土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

Twist and Turn to Solve It ❣

2024年09月10日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事

二又4号橋仮橋です。






橋脚となる鋼管杭を打ち込むところにでっかい石が

でも
こうやって3次元であらかじめ把握しておくと
事前に対策を準備することができます。


同じく
橋台となるところも







図面どおりに施工するよりも
ああやってやった方がよさげ。

なんてイメージがすぐ湧いてくるし

なによりよいのは

発注者もぼくたちも
同じ3Dを見ながら話すことによって
互いが共通のイメージをもちながら協議することができます。


そうそう
こんなところも







県道へタッチするところですが
ココちょっとキビシそうですねえ

とか

これはどこに移設させようかとか

次から次へと
具体策が煮詰まっていきます。


いつものことですが
これがチーム礒部のBIM/CIM。









さあ
ぐるぐる回せ。
くるくるねじれ。


ねじって回して問題解決だ!!

(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高規格道路工事のための仮橋をつくりゆうぜよ!

2024年08月27日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事




北川道路新二又4号橋仮橋工事
オリジナルイラスト看板ができあがりました。


左下にいるのは
北川道路の公式イメージキャラクター
とんぺいくんです。

先日
その名前の由来について
こんな説があるのを耳にしました。

阿南安芸自動車道の一部であり
東洋町から北川村へ入って奈半利町へとつながる北川道路だから


とん
ぺい

=とんぺい

ホントかウソかわかりませんが
わるくないんじゃないでしょうか。

そんなことはさておいて現場の方です。








盆休み明けから
伐開作業に入りました。









まずは仮橋の起点
国道493号側からはじめ

ソッチが済むと反対側
国有林道がある終点側の木を伐ります。






そして
ちょうど1週間後のきのう完了。







橋が架かるルートがあらわになりました。

すぐにでもドローンを飛ばして
地形を点群データ化したいのですが

あいにくと
西南海上を北上する台風10号が
九州~四国~本州を縦断するような気配。

どうやら測量は来週になりそうです。

終わったら
既に制作ずみのコイツを点群データにのっけて





地形込みの完成モデルを紹介しますね。

乞うご期待
でわ。

(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

走れハヤト

2024年08月09日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事




入社5ヶ月目のハヤトくん。

現場での移動は
いつも小走りです。

誰に言われたわけでもないんですが
いつも小走りです。

そうそうそういえば
かつてはわたしもそうでした。

だから
入社する若いひとには
いつもこう言ってました。

「チンタラ歩くんじゃない」
「はしれ~~~!」

ところがこれ
片方は正しいけど
もう片方はマチガイ。

もちろん
マチガッてるのは
現場で走ること。

いやいや
走ることのすべてがわるいわけじゃないですよ。

ただやみくもに走らない。
つまり
あわてない。

これが現場の基本です。

かといって
急がなければならないときはあります。

でも
そんなときでも
あわてない。

あわてる心は現場で起こる諸悪の根源となります。

急ぐときは急ぐ
でも心はゆったり
ゆとりと余裕をもって
これが理想ですが
なかなかそう簡単なものではありません。

だからふだんから
あわてない
を基本におくこと。

これが大事な心持ちです。

でも
かつてわたしが若いひとたちを叱咤していたもう一方

「チンタラ歩くな」

これは正しい。

チンタラ
とか
ダラダラ
とか
グズグズ
とか

そんな態度ではまともな仕事はできるはずがありません。

っていうと

「オレ、チンタラなんかしてねえし」

面と向かってそう言えなくても
あきらかにそう思ってるという顔を
チンタラ系のほとんどはするんですが

当人がどう思おうと
仕事に対する姿勢は外見に出るもの。

わたしが言う「チンタラ」は
その態度や姿勢のことをあらわしてるにすぎないんですが
わかっちゃくれないんですよね
そういうヤツにかぎって。
(あ、今は当社にはひとりもいませんよ、そんなヤツ)

となると
「チンタラ」と「走る」
どっちがいいかというと
そりゃもう
圧倒的に「走る」の方がいいわけで

特に若く発展途上の人にとっては
「走る」
を心がけるっていうのは
とても大切なこと。

だから
それをふまえて結論。

急ぐときは急ぐ
でもあわてない。
ゆったりとするときはゆったりとする
でも切り替えは素早く。

要はメリハリ
緩急自在
これが理想です。

ということで

走れ!ハヤト!!

