国道493号北川道路柏木1号橋
A2橋台の本体が完成しました。
この上に橋(上部工)が架かります。
すでに現地入りしている上部工施工業者さんが
「いや~キレイな仕上がりですね~さすがです」
と褒めてくれました。
いくつになっても褒められて伸びるオヤジは
自分がやった仕事でもないのに
「でしょ、ですよね、ホントによくできてる」
なんて
鼻高々でした。
というのはさておいて
きのうは
足場を解体してしまわないうちに
寸法や配置が規格を満足させているかどうかを
発注者に検査してもらいました。
結果は・・
ハイ
こちらもすこぶる良好!
で
来てもらったついでにちょっと相談。
橋台の仕戻し
取り合わせ箇所
地山との擦り付け部分をどうするかについて。
設計コンサルさんは
なかなかがんばって描いてくれてるんですが
どうも複雑で現地の地形とは上手くフィットしないみたい
なので
もっとシンプルな構造を提案してみました。
現地に丁張りも設置してたんですが・・
ICT推進チーム長のモッチャンが使ったのはAR(拡張現実)。
(使ったソフトは Nex Terrace 社の Terrace AR )
↓↓
別のソフトで作成した3次元モデルを
TerraceARを使って
現地の空間に映し出してみました。
結果は・・
当社提案の構造を採用。
丁張りとAR
どちらにも
メリットとデメリットがあり
あたらしい手法だからよくて
従来のやり方だからよくない
その逆に
従来の手法にこだわって
あたらしいやり方を排除する
どちらにしても
どちらがよいかは
その場その時によってちがって当然
一面的なものの見方や
どちらか片方への片寄りは
とても危険です。
少なくとも
令和6年の今を生きる現場技術者なら
どっちも使えた方がよいし
自分の武器としてどっちも持っておくべきだとおじさんは思うんですが
皆さんはどう思いますか?
では
(みやうち)