この言葉はフランス語の 「mayonnaise」 に由来します。18世紀のフランスで生まれたこのソースは、今や世界中の食卓に欠かせない存在です。その起源には「混ぜ合わせる」という調理法が深く関わっています。異なる素材を調和させ、一つの美味しさを生み出します。
11月の安全パトロールめしは
先月に引きつづき安定の慎太郎食堂。
いつも食べものの写真には
手軽に撮れてかさばらないiPhoneを使っているのですが
今回はちょっと気合を入れて
サブ愛機のオリンパスE-M5-3を持参。
ランチもなるだけ「映える」ようにと
「鶏ももスタミナBBQランチ」を選んでみました。
では
待ち時間を利用してウォーミングアップ
まずはテーブルに置かれた花
お次は目の前にあるコップ
ヨシヨシ
ひょっとして今日は
ゼッコーチョーか?
なんてほくそ笑みながら
待つことしばし。
キタキタ
来たぞー
さっそく全景。
そうそうこの「照り」
のぞみどおりです。
ということで
では魂魄の気合を入れてメインのアップ。
あれ?
ピントが甘い?
というか
手前の「鶏ももスタミナBBQ」ではなく
左上の湯呑みにピントがあってます^^;
う~ん
気を取り直して
今度は真上から
ありゃりゃ~~
今度は完全ピンボケ(*_*)
う~ん
なかなか上手くいきませんねえ~~~(-_-;)
このあと何枚か撮ったんですが
けっきょく
この日イチバンの出来は・・・
「ただの水」が入った「ただのコップ」。
あゝ・・・
グルメ写真の道は険しい。
とはいえこの「鶏ももスタミナBBQランチ」。
ごはんがごはんがススムくんの味で
いつもながらの美味。
さすが安定の慎太郎食堂で
こと食に関しては大満足で外へ出ると
「また来いよ」
笑顔の慎太郎さんがそう語りかけてくれているようで
ハイ!
捲土重来を期して
店をあとにするおじさんなのでした。
(みやうち)
新装なった中岡家慎太郎食堂。
土産物コーナーを慎太郎館に移転して
部屋の全部を食事スペースに。
いかにも食堂
っていう感じで落ち着けます。
(と言いながらわたしとしたことが写真がない^^;)
お品書きもあたらしいものに。
そりゃもう
BBQ一択でしょ!
と
一瞬は思ったのですが
「鶏ももスタミナBBQチキン」
を選んだのは6名のうち社長ひとりだけ。
あとの5名のうち
ナント4人は
「だし巻き玉子」
関西風の
出汁がきいてふわっふわとした
ザ・だし巻き
という玉子焼きなんですが
わたし的にアレは酒のアテ。
ということで六分の一。
うちわで最年長らしく
渋いところを狙ってみました。
「カレイの煮付け」
(誰や「加齢の煮付け」って言うたんは)
そのお味はといえば・・・
う~ん
たしかに旨い
旨いにはちがいない
旨いのだがしかし・・・
これもやっぱり酒のアテやな^^;
と
何を見ても
何を食っても
そうなってしまうオジさん。
ま
それも健康だという証でしょう^_^
とかナントカ
バカを言ってるうちに
今日はもう週末。
事故なく
怪我なく
(アタシャそもそも”毛がない”んですけど)
終わりますように。
では
今日も一日
ご安全に!
(みやうち)
あ
そういえば
と
インスタグラムへ投稿するためケータイの写真ライブラリをながめていて
忘れていたことに気づきました。
先週の金曜日は
月に一度の安全パトロール。
といえば・・・
当ブログも
月に一度のグルメネタ。
そう
「安全パトロールめし」です。
で
今回行ったのは前回に引きつづき「ホテルなはり」。
地元では通称「ホテル」。
その奈半利町を代表する「ホテル」は
マグロ遠洋漁業に使用する船舶の修繕をなりわいとする株式会社カゴオさんが経営する宿泊施設。
ということは・・・
そこはもう
マグロでしょう。
いや
マグロに決まっています。
******
遠洋漁業の基地として栄えた奈半利港
海・山・川、そして港
豊かな自然の懐に抱かれたホテルがあります
マグロを知り尽くした
プロの料理人たちが、
妥協のない味を追求
******
というホームページの謳い文句を見ればなおさらです。
ということで今回は
シンプルなところを攻めてみました。
じゃん!
