現場の近所のかたから、差し入れをいただきました。
「きび」です。(ひのです)
しかもご丁寧なことに、茹でてくれています。
「きび」、「とうきび」。このへんの言葉はまだ、トウモロコシと結びつきますが、
私がむかし暮らしていた宮城県では「とうみぎ」と呼んでいましたね、たしか。
そういえば、青森では「きみ」と言うらしくて、そのなかでも「嶽きみ」というブランドトウモロコシがあるのだと、
新しい分野の事業としてトウモロコシづくりをしているという、青森県の建設業者のかたに聞いたことがあります。
そんなことをボヤ~っと考えながら見ていると、
O君が、「あ、なんでそんなにキレイに食えるんっすか?」と、N先輩を指していうのです。
あらためて見ると、O君と彼と同年代のM君のはぐちゃぐちゃで、それに比べてN先輩のほうは、ひと粒残らず整然と食されています。
食べ方をレクチャーするN先輩と、それに聴き入るO君M君。
「オマエ、そんなの教えられんと出来んがか?」とチャチャを入れる私。
「だってオレ、子どもの時、こんなんあんまり食ったことないっすよ」。
「またまたオマエ、そんな上品なこと言うて、北川村の子のくせに」。
何はともあれ美味かった。
ありがとうございました。