土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

じんりき

2025年02月17日 | 国道493号防災工事



斜面の中腹にある巨石
推察するに
岩盤から剥がれ落ちたものが木の根元で引っかかって止まっているものでしょう。

ぼくらが主戦場としている国道493号界隈ではめずらしいことではなく
その一つひとつを処理しようにもとても間に合わない
数え切れないほどの転石が山の斜面には存在しています。

ここ北川村弘瀬の防災工事現場では
そんな石(岩)も受け止められるように
待ち受け式の高エネルギー吸収落石防護網(カーテンネット)を施工中ですが
この際だから
完全に浮いている石(岩)は落としておこうと協議がまとまり
いざ











無事破砕完了!


すべて人力
人のちからです。

人力
じんりょく
ではありません。
じんりきです。

そりゃぁ機械に比べれば
量的な面では
できることはたかが知れてます。
そして
少子高齢化人手不足のご時世なれば
なるだけ人がかかわる部分を減らし
機械化自動化省力化を進めてゆくぞ
というのが官民挙げての世の流れ

です
ですがっ

人力でなければ・・・

という場所や仕事は数多くあり
それらすべてを機械化自動化省力化するのは
そりゃもう無理筋というもの

だから人力
これぞ土木の原点!!

作業に携わってくれたみなさん
どうもご苦労さまでした
ありがとうございます m(_ _)m

(みやうち)
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微笑みの道

2025年02月07日 | 国道493号防災工事
毎朝チェックするサイボウズOfficeでの各現場の報告には
撮り忘れでもないかぎり
最低一枚の写真がついていて

昔から
目は口ほどにものを言う
あるいは
百聞は一見にしかず
というように
視覚から得られる情報量やその効果には多大なものがあるわけで
仇やおろそかにしてはなりませぬぞ
と口を酸っぱくして言いつづけてきたぼくですが

とかナントカ
エラそうなことをほざきつつ
何の気なしに見て
そのままスルーしてしまうことも多かったりするわけです。

そんな一枚が
ハタケ所長が撮った国道493号道路防災工事現場のこれ








先日のブログにも載せたんですが
ふと思い立ち
もいっかい見返してみると

ほぉー
あらまあ
これわこれわ

なんとも味があるワンショットではないですか。

日陰の斜面に立ち
日の当たる向こうの山並みを見つめる作業員さん
直下には道路があり
その下を川が流れていることから

予備知識がなくても
道路工事
それも山岳道路の法面工事をしていることがわかります。
季節は冬
向こう側にあるのが常緑樹の山で
手前が落葉樹だというのも
陰と陽
日向と日陰
を際立たせ
よりいっそう寒さと厳しい環境をイメージさせられます。

う~ん
詩情がかき立てられてきたぞーーー

ということで
こんなんできました!


題して
『微笑みの道』(^O^)/

******

(Aメロ)
冷たい風が 頬をなでても
小石を越えて 続く足跡
木々の間から 射し込む光
誰かの無事を 祈るその手に

(Bメロ)
落ちる影を受け止めて
守る力がここにある
道をつくるそのぬくもりが
未来に微笑み咲かせる

(サビ)
陽だまりの道を守って
そっと支える命の場所へ
落ちる涙も 空に消えてく
希望の橋が 架かる世界

(間奏)
(アコースティックギターと優しい弦のハーモニー)

(Aメロ)
揺れる斜面に 伸ばすロープが
語る言葉は 静かな約束
すれ違う人 その笑顔のため
今日も紡ぐよ 希望の道

(Bメロ)
舞い降りた木漏れ日のように
優しく包む力となり
転がる石の先を見つめて
明日を照らす

(サビ)
陽だまりの道をつなげて
守る心が 通じる空へ
どんな寒さも きっと越えられる
光の先に 広がる 安心の道

(アウトロ)
陽だまりの中 響く願い
ここから始まる 安心の道

******


いつものようにChatGPT作
なんですけどね ^^;

でわ
また来週 (^o^)

(みやうち)

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ミルク

2025年01月31日 | 国道493号防災工事
学校給食に付きもののミルク
ある調べによると10本に1本以上がひとくちも飲まれずに廃棄されているそうです。

そりゃまあね
なかには「飲まない」
つまりキライな子もいるし
また「飲めない」
つまりアレルギーなどの理由でダメな子もいるし

かくいうぼくも
軽い乳糖不耐症で
飲むとおなかがゴロゴロゴロゴロ

でも
なにも捨てなくても
と昭和中期に生まれたおじさんは思うわけですけど
現代日本では
衛生管理上、一度冷蔵から出されたものは
「飲むか、捨てるか」
の二択しかないそうです。