でも
たまには立ち止まって
うしろを振り返ったり
周りを見たりもしようぜ (^_-)-☆

でわ。

(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Just by looking

2024年08月07日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事












ぐるぐる回す

ぐるぐる回せば
見えないところが見える
行けないところへ行ける

そして
わかることがある。

といっても
必ずしも3次元にしなければわからないわけじゃなく

じっさいに

「ここってこのやり方じゃあムズカシイんじゃない?」

とわたしが投げかけたこの仮橋と地山の取合せ部分も

超ベテランの現場監督さんは
2次元図面からすでに問題課題を読み取り済みで
すでに対策案を考えていたんですが

こうやって3次元モデルにすると
デキる人のアタマのなかだけじゃなく
入社4ヶ月
技術者見習い卵の卵
のルーキーくんだって一目瞭然。


この
一目瞭然
just by looking
じゃすと・ばい・るっきんぐ

というやつがとても大事で
そうすることで
老いも若いも
デキるもデキないも
シロートもプロも

おんなじイメージを描くことができ
それにもとづいて仕事ができます。


ということで
今日はこの現場のすぐ近くではじまる別の工事の初回打合せ。

本日も
じゃすと・ばい・るっきんぐ
でいきましょう!

(みやうち)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千客万来

2024年08月06日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事

地元の方へ
あいさつを兼ねて工事の説明に。






かと思えば
コチラはパトロールの途中で立ち寄った
奈半利川淡水漁業協同組合の理事御一行さん。





ちょうどよかった
これまた工事の説明。


きのうはきのうとて






ご夫婦でしょうか?
男性と女性のペアがなかよく鮎釣り。


見渡すかぎり山と川
そして空
しかない現場ですが

ご覧のように
人との接点もないことはありません。


そうそう
この前なんか

こんなお客さんが・・・








薮のなかから
ひょっこり顔を出して


こんにちわ!!









まだまだ工事は始まったばかりです

どなたさまも
今後とも
ご指導ご鞭撻のほど
どうぞよろしくお願いもうしあげます。





(みやうち)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超ベテラン

2024年08月02日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事







おはよーございます
みやうちです。

じつはわたし
住んでいる集落の代表をやっていて

きのう
役場が各地区の代表を集めて
年に一度の村内一斉防災訓練の打合せ
っていうやつをやったんですよね。


その場で発表されたのが
例年なら9月のはじめに行われる訓練を
今年は月末に開くことにした
ということ。

その理由っていうのが
この猛暑。

それぐらい厳しいのが
今年のこの暑さということなんですが

だいたいにしてからが
三々五々とあつまってくる
おじさんおばさんお爺さんお婆さんたちの半数は
(あ、ちなみに、役場職員を除く参加メンバーに60歳以下はおりません)

開口一番

「あついなー」

そういうわたしも
それを受けて

「あついねー」

これが十数年前のわたしなら


「ナンボあついあつい言うてもあついがは変わらんわ」
とか

「そんなこと口に出さんでもわかっちょら」
とか

「しょーもないこと言うな」
とか

声には出さないけど
いつもそう思っていたのですが

近ごろでは
やっと大人になって

この会話における時候の挨拶っていうのが
じつによいクッションだということに
やっと気づきました。


「暑いですね」
「寒いですね」
から

「お元気ですか?」
「体調はどうですか?」
なんて

やわらかく本題に移行していく。


この効能が
尖っていた時代にはわからなかったんですよね。


ということで





まいにち暑いですねー
お元気ですか?








今日、登場してもらったのは当社の重鎮。

現場一筋42年の超ベテラン
酸いも甘いも噛み分けた
ちがいが分かる65歳。
ツヨシ専務です。

これまでに
高知県建設優良工事施工者表彰を自身の名で5回受賞
若い衆のサポート役を含めると両方の指では足らないほど。
名実ともに
押しも押されもしない当社の看板技術者である彼が


先月24日から
監理技術者として従事しているあたらしい工事が

北川村二又に施工する
新二又4号橋仮橋。


地域高規格阿南安芸自動車道の一部である北川道路は

地元では
「めがね橋」
の愛称で親しまれている国重要文化財の二股橋周辺を通り
山を削り4つの橋を架けるという大掛かりなものとなりますが

そのイノイチバン
最初の工事を
このたびめでたく当社が受注し
その初っ端を彼が受けもつことになりました。


あらためて数えてみれば
この12年間で
本設が2本に仮設が2本と
これまで4つの鉄骨桟橋を架けてきて
これが5つめ。

まさに
桟橋のプロフェッショナルと呼ぶにふさわしい技術者です。


今回はどんな橋かというと・・・












3Dモデルはまだ未完成 ^^;

コイツを鋭意制作中なのは
彼より2歳年上の
このわたし。


お互い
いつのまにか超ベテランになっていたけど

なにはともあれ
がんばっていきましょうぞ!!

ぼちぼちと (^_-)-☆

(みやうち)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする