土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

光と影の魔術師

2021年10月05日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

(撮影:HY)

 

塗膜

(塗った塗料が固まることでつくられる膜)

の厚さを測ってます。

 

ひとくちに塗装といっても

ただ塗ればいいってもんではありません。

きちんと設計で決められた厚さを満足させるものでないと不合格なのです。

 

それにしても・・・

この写真、光と影のコントラストがみごとです。

 

撮影したのはHY所長。

これから彼のことを

礒部組のレンブラントと呼ぶことにしましょう。

 

よっ

光と影の魔術師!

 

次回作を期待してますよ。

 

(みやうち)

 

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ブラスト

2021年10月01日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

時折り思いついたように激しく降る雨と風は

はるか遠くの南海上を移動する台風のせいでしょうか。

 

橋下での作業の利点は

そんなときでも仕事が進められることです。

 

 

 

 

 

ブラスト作業進行中。

 

調べてみると

ブラストっていうのは

本来は、突風とか爆風とかいう意味らしいですね。

 

台風のブラストは

人の生命や財産を脅かしますが

こちらのブラストは

人の暮らしを下支えします。

 

言い換えれば

あちらのブラストはヒール(悪玉)で

こちらのブラストはベビーフェイス(善玉)。

 

日本列島365日

道路はこうして守られている。

 

そんな仕事に誇りをもちつつ

本日も

ご安全に!

 

(みやうち)

 

 

 

 

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メモメモっと・・

2021年09月24日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

 

 

毎月恒例の社内安全パトロール。

作業所長の説明に耳をかたむける参加者たちのなか

よりいっそう熱心だったのが2名の事務員さん。

 

 

 

 

 

 

 

やる気じゅうぶんです。

 

 

 

 

 

【礒部組「仕事のカキクケコ」】(その2)

・「キ」記録(メモ)をとる

メモをとることは正確な仕事の土台となり

「言った」「言わない」の水掛け論を防ぐ効果があります。

 

 

あゝ

そういうわたしはどうなのか・・

 

このあとも

他人の言うことには耳を貸さずに言いたい放題。

しまいには

「上司は思いつきでものを言う」

などとうそぶく始末。

 

「人の振り見て我が振り直せ」

胸に手を当て

じっと反省するおじさんなのでした。

 

(みやうち)

 

 

 

 

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「前略、橋の下から」第5号

2021年09月22日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

前略、橋の下から。

 

 

 

 

「おたより」第5号でした。

 

そうそう

最近、『2030年ジャック・アタリの未来予測』(ジャック・アタリ著、林昌宏訳)ていう本を読んだんですが

なかにこんなことが書いてあったんですね。

******

アメリカのインフラ設備の老朽化も多くの問題を引き起こす。アメリカ運輸省によると、道路の老朽化が原因で2013年には1万4000人が死亡し、114億ドルの医療費が発生したという。

******

 

114億ドル?

円にするといったいどれぐらいなんだ?

すぐには計算できません。

Googleさんに頼んで日本円に換算してみました。

1,244,845,800,000円

 

むぅー・・

残念ながら

あまりに大きすぎて単位がわかりません。

別のサイト

↓↓

https://keisanki.me/calculator/index/USD/11400000000

にお願いすると・・

 

はい、

すぐに答えがでました。

ナント

 

約1兆2,453億5,722万887円

 

だそうです。

 

 

う~ん・・・・

ともあれ

こうして日本の道路は守られている。

 

今日まで

そして

あしたから

 

(みやうち)

 

 

 

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ブラスト作業進行中

2021年09月21日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

ウェザーニュースより

 

 

日本海側を通過する

という希望的観測かつ勝手な思いとはうらはらに

日本列島に近づいてからは

ほぼ真東に移動した台風14号。

 

あらあら

来るよ来るよ

臨戦態勢に入ったのですが・・

 

けっきょくは

この地方にはそれほど大きな影響がありませんでした。

 

といっても

まったく影響がないはずもなく

次の日は台風一過恒例のあと始末。

 

 

 

 

 

 

といっても

すぐに通常作業にもどることができました。

 

 

 

 

 

矢筈橋の下では

ただ今ブラスト作業が進行中。

 

 

 

 

ずいぶんと様相が変わってきましたね。

 

(みやうち)

 

 

※ブラスト

塗装前の表面処理。研磨剤を製品にぶつけて行う。

 

 

 

 

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支える人たち

2021年09月14日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

前略、橋の下から。

少し前の作業風景ですが・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「支える」

ということばがピタリと当てはまりますよね。

 

文字どおり陽の当たらない

この地道な仕事が

わたしたちの「ふつうの暮らし」を支えます。

 

以上

撮影はすべて

HY所長でした。

 

(みやうち)

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はぎ取り

2021年09月13日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

 

完全装備です。

 

いざ!

 

 

 

 

どんな作業をしているかというと・・・

 

 

 

 

 

 

塗膜のはぎ取り作業中です。

 

これが作業完了の状態。

 

 

 

 

 

 

塗装

ひとくちにいっても

いくつもの段階に分かれてます。

 

次はブラスト処理。

ブラスト材料(研磨材など)を

圧縮空気で吹き付けて

表面のサビや汚れを取り除きます。

 

 

じょうぶで長持ちする橋になるように

一つひとつの工程を

まじめに

ていねいに。

 

今週もがんばろう!

 

(みやうち)

(撮影は下請け会社の作業員さんでした)

 

 

 

 

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前略・橋の下より

2021年08月20日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

前略

橋の下より

 

工事だよりを届けます。

 

 

今日も雨です。

 

でわ。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

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鋼桁孔明

2021年07月09日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

矢筈橋修繕工事です。

 

古くなった橋げたに

当て板をして補強する作業にとりかかってます。

まずは補強する箇所への穴あけから。

 

 

 

 

「鋼桁孔明工」

という作業です。

全部で660個の穴をあけます。

 

 

 

こんなんでました (*_*)

 

 

 

 

 

 

ドリルで穴をあけるときに出た切り屑です。

 

マスクよし

シールドよし

保護具着用で

「日本列島365日、道路はこうして守られている」

 

ご安全に!

 

(みやうち)

 

 

 

 

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地道にていねいに

2021年07月07日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋げたの断面修復工法

といっても

 

カッター入れ

はつり

鉄筋のサビ止め

プライマー塗り

モルタル塗り(薄い層を何回にも分けて)

 

とササッと済ませられるような工程ではありません。

一つひとつ地道にていねいに

じょうぶで長持ちする橋に生まれ変わらせるため。

作業はつづきます。

 

日本列島365日

道路はこうして守られています。

 

(みやうち)

 

 

 

 

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ケガキと墨出し

2021年07月02日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

 

 

橋の下です。

図面を見ながら

当板で補強する箇所の

墨出し、ケガキ、をしています。

 

 

墨出し、ケガキ。

ふつうに使う人には普通の言葉です。

(アタリマエか)

でも、ふつうに使うのを耳にしたことがない人にとっては

普通の言葉ではありません。

(これもアタリマエか)

 

 

ではどんな作業か。

う・・・・

 

悲しいかな。

自分の言葉で伝えることができません。

 

ということで

いつものように調べてみました。

以下『コトバンク』よりコピペします。

 

【墨出し】

建築現場で、柱・・壁面などの構造体に工事の基準となる線を、設計図面通りに墨やインクで記すこと。

(『デジタル大辞泉』「墨出し」の解説)

 

【けがき】

罫書。製作図面に従って,工作物の表面に加工基準となる線や穴位置などを描く作業。

通常,定盤上に工作物を置き,その表面に青色のけがき塗料を塗り,先端がちょっと折れ曲った硬い針状の (けがき針 scriber) で塗料をひっかいて線を描く。

(『ブリタニカ国際大百科事典小項目事典』「けがき」の解説)

 

 

ハイ、

写真の作業後は

こんなんです。

 

 

 

 

桁の腐食がひどく

ボルト孔のケガキに

思ったより苦戦中です。

 

 

 

 

 

 

高知県安芸郡北川村の山の奥

国道493号の橋の下

 

丈夫で長持ちする橋に生まれ変わらせるため

今日も奮闘中!

 

日本列島365日

道路はこうして守られている

のであります。

 

(みやうち)

 

 

 

 

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削孔完了

2021年06月17日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

 

 

 

矢筈橋の補修工事は

支承部のアンカーの孔あけ

~削孔(さっこう)と呼びます~

作業中。

 

 

 

 

 

 

 

あけ終わった孔はハンドスコープで中をチェック。

 

 

 

 

 

掃除をして

 

 

 

 

 

 

 

 

完了です。

 

手伝いに来ていたKくん。

 

 

 

 

 

 

見るもの聞くもの

すべてが珍しいようでした。

 

(みやうち)

(撮影:HY)

 

 

 

 

 

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支える

2021年05月24日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

(撮影:HY)

 

 

ここはどこでしょう?

 

 

橋の下です。

上をクルマが通ってます。

 

 

古くなった支承を取り替えるために

現在

あたらしい支承の位置を決め

橋台に穴をあけているところです。

 

支承

 

かんたんにあらわすと

こんなものです。

 

 

 

(支承を用いた橋梁の例(単純桁橋)『Wikipedia~支承~』より)

 

 

ひと言で言いあらわすと

「橋を支える装置」ですね。

 

 

「支える」

わたし、

この言葉が大好きです。

 

「ふつうの暮らしを支える」

それが「土木のしごと」です。

 

日本列島のあちらこちらで

こうやって

ふつうの暮らしが支えられています。

 

以上、

週初めの現場情報は、

橋の下からでした。

 

 

さあ

今週もよくない天気がつづきますが

はりきっていってみましょう。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

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なおす

2021年05月11日 | 国道とか県道とかの橋梁修繕工事

 

 

 

 

 

国道493号矢筈橋橋梁修繕工事をはじめました。

連休前に足場をかけて

ただ今

調査測量中です。

 

 

 

 

きのうは

発注者さんと

設計コンサルタントさんと

当社が一堂に会して三者会議。

 

 

 

 

 

色々さまざまな

疑問やら課題やらを話し合いました。

 

 

会議が終わっての帰りみち

こんなものに出会いました。

 

 

 

 

 

 

人生二度目の

Googleストリートビュー車との遭遇です。

 

そこで思ったこと。

 

 

古くなった橋をなおし

長持ちさせるための橋梁修繕工事の結果は

Googleストリートビューでは見ることができないけれど

ふつうの暮らしを下ざさえするという意味では

「今という時代」の「土木のしごと」のど真ん中。

ある意味

王道を行く仕事ではないでしょうか。

 

「つくる」だけが土木ではない。

「なおす」も立派な「土木のしごと」なのです。

 

ってまあ

今やそんなことはあたりまえのことなんですが

わたし自身が

そういった仕事をあまりしてこなかったせいか

あらためてそう感じたのでありました。

 

(みやうち)

 

 

 

 

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