICT推進チーム長。

 

 

 

 

 

望遠レンズをめいっぱいズームしてのぞいてみると

 

 

 

 

崩壊地の上

木立に囲まれたところに

現場監督のハタケくんがおりました。

どうやら通信テスト中のようです。

 

 

 

 

 

なんでも

モバイルWi-Fiルーターでは

周りを木に囲まれた現場では電波をキャッチすることができないので

空がひらけた対岸で電波を受け

そこを中継して

崩壊地まで飛ばしてるんだとか。

 

「どうやってやってんの?」

と質問すると

あれを使って

こうしてああして

と説明してくれるんですが

おじさんのアタマではよく理解できません。

(これでもいちおうICT推進チームの一員なんですが ^^;)

 

つながったようです。

 

 

 

 

 

そういえば・・・

あれは皆がケータイ電話をもち始めたころのこと。

これとおんなじようなシチュエーションで

ケータイ同士でやり取りをしていた大先輩。

思うように通話ができないのにイライラして

首をかしげながらこう言いました。

 

「なんでつながりにくいんやろ?こんなに近いのに???」

 

「糸電話か!」

思わず吹き出しそうになるのを懸命にこらえ

こころの中でそうツッコミを入れたのが

きのうのことのようです。

 

笑いながらも

「便利になったもんやな~」

と感心したあれから25年。

当時は夢物語に近かった「テレビ電話」も

今ではごくごくありふれたものになりました。

 

変わる変わるよ時代は変わる。

ついていきますおじさんも。

だからお願い。

どうか見捨てないでね \(^o^)/

 

(みやうち)

 

 

 

 

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