マグロ丼。
ここのそれは
いわゆるマグタク丼で
マグロの赤と
その下にちょこっとのぞくタクアンの黄色のバランスが食欲をそそります。
もちろん
見た目だけではありません。
もちっとしたマグロとポリポリっとしたタクアンの食感のバランスが
これまもた絶妙で
ふだんは少食のわたしですが
大盛りを注文すればよかったかな
と感じるほどに
ご飯がご飯がすすむくん。
♪
三日続きの寝不足こらえ
汗にまみれて引くマグロ縄
おいらの船は300トン
伸びたひげ面さっぱりそって
あすは故郷の港町
(ア、エンヤコラセ、ア、エンヤコラセ)
♪
『おいらの船は300とん』のメロディーがいつまでも脳内に鳴り響く
しあわせなランチタイムでした。
ごちそうさま!!
(みやうち)
さてと
ランチはいずこで食しましょうかねえ
と
移動中のクルマのなかでの協議の結果
決まったのは
先月に引きつづいて
ホテルなはり。
同行の3人が
唐揚げ定食
ラーメン+親子丼
五目ラーメン
とそれぞれ別なものを頼むなか
わたしはそれに迷わされることなく一択。
ツナネーズ丼です。
ツナ+マヨネーズ=ツナネーズ
ツナ
といえば
マグロ
マグロ
といっても
色々さまざま種類があるなかで
ここのツナネーズ丼に用いられているのは
びん長マグロ
と
南マグロ。
細かく刻んだ赤身に
マヨネーズをベースにした和風のソースがかかって
これがまた合う。
きゅうり、ごま、海苔のトッピングが
清涼感をかもし出します。
はじめの3分の1ほどはそのまま食べて
それはそれでわるくないのですが
けっこう薄味
なので
そこから先は
いっしょについてきたコイツをかけてみました。
「どんぶり用しょうゆ」
というラベルが貼ってあるように
ただの醤油ではなく
どうも出汁醤油のようです。
これを
かけ過ぎないように注意して
マグロの上にだけかかるように投入。
コイツが加わるとまた
味がぐっと引き締まって美味。
あっというまに完食。
う~ん
セットにすればよかったかなあ・・・
単品で注文したのをちょっと悔やんでしまいました。
ちなみに単品は780円で
唐揚げ+味噌汁+小鉢がプラスされた定食だと1,100円。
ツナネーズ丼
ホテルなはりを代表する人気メニューです(たぶん)。
ごちそうさま
また来るぜ!
(みやうち)
先週行った安全パトロールのランチは「ホテルなはり」。
カツ丼や中華飯など
同行者がいろんなものを注文するなか
わたしは迷わず一択。
ホテルなはり名物の
「なはりうどん」でした。
ざくっと言ってしまえば
冷やし中華のうどん版という感じ。
「おきゃく」によく出されるので
当地では知らない人がいないというものです。
ん?
「おきゃく」?
そうですね。
ふつうに「おきゃく」と言っても
全国的にはピンとこないひとの方が多いでしょうね。
ゴホン
では説明しましょう。
高知県で
「おきゃく」
といえば宴会のこと。
全国一般で
「お客」
といえば
読んで字のごとく
客のこと。
客を敬って言う「お客さん」や「お客さま」という表現から
あえて敬称をはぶいて独特のニュアンスを出す言い回しが
「お客」ですよね。
ですが
ここ高知で
「おきゃく」
といえば
宴会以外にありえない。
そして
多くの高知県民は
「おきゃく」が大好き。
そんな「おきゃく」に無くてはならないのが
大きなお皿にいろんな料理を盛りつけた
「さあち」。
皿鉢と書いて「さあち」。
大きなお皿そのものも「さあち」ですが
寿司やオードブルやデザートなどをひとつの皿鉢に盛りつけた料理のことも
「さあち」
と呼びます。
で
冠婚葬祭や神事
歓送迎会や祝賀会
弔いごとや祝いごと
その目的や趣旨がどうあれ
何かにつけては
「おきゃく」を催し
「さあち」を並べて
いろんな人たちが酒をくみかわす。
それが高知の「おきゃく」文化なのです。
(ま、ただの呑み会にもったいぶって「文化」とつけてるだけですけどネ)
さて
そんな「おきゃく」の「さあち」は
わたしが小さいころなんかは
各家庭で「おなごし」(女子衆=女性がた)が手づくりでこしらえていたもんですが
今ではそういうこともあまりなく
たいがいの場合は
料理屋さんや仕出し屋さんに注文してつくってもらっています。
とうぜんそこには
たとえばサバやアジの姿寿司など
定番のメニューや盛りつけというものも存在するのですが
その他に
カツオや磯魚のタタキ
ぶ厚く切った刺し身の盛り合わせ
という単体メニューの「さあち」があって
そのなかでよくあるのがソーメンの「さあち」。
ソーメンを皿鉢に盛って
その上に錦糸卵やシイタケの煮付け、キュウリの千切りなどをちらしたものです。
「さあち」のラインナップに無くてはならないもの
と言ってもよいぐらい
ソーメンの存在価値は大きなものがあるんですが
その変種あるいは亜流として
他の麺類を使う
というのもよくあるパターンで
ここ「ホテルなはり」では
それがこの「なはりうどん」なわけです。
なので
「ホテルなはり」から仕出しで「さあち」をとって「おきゃく」をする場合
あるいは
「ホテルなはり」で「おきゃく」をする場合
どちらにしても
この「なはりうどん」が欠かせぬ脇役としてある
ということなのです。
(ちなみに当然、要らないと言えば出てきません)
そんなわけで
酷暑の安全パトロール中に
夏メニューのなかにあった「なはりうどん」。
「おきゃく」大好きのわたしが
他の食べものには目もくれず
一択でそれを選んだのも仕方がないことでしょう。
といっても
「おきゃく」が始まれば
寿司を3つほどに
オードブルをいくつか口に入れると
そのまま延々と呑みつづけるわたし。
じつを言うと
ソーメンもうどんもソバも
食べたとしてもせいぜい小鉢に一杯ぐらいが関の山。
こうやって
一食分をちゃんと食べるのはおそらく初めての体験なのでした。
「なはりうどん」
冷たいうどんに甘酸っぱいタレ
紅生姜がアクセントで涼味満点。
みなさん
奈半利町へお越しの際は
いや
奈半利町を昼どきに通る場合も
ぜひ
ホテルなはりで
「なはりうどん」を。
ちなみに・・・
おい!
ちょっと待った!!
安全ベストぐらい脱いでいけよ\(^o^)/
と
わたしに指摘され
あわてて安全ベストを脱いだケーくんが食べたのは
カツ丼
でした。
(いいなあ~若いなあ~^_^)
(みやうち)
あ
そうそうそうだったわな
と思い出したのは先月末の安全パトロールのこと。
奈半利町加領郷港にあるみなと食堂satoでランチとしたのですが・・
みなと食堂といえば
なんてたって魚
当日のオススメもこんな感じで・・・
♪さかなさかなさかな~
さかなを食べると~♪
てな感じのメニューです。
で
イサギのフライ(Aランチ)に心を動かされながらも
わたしが選んだのはBランチ
カンパチのムニエル。
このカンパチがまたぷりっぷりで
しっとりした衣の適度な油と
ほどよい塩味がご飯に合う。
(たぶんビールにはもっと合う)
カンパチ正解!
とほくそ笑みながらあっというまに平らげたんですが・・・
食後
ふつふつとわきあがる疑問。
「これってネイリじゃないのか?」
県外の方に説明すると
カンパチのちいさいやつを
高知県ではネイリと呼ぶんですが
わたしの感覚では
「ちいさいやつ」
って言っても
相当な大きさのやつもネイリなはずで
さて
いったいどっからがカンパチでどこまでがネイリなんだ?
という疑問が
65年も生きてきた今になって浮かんできたわけです。
で
その場では誰にもたずねず
翌朝
アノひとに訊いてみました。
「おはよう!」
リアル釣りキチ三平としてその名も高い
ユーゴくんです。
怪訝そうにふりむく彼にさっそく質問
「ネイリとカンパチっておんなじか?」
「ちがいます」
「どんなふうにちがうが?」
「ネイリがおっきくなったらカンパチです」
「じゃあこれぐらいは?」
(じっちゃん手を50センチ程度にひろげる)
「ネイリ」
「じゃあカンパチってどれぐらいよ」
「これぐらい」
(ユーゴくん手を80センチ程度にひろげる)
「じゃあ、これぐらいとそれぐらいの間はどっち?」
「いやーそんなんカッチリ決まってないですキ」
「そしたらカンパチがおっきくなったら何になる?」
「カンパチはずっとカンパチですキ」
「ブリはおっきくなったら名前が変わるやろ。カンパチは変わらんのか?」
「カンパチはずっとカンパチですキ」
(各地でいろんな呼び名があるらしいのですが当地ではコレ、ということで)
と
ここで全体朝礼の時間
そのあと各現場のミーティングに移って
じっちゃんの質問タイムは以上で終わってしまったんですが・・・
で
独断と偏見にもとづく結論。
高知県ではカンパチのちいさいやつをネイリと呼ぶが
どこまでがネイリでどこからがカンパチかは人それぞれの感覚で
けっこう大きなものをネイリと呼ぶ人もある。
(たぶん)
以上
遅ればせながら
6月の安全パトロールめしは
奈半利町加領郷港にあるみなと食堂sato
「カンパチのムニエル」でした。
でわ。
(みやうち)
薫風。
薫る風と書いて「くんぷう」。
初夏の若葉や青葉の香りを含んだおだやかな風のことをそう呼びます。
読み下すと「風薫る」。
今月の安全パトロールは
まさにその名にふさわしいところでランチ。
北川村柏木です。
外の景色が一望できるカウンターに案内されたので
わたしはイノイチバンに慎太郎さんが見える場所にピットイン。
薫風の 人とたたへて 泪あり(中村汀女)
「泪をかかえて沈黙すべし」
という慎太郎さんのことばを脳裏に浮かべながらオーダーしたのは
日替わりランチ。
どうです?
このロケーションに
この食事。
本日のメインは油淋鶏。
カリッと揚がった衣に
さっぱり味の香味ダレ
次から次へと食欲がわきあがってきます。
そして
わたしがいつもたのしみにしているのが小技をきかせた小鉢。
この日は小松菜(たぶん)とミニトマトの・・・
煮浸し(これもたぶん)。
これもまたサッパリとした味わいで
メイン料理とのバランスが絶妙。
あまりにも気分がよいので
「薫風」もしくは「風薫る」という季語を入れて一句ひねってみたくなりました。
う~ん・・・
慎太郎さんの方を見てみると
ピカっとひらめくものが!
できた!!
その人の 足あとふめば 風かおる
ざんねん!!!
正岡子規の句です。
でもまあいいか。
この句のまえがきには「芭蕉の細道を辿りて」とありますから
その人とは、たぶん松尾芭蕉のことでしょう。
わたしもまた
偉大な先人がたどった道を端っこでもよいから踏んでいるつもりでがんばろう。
薫風吹きそそぐ北川村柏木で
そう心に誓うおじさんなのでした\(^o^)/
(みやうち)