そもそも
学校給食で牛乳が出されるのは
昭和29年につくられた学校給食法で決まっているからで
カルシウムを筆頭にビタミンB2などの栄養を豊富に含みカルシウムの吸収率がもっとも高い
いわば食品のなかの優等生である牛乳が
戦後の高度経済成長期以降の日本の少年少女の成長を助けてきたというのは
まぎれもなく歴史的事実なわけです。

でも
昔から飲まない飲めない子は少なからずいたわけで
おじさんなんかが小中学生のころは
(小学2年か3年生までは脱脂粉乳でしたが)
そんな子の分まで引き受けて
ひとりで2~3本飲む子が必ずいたりして
先生もむしろ
もったいないからソッチを奨励していたような覚えもあります。

だから
なにも捨てることはないじゃないか
と思ってしまうわけですよ。

そんなことを思い出させたのは
現場報告にアップされたこの一枚の写真








セメントミルク投入中

セメントと水を混ぜたものをセメントミルクと呼び
アンカーや地盤改良のグラウト材など
いろんな用途で使われます。

だから建設業界では
ミルク
といえばセメントミルクで
なんなら
セメントミルクと呼ばずに
ただ
ミルク
と言うひとの方が多いくらいで


ミルクか・・・

うーん
このミルク
飲めるかな
飲めないかな
どう考えても飲めないわな

などと愚にもつかないことを考えつつ
学校給食の食品廃棄問題について思いを至らすおじさんなのでした。


そんなバカなおじさんはどうでもいいとして









北川村弘瀬の国道493号落石防止工事

順調に進んでますよ~~(^O^)/

(みやうち)
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工事再開!落石を防ぐぜよ!!

2025年01月27日 | 国道493号防災工事





北川村弘瀬の落石防止対策工事を再開しました。






ご覧のように
道路いっぱいにクレーンが座っての作業ですので
50分止め10分通行の時間制限通行止めを行っています。
493号を通って徳島市方面へと行く方
また
その逆に高知市方面へと行く方

こんな山の奥で通行止めに遭遇するなんて・・・(´・ω・`)

とがっかりする気持ちは
重々承知をしておりますが
作業の性質と都合上
どうしても行わなければ前へ進むことができません。

落石を防ぎ
安心安全な道路とするための工事です。

といっても
だから全面的に我慢しろ
という不遜な態度は
公共事業に施工者として携わる者として
厳としてつつしまなければなりません。

ですから
たとえば
時間規制内であっても
クレーンを道路に設置していないときは交通開放するなど
臨機応変の対応で
なるだけ通行者の負担がやわらぐよう考えながら施工を進めていってます。

どうかご理解ご協力、よろしくお願いいたします。






(みやうち)


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うれしいリポスト

2024年10月23日 | 国道493号防災工事

という一昨日の記事。

Xにも同様の「お知らせ」を投稿していたのですが
それに
うれしいリポストがあったので紹介します。






どうもありがとうございます!

そう言っていただけると励みになります。
 工事を受注したときから、
「落石防止柵まで仕上げてから中断する」と決め、
それに向けて現場スタッフが努力してくれました。

 これからも「地域のために」をモットーとして工事を行っていきますので、
ご理解とご協力をしていただければありがたいです。

以上
うれしいリポスト
の紹介でした。

(みやうち)


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国道493号北川村弘瀬の防災工事はJA北川支所の柚子出荷受け入れ期間中は通行制限を伴う工事を中断します。

2024年10月22日 | 国道493号防災工事









北川村弘瀬で行っていた国道493号道路防災工事
山留め擁壁が完成しました。


折しも村では
17日からJA高知県北川支所の柚子受け入れがはじまったばかり
ということで
これから受入れ機関中は原則的に工事を中断します。
(擁壁前アスファルト舗装の補修だけちょこっとやらせていただきます)

これで
落石の心配もなく
また
工事による時間制限通行止めで
地元の皆さんに迷惑をかけることもなくなり
心置きなく
いつでも通っていただくことができます。

再開は12月中旬予定。

少し手間でお知らせしますので
その際は
どうかよろしくお願いします。




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ランバージャックたち

2024年09月11日 | 国道493号防災工事

プロレスの試合形式のひとつに
ランバージャック・デスマッチ
というのがあります。

リングのまわりを対戦者以外の選手がとりかこみ
選手のどちらか(もしくは両方)がリング外に落ちたら
すぐさまリングに押し戻す試合形式のことをそう呼びます。

(じつはぼく、かつてプロレス者でした)

その由来はというと
カナダのランバージャック同士がケンカになったとき
完全に決着がつくまで闘わせたことによるそうです。


ランバージャックとはLumberjack
「木こり」のこと。

他にもティンバーカッター(Timber cutter)
なんていうのもあって
職業的に木を伐る専門職のことは
そう呼ぶ方が適切だと書かれてるものもあるんですが

そこはそれ
おじさんの「昭和のプロレス者」としての血が
こう呼ばなければ許してくれません。



ランバージャックたち

では
どうぞ!!











