国道493号道路災害復旧工事、小島3工区。
掘削を始めました。
初日、バックホウが上がってまず一次掘削。
2日目、ラス張りをしてモルタルを吹付け。
そして3日目、その下を二次掘削して、またモルタル吹付け。
このあと、ロックボルトを打ち込みます。
(ひの)
北川村小島です。
私が最初この地で仕事をしたのは15年以上も前のこと。
その時土地の人から、「小島は雨の巣じゃき」と聴きました。
今日も今日とて朝から横なぐりの雨。
現場に備え付けた雨量計を見てみると、
昨夜から40mm近くの雨が降っています。
ところが、国道を通りがかった役場の職員さんが車を止めて言うことには、
「この雨どうしたこと?シモは全然降ってないき、傘も持ってこんかった」
「ウソやろ?」と私。
やはり小島は「雨の巣」なのでした。
降りそうで降らないそんな天気のなか、
2工区の背面盛土を行なっています。
仮設ヤードで選別して仮置きしていた土砂が、
先日来の増水で流されてしまったため、
2kmほど下ったところから土を運んでいます。
効率は落ちましたが、道路盛土用には最適のものが使えるようになりました。
まるでコシヒカリ、ケガの功名です。
この土を使えるように尽力して下さった皆さま、
どうもありがとうございました。
しっかりと締め固めます。
(ひの)
工期は迫ってきたのに台風と雨で思うように進まない現場。
進捗グラフを見ると「余裕がない」状態ではないのですが、
こんな時は、なんとはなしに心に余裕がなくなってくるものです。
そんな今日、「ちょっと見てくれんろか?」と地元の女性が現場へ。
お宅に行ってみると、崩れそうな石垣が。
「お父さんが生きちょったときはコチコチ治しよったけんどねえ。アタシじゃようせん」
お金のかからない工法を提案して了承してもらったのですが、
どうやら人に影響を与えそうな気配はないようなので、少し待ってもらうことにしました。
工事が終わったら必ずお伺いします。
(ひの)
国道493号道路災害復旧工事、小島2工区、
今日から再開です。
水が引いてみると、すっかり河原に戻ってしまった感がありますが、
とりあえず工事用車両が入ってこれるぐらいに敷均しをして、
明日は生コン打設、そのあと背面の盛土作業と続きます。
(ひの)
国道493号道路災害復旧工事、小島3工区。
注入したグラウト材の養生も終わり、
本来なら、さあ掘り下がるべし、というところなのですが、
道がありません。
ぎりぎりバックホウが這い上がってこれるぐらい水が引けば、
なんとかなるのですが...。
足が速い台風4号、あっという間に過ぎ去ったようですが、
先週末の雨がボディブローのように効いており、
とうとう仮設道が冠水してしまいました。
まだこの後には、台風5号が怪しい動きを見せているため、
仕切り直しは来週から、ということになりそうですね。
(ひの)
小島災害関連治山工事。
この前の投稿から2週間あまり。
あちらが崩れればこちら、こちらが崩れればあちらと、
たび重なる崩壊で現場は進んでおりません。
そして土曜日の大雨で、また岩盤崩壊です。
折しも、台風4号が進路を北向きにとりはじめ、またしても大雨が降りそうです。
台風通過でどのようになるか、
そこから仕切り直すしかないですね。
(ひの)
大型ブロックがもうすぐ据え付け完了、というところで大雨。
夕方近くなって雨はまだやみませんが、少し小康状態。
奈半利川の水位は若干下がったようです。
ただ、夜中にまた、強く降るという予報。
どうぞ長く降り続きませんように
(ひの)
国道493号道路災害復旧工事、小島3工区。
鉄筋挿入工(ロックボルト)で2号仮設橋の橋台周辺を補強しています。
ふつうは削孔した後、その穴に鉄筋を挿入するのですが、
今回はOSDPロックボルトを採用しました。
この棒鋼自体が削孔のロッドになります。
自穿孔(じせんこう)型ロックボルトです。
先端に鉄ビットをつけて、継ぎ足しながら打ち込んでいきます。
この後、セメントミルクを注入して、硬化するまで養生。
結果が確認出来しだい一次掘削。
上から何段階かに分けて固めながら下へ降りていく予定です。
(ひの)
国道493号道路災害復旧工事、小島3工区です。
この前から埋め戻しの作戦を変えました。
三転ダンプトラック、つまり後ろだけでなく右からも左からもダンプすることが出来ます。
2トン車ですので、かなり小ぶりですが、これを3台使って下で選別した土を運んで上からダンプ。
今日で12段目の埋め戻しが完了します。
(ひの)
当初案は「下さい」で終わっていたのですが、
「ね」を入れるように私がリクエストしました。
出来たら最後に顔文字かイラストが欲しかったのですが・・・。
仮設橋の下で作業をしていると、車が通るたびに振動と音がスゴイのです。
お願いします、ゆっくり通って下さい「ね」。
(ひの)