高知東部森林組合さん

お陰で
こんなんが






こんなになりました。






国道とは言いながら
狭い道の上で通行制限しながらの作業
ご苦労さまでした。

プロフェッショナルの業
とくと拝見させていただきました。

どうもありがとうございました。
またよろしくお願いします m(_ _)m

(みやうち)





P.S.
そういえば
おじさん
二十代後半ごろには
こんな服を着ていたことがありました。




画像出典:Modalina



厚手のウール素材で大きな格子柄。
両胸にポケット。
ランバージャック・シャツと呼びます。


そして
ヒゲを生やして
髪はうなじがほぼ隠れるぐらいの長さに。


街に住んでいたころ
そんなアウトドアファッションに身を固め
四輪駆動車で野山を駆け巡っておりました。


ん?
髪?


そりゃもちろん
かつてはありましたよ


でも今は・・・









歳月は人を変えますねえ。

でわ。


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夜間工事、ご協力ありがとうございました。

2019年05月27日 | 国道493号防災工事

 

 

日中は真夏日、

一転、夜中はふるえる寒さ。

 

 

 

国道493号無名橋修繕工事

24日20時ごろからはじめ

明けて25日の午前2時ごろに

道路舗装が完了しました。

 

作業にたずさわってくれた皆さん

ご苦労さまでした。

そして

近隣住民の皆さん

通行車両の運転手さん

ご協力

どうもありがとうございました。

 

(みやうち)



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季節到来

2019年05月25日 | 国道493号防災工事

 

 

 

無名橋という名の小さな橋を架けかえる工事、

最後の仕上げはアスファルト舗装。

施工をしてくれたのは幡西道路建設(株)さんです。


今年も

空調服を着る季節がやってきました。

ちょっと早くないか?

いえいえ

夏か? と思うような暑さがつづく連日です。

備えあれば憂いなし。

特に、暑くなりはじめのこの時季は

まだまだ、となめてたら痛い目にあいます。


暑さの三要素は、

1.気温が高い

2.湿度が高い

3.日差しが強い


それぞれに、 

早め早めの熱中症対策、

ご安全に!


(みやうち)


 

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支保工解体

2019年05月15日 | 国道493号防災工事

 

橋のコンクリートを打つときの支えとなるパイプサポート支保(しほ)を解体し、

すっきりとなった無名橋という名の小さな橋。

 

 

折からの小雨に濡れしっとりと落ち着いた

別工事でつくった石積みの護岸とあいまって

なかなかのロケーションです。

あとは防水工事をして

アスファルト舗装を敷き均せば完成です。

(みやうち)



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無名橋修繕だより(奈半利その2)

2019年05月07日 | 国道493号防災工事

 

 

「無名橋修繕だより」

奈半利(なはり)編その2

橋の修繕は終わりました。

あとは

夜間工事で道路の舗装をすれば

完成です。

(みやうち)

 

 

 

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アメミル効果

2019年05月02日 | 国道493号防災工事

 

北川村小島の無名橋修繕工事。

 

 

 

強い雨がやってくる前に

生コン打設完了。

アメミルの雨予測を利用したおかげです。


 

さっそくの

アメミル効果

 

やるね!

 

(みやうち)



 

iPhoneアプリ「アメミル」新機能紹介~人工知能と新AR機能搭載~

 

 

Android版もあります。 



 

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無名橋修繕だより(小島編その3)

2019年04月30日 | 国道493号防災工事

 

小島無名橋修繕工事の

「工事だより」第3号ができました。

ゴールデンウィーク明けに地元に配る予定らしいのですが、

インターネット先行配信です。

 

 

 

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測るのもひと苦労

2019年04月23日 | 国道493号防災工事

 

 

 

さて、わかってもらえるでしょうか?

ダンプトラックが走っているのは、

小さな小さな、ホントに小さな橋なのです。


その修繕が終わり、きのう、

発注者の監督職員さんにできたものを検測してもらいました。

 

 

 

 

 

測るのもひと苦労です。

日本全国365日

道路はこうして守られているのです (^^)

 

 

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珍客

2019年04月22日 | 国道493号防災工事

 

打ち込んだ生コンクリートには

養生マット

というものをかけ

水分を供給してやることが必須です。

 

 

 

 

そんな

養生マット

の上に珍客が・・・

 

 

 

 

季節がら

もあるんでしょうが

たっぷりと水分があるからでしょうね。


閣に座して遠き蛙をきく夜哉 (与謝蕪村)

げろげ~ろ。


南国土佐の高知はもうすぐ夏なのであります。


(みやうち)




